感想一覧
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幽霊画がどこで展示されるか、そういったものは人間側からの視点でしか今まで考えたことがなかったなぁとこのお話を拝読してガツンと頭に衝撃が走りました。とても面白い視点のお話で楽しく興味深かったです!!
御骨の姐さんもお菊さんもキャラクターが素敵ですね。
幽霊画として、恐怖に身構えてしまいましたが、感情があり、妖しさがあり、美しさがある。儚さも悔恨も、幽霊画としての魅力をさらに高めていると感じました。心に残る寂しさが美しい作品をありがとうございます。
幽霊画がどこで展示されるか、そういったものは人間側からの視点でしか今まで考えたことがなかったなぁとこのお話を拝読してガツンと頭に衝撃が走りました。とても面白い視点のお話で楽しく興味深かったです!!
御骨の姐さんもお菊さんもキャラクターが素敵ですね。
幽霊画として、恐怖に身構えてしまいましたが、感情があり、妖しさがあり、美しさがある。儚さも悔恨も、幽霊画としての魅力をさらに高めていると感じました。心に残る寂しさが美しい作品をありがとうございます。
ハルユキ様、こちらの「幽霊画の悔恨」を御読み頂きまして誠にありがとうございます。
「心に残る寂しさが美しい作品」との御評価、喜ばしい限りで御座います。
美術界の一部では、絵画や骨董品が展示されて人目に付くのを「目垢が付く」といって敬遠する傾向があるらしいのですが、「この『目垢が付く』のを美術品自身が敬遠したらどうなるのだろう?」と思いついたのが、本作執筆の切っ掛けだったんですね。
また、お菊さんが目垢が付くのに抵抗を感じていた箱入り娘的な女性になったので、骨女は面倒見の良い姉御肌の女性に設定致しました。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「移動企画」と「今からファンアート2021」の参加作品の中で、本作を御読み頂きまして誠にありがとうございます。
「心に残る寂しさが美しい作品」との御評価、喜ばしい限りで御座います。
美術界の一部では、絵画や骨董品が展示されて人目に付くのを「目垢が付く」といって敬遠する傾向があるらしいのですが、「この『目垢が付く』のを美術品自身が敬遠したらどうなるのだろう?」と思いついたのが、本作執筆の切っ掛けだったんですね。
また、お菊さんが目垢が付くのに抵抗を感じていた箱入り娘的な女性になったので、骨女は面倒見の良い姉御肌の女性に設定致しました。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「移動企画」と「今からファンアート2021」の参加作品の中で、本作を御読み頂きまして誠にありがとうございます。
- 大浜 英彰
- 2022年 10月23日 05時38分
[良い点]
お骨の語り口調と恐ろしい外見ながら妹思いな性分がよかったです。
しかし、どこかへ行ってしまった妹分のお菊。
見る側の人間からすれば、
「絵にとって一番の幸せは上級な美術館に飾られて大勢に見られること」
なんて勝手に思ってしまいますが、まさに勝手な思い込みなのかもしれません。
お骨の語り口調と恐ろしい外見ながら妹思いな性分がよかったです。
しかし、どこかへ行ってしまった妹分のお菊。
見る側の人間からすれば、
「絵にとって一番の幸せは上級な美術館に飾られて大勢に見られること」
なんて勝手に思ってしまいますが、まさに勝手な思い込みなのかもしれません。
エタメタノール様、こちらの「幽霊画の悔恨」を御読み頂きまして誠にありがとうございます。
本作の骨女の人物像は、面倒見の良い姉御肌の女性を想定致しました。
貴様 二太郎様の和の趣に満ちたイラストから、義理人情に厚い江戸時代の気風がイメージとして浮かんできて、強面だけど面倒見の良い「御骨の姐さん」のキャラクターが出来上がりました。
そして姐さん的な口調は、落語や時代劇に登場する江戸時代の女性の口調を参考にさせて頂きました。
「顔の半分が白骨化した恐ろしい外見とは裏腹に、気さくで優しい性格だったら素敵だろうなぁ…」と考えながら執筆させて頂いたのですが、ご評価頂けて喜ばしい限りで御座います。
また、美術界の一部では、絵画や骨董品が展示されて人目に付くのを「目垢が付く」といって敬遠する傾向があるそうです。
そこで、「この『目垢が付く』のを美術品自身が敬遠したらどうなるのだろう?」と思いついたのが、本作執筆の切っ掛けでした。
本作に登場する「播州皿屋敷お菊之図」は、個人所蔵の絵として限られた人に鑑賞される事に慣れていたので、特別展に貸し出されて不特定多数の目にさらされるのには耐えられなかったみたいです。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「移動企画」と「今からファンアート2021」の参加作品の中で、本作を御読み頂きまして誠にありがとうございます。
本作の骨女の人物像は、面倒見の良い姉御肌の女性を想定致しました。
