感想一覧

素敵な作品をありがとうございます

何度目かの読み返しでこの回のお話も読み返すたびに文才のない私にはとても表現できないほど心にぐっと来て涙が込み上げてきます。
ただそんな心中で個人的に一点だけどうしても気になる、というかモヤモヤしてしまう箇所がありまして...

それはオズホーン氏がご両親の死に際について語るところで、とても仲の良い幸せそうな夫婦がある種の笑い話にもできるような、なんというか"らしい"最期を遂げた、とオズホーン氏は認識しており、ソフィに語っていると解釈しました。
ただ、大型生物の丸呑みは側から見ると一瞬の出来事でも、当事者(ご両親)の立場ではおそらく即死する事はできず、体は唐突に激流にさらわれ、視界は暗闇に閉ざされ、胃に落ちて消化される、あるいは口内から食道を通る際にじわじわすり潰されてしまったのではないかとつい考えてしまいます。
そうなるととても"らしい"最期とは思えず、ご両親の心情は本当に幸せだったのかと、痛みと恐怖に喘ぎ、伴侶も同じ苦しみを味わっているのかと絶望しながらの最期を想像してしまいました。
もし超重量級の生物が氷上に乗り上げた際に巻き込まれての即死であったり、あるいは割れた氷から落ちて瞬時に心臓麻痺を起こしたりだとか、何かしらの理由で当人たちも幸せな気分のままお亡くなりになったような描写があれば悲惨な心情を想起する事もなかったのではないのかな、と。

私の細かいところに気を取られすぎてしまう悪癖のせいで難癖をつけられたように感じさせてしまいましたら申し訳ありません。
ただ、その後の展開がとても素晴らしいものであったが故に、余計に気になってしまうのかもしれません。

連載当時、水を差すような個人的な意見を感想としてお伝えするのはどうなのだろうか。と迷いに迷って結局差し控えていたのですが、読み返してもやはり同じ気持ちになってしまったのであくまで個人の感想として吐き出させていただきます。

このエピソード好きすぎて時々読み返しにくる
初対面時全裸ヒロイン好き（性癖

理解できない悲しさ、それも人。
いつか理解してくれたらとの。　
ある意味、周りも含め見なかった人たちかな。私には今さらとか、読んでいるからの視線ですが。

知らないから、知ることを知らない、彼女だけでなく今さらな人に少しイラときたかな。

子育てをしながら、仕事をし、大事な会議の日に子どもが熱。早退して仕事を持ち帰り、機嫌の悪い子を寝かせてから夜中まで残りの仕事をして、また次の日…。本当にあの頃の辛い日を思い出して、あの頃の幼くてかわいい子どもの姿は一生見ることができなくて…。それでも周りのサポートのおかげで乗り越えられた自分は恵まれていたんだなぁと実感しました。泣きながら書いてます。

何度読んでも素敵です
いつも泣いちゃう
私も胸を張って生きなくちゃ！

書籍版では削られていましたね。web版の方が好きですが、削られた理由はなんとなく推測できます。
キレイなものだけ残された、ですかね。

一つ一つの物語が感動的で、読み進めるのに時間がかかりましたが、素敵な時間でした。出会えたことがとても嬉しいです。

自身の身をおして心や身体に深い悩みをもつ患者？さまに、本当に素晴らしく心暖まる対応をするソフィーに、心底惚れました。素敵なお話をありがとうございます。

感動してどうしたら良いかわからない。