感想一覧

▽感想を書く
[一言]
 個人的な感覚だと、読者の低年齢層化が進んでいるのかなーというのはあります。

 なろう読者におけるベテラン勢がさほど面白いと思えない、腐るほど使い潰したようなテンプレをなぞったような作品(しかも文章もさして上手いとは思えない稚拙なものもある)が、ランキング上位に君臨し、何十万ポイントも稼いでるだと?
 解せぬ、解せぬぅ……。

 その理由はなにか?

 ――単に新規の若い人たちが読んでるんじゃね?


 この考察は昔からあって、
 個人的に勝手に定義している『あだち充現象』というのがありまして、似たような作品を書いているのに一定数売れる、一体だれが買っているんだ? 物凄いあだちファンがいて、彼らが買っているのか? いやどうも違うぞ。新規の若い人であだち作品を読んでいる、そうとしか思えない。彼らからしたらそれはマンネリではなく、フレッシュな作品だからな。
 こういう勝手な理屈でございます。


 もちろんその逆の『コスプレ現象』というのもありまして、つまり『人間というのはマンネリ化した夫婦の営みであっても、衣装やシチュエーションさえ変えれば、それが快楽として何度も機能するのだ』というものです。
 しかもこれはあだち充作品にも該当します。


 このどちらか、もしくは両方が、なろうランキングの構造をつくっているのでないか? そう考察していました。

 そうした中、あるエッセイを読みました。
 それは『家庭教師をしていた作者が、生徒である高校生になろうについて尋ねたところ、中学生までは読んでいたが、高校受験で離れてから、幼稚だと思って読まなくなった』というものです。なにが幼稚かというと内容もそうだが文体が幼稚だというのです。
 じゃあ、今はネット小説を卒業したのかというと、アルカディアやカクヨムに移ったそうであります(たしかそうだったと思う)。


 かれは小学校高学年あたりからなろうを読み始めたらしいですから、彼がなろうを読んでいたのはせいぜい3,4年という事になる。

 少子化といえども、1学年あたりの子供の数は100万近くいる(とはいえ、直近の出生数は90万弱であるが)、彼らの1割がなろうを読んだら10万人だ。ものすごい数である。
 これが4学年分とすれば40万人の読者がいるということになる。

 自由にできるカネが少ないであろう小学生にとっては、無料で気軽によめるなろうはまさにエンタメの楽園であろう。


 しかしわからないことがある。
 使い潰したようなテンプレ作品が読まれる理由はソレだとして、無数にあふれるテンプレ群のなか、ランキングに入るものと入らないものの違いはわからない。
 だって、殆ど変わらないんだから。

 ただ、一つ言えることは、アニメと同じで第1話でヒットしたかどうかによって、かなり違うようだというのはわかった。いわゆる一話ブーストである。

 大体の人は、日間ランキングで作品を探す。
 ではその日間ランキングは誰が構築しているのか?
①日間ランキングで作品を探さないスコッパー勢
②特定の作家の作品を読む信者勢
 これが日間ランキングの初動を構築していると考えられる。

 しかしスコッパーといえでも一枚板ではなく、個々で趣味趣向が違うから、スコッパーの中でも多数派にアピールできないと難しい。
 こうなると、特定の信者を保持している作家が日間ランキングにおいて、極めて強いという事だ。

 実際、あるエッセイで逆お気に入りユーザーを語ったものがあったが、その人は、逆お気に入りユーザーの数が2000人いるそうだ。
 それらのすべてが熱心な信者だとしたら、作品を投稿するたびに、ブックマークだけで4000ポイント取得できるという事になる。

 ふむ、この現実を考えると、もうなろうランキングにおいて、運営がどうこう言えるレベルはないというか、もし改善するとしたら抜本的な改革しないかぎり無理。


 さらに言えば、
 ランキングを目指すにしても、テンプレを知り尽くして飽きているベテラン勢だと、これは難しい。
 なぜなら、だいたい面白いとされる作品は、作家の面白いという感覚によってそれが維持されている。
 書き手がつまらねーと思いながら書き続けるのは苦痛であるから、長続きしにくいからです。


 超絶に脱線した。超絶に。

 なろうの運営は、基本的にPVさえ稼げればそれでいいと考えているのでは?といのが個人的な結論であります。
 実質、収集がつかない状況になっていると思うからです。
エッセイ本文より的確かつ重厚に書くのはNGです。
よってあなたを追放します。

はい、どうも!
クロスオーバーさんこんにちは。
感想ありがとうございます。

脱線、大いにしちゃってください。
自分が考もしなかったことに触れられるのもエッセイの醍醐味ですからね。
おなじこと繰り返しても面白くないですし。

そうそう。
おなじことと言えばオモチャ。
こちらの声をくりかえす動物のオモチャってあるじゃないですか。
犬とかネコのすがたして動きながら返事してくれるやつ。
かなり昔なんですけど、似たようなオモチャがありましてね。

おばあちゃんの一周忌だったかな?
お坊さんが来て、お経をあげてくれるじゃないですか。
それを使ったんですね。
スッゲー面白かったです。
お経に反応して繰り返してくれるんですよ。
いま思うとバチあたりですし、笑えないんですけど、当時は子供。
全力で笑ってました。
アホですね。


おっと、こちらも脱線しました。話を戻します。

読者の低年齢化が進んでますか。
新陳代謝があったほうが業界としてはいいですよね。歓迎すべきことかなと思います。
ただ仰るように「解せぬぅ……」ですよね。
感覚がちがうと価値観も変わりますから。よーわからん。
初めて目にしたものは新鮮で面白く感じますし、それはしゃーないのかも。

私はそもそもなろうの作風に不満があったから書き始めた口ですから、自分の、あるいは自分の良いと思った作品にポイントがつかないのは当然ちゃ当然だと思っております。
完全にフィールドが違うんだなと。
それは年齢層が変わってもあんま変わらんもんなんですね。

あだち充現象。
その言葉でだいたいわかる!
おんなじ顔に似たようなストーリー。
それがむしろいいんでしょうか?
私はウィザードリーというゲームが好きですが、それと同じ感覚なのかもしれませんね。
へたに変えて欲しくない。
マップとシナリオをちょこっと新しくしてくれればいい、みたいな。

テンプレ群のなか、ランキングに入るものと入らないものの違いはわからない。
たしかにそうですねー
あきらかに違いがあるものもありますが、ぶっちゃけ同じやん! とも思う作品も多いですし。

いまのランキングはけっこうプロが混じっている印象です。
なろうから書籍化したひとだけでなく、ライトノベルで書いてたか、そのたまご。
ランキングを駆けあがった瞬間、書籍化なんかはそういうひとたちなんだろうなーと。

普通の作者は、ファンが押し上げてくれるひと、組織的にバックアップがあるひと、不正をするひと、それらと競っていかなければならないですからなかなか厳しいんだろうなと。
だからこそ、初日一気に投稿してランキングに乗せるなどのテクニックが発達したのかも。

同感です。
わたしもなろう運営はPVさえ稼げればいいと考えてると思います。
それを増やすのか、現状に満足してるのか、維持しようと焦っているのか、そのへんはよくわかんないですけど。
[気になる点]
>では、誰がアクセスしているかというと読者だ。

(*´ω`*)書き手も広告のPVアップに貢献してますよ。
様々なリストが並ぶ【ホーム】こそは広告が無いですけど(コンテストのバナーは有)
メッセージボックスとか、新規小説作成とか、プレビュ―画面も広告ついてますぜ!
[一言]
私の感覚からすると、小説を書く趣味の人より、イラストを描く趣味の人のほうが多い気がします。
デジタル限定にしたらわかりませんけど(;^ω^)
そのぐらい文章書くって面倒だし難しいです。
読み手よりも書き手が増えるってことは、まず無いんじゃないかな~と思います。


>長編を書くじゃん?
>更新するじゃん?
>ブクマ増えないじゃん?
>イライラしてエッセイ書きたくならねえ?

あんなにPVがあるのに…(´Д⊂ヽ
どんまいです…!w
こたかんさん感想ありがとうございます!
そうなんですよ書き手もPVアップに貢献してるんですよね。
だから作品をうみだす者としてでなく、お客さんとして(アクセスする者として)の作者を無視できなくなるんですね。
読みもするし書きもする、ある意味二馬力ですしおすしー。

小説を書くよりイラストを描く人の方が多いのですか?
マジで~?
棒人間しか書けないわたしには未知の領域です。
みんなすごいなー。
教科書のはじっこにパラパラ漫画書いてた俺とはちがうんだろうな~

あ、ちなみにパラパラ漫画も棒人間ですよ。
走ったり、障害物を超えたりするの。
落とし穴に落ちて別の世界いったり。
まあ、背景は真っ白なので変化はないですが。

なろうの現状、読み手より書き手がふえることはないでしょうね。
ただ、読み手が減った結果、書き手ばかりになる可能性はあります。
すたれる時はだいたいそんなもんじゃないでしょうか?


ブクマ入りませんね~
そら、以前と比べたらだいぶ入ってますけどね。
贅沢言ったらバチがあたる。ありがたや~

そこのブクマを入れてくれた君!
愛してるぜ~
↑ページトップへ