貴様 二太郎様の和の趣に満ちたイラストから、義理人情に厚い江戸時代の気風がイメージとして浮かんできて、強面だけど面倒見の良い「御骨の姐さん」のキャラクターが出来上がりました。
そして姐さん的な口調は、落語や時代劇に登場する江戸時代の女性の口調を参考にさせて頂きました。
「顔の半分が白骨化した恐ろしい外見とは裏腹に、気さくで優しい性格だったら素敵だろうなぁ…」と考えながら執筆させて頂いたのですが、ご評価頂けて喜ばしい限りで御座います。
また、美術界の一部では、絵画や骨董品が展示されて人目に付くのを「目垢が付く」といって敬遠する傾向があるそうです。
そこで、「この『目垢が付く』のを美術品自身が敬遠したらどうなるのだろう?」と思いついたのが、本作執筆の切っ掛けでした。
本作に登場する「播州皿屋敷お菊之図」は、個人所蔵の絵として限られた人に鑑賞される事に慣れていたので、特別展に貸し出されて不特定多数の目にさらされるのには耐えられなかったみたいです。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「移動企画」と「今からファンアート2021」の参加作品の中で、本作を御読み頂きまして誠にありがとうございます。
- 大浜 英彰
- 2022年 06月19日 20時44分
[良い点]
移動企画から拝読させていただきました。
今回はかなり怖いです。
深い情念がこもっている感があります。
移動企画から拝読させていただきました。
今回はかなり怖いです。
深い情念がこもっている感があります。
水渕成分様、こちらの「幽霊画の悔恨」を御読み頂きまして誠にありがとうございます。
美術界の一部では、絵画や骨董品が展示されて人目に付くのを「目垢が付く」といって敬遠する傾向があるそうなのですが、「この『目垢が付く』のを美術品自身が敬遠したらどうなるのだろう?」と考えたのが、本作の執筆の切っ掛けでした。
画家が心血を込めて描いた絵画が長い年月を経ると、普通の道具よりも付喪神になりやすい気がします。
そうして絵画に宿った魂が気難しい気質になった場合は、取り扱いにも細心の注意が必要になるのかなぁと考えました。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「移動企画」と「今からファンアート2021」の参加作品の中で、本作を御読み頂きまして誠にありがとうございます。
美術界の一部では、絵画や骨董品が展示されて人目に付くのを「目垢が付く」といって敬遠する傾向があるそうなのですが、「この『目垢が付く』のを美術品自身が敬遠したらどうなるのだろう?」と考えたのが、本作の執筆の切っ掛けでした。
画家が心血を込めて描いた絵画が長い年月を経ると、普通の道具よりも付喪神になりやすい気がします。
そうして絵画に宿った魂が気難しい気質になった場合は、取り扱いにも細心の注意が必要になるのかなぁと考えました。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「移動企画」と「今からファンアート2021」の参加作品の中で、本作を御読み頂きまして誠にありがとうございます。
- 大浜 英彰
- 2021年 11月09日 18時28分
[一言]
企画から来ました。展示の後はこんなふうに互いの話をし合うと想像するとなんだか微笑ましいですね。
ユーモアもあって、姉さんすごく面倒見が良さそうです。
お菊さんどうされているでしょうねえ
企画から来ました。展示の後はこんなふうに互いの話をし合うと想像するとなんだか微笑ましいですね。
ユーモアもあって、姉さんすごく面倒見が良さそうです。
お菊さんどうされているでしょうねえ
- 投稿者: 遠宮 にけ ❤️ nilce
- 2021年 09月17日 00時04分
遠宮 にけ ❤️ nilce様、こちらの「幽霊画の悔恨」を御読み頂きまして誠にありがとうございます。
来館者の帰った博物館で展示品達がくつろぐイメージは、映画「ナイト・ミュージアム」や「トイ・ストーリー」(こちらは厳密には玩具ですね)等からインスパイアされました。
貴様 二太郎様の和の趣に満ちたイラストから、義理人情に厚い江戸時代の気風がイメージとして浮かんできて、強面だけど面倒見の良い「御骨の姐さん」のキャラクターが出来上がりました。
妹分であるお菊さんの苦悩に気付いてあげられなかった悔恨を反省に、御骨の姐さんは展示品仲間への気配りに一層留意するようになったと思われます。
目垢が付くのが嫌で行方をくらませたお菊さんは、道連れにした自分の所有者と一緒に次元の彼方を放浪している物と思われます。
お菊さんが自身の所有者を許す気になったら、また現世に戻ってくるのかも知れませんね。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
来館者の帰った博物館で展示品達がくつろぐイメージは、映画「ナイト・ミュージアム」や「トイ・ストーリー」(こちらは厳密には玩具ですね)等からインスパイアされました。
貴様 二太郎様の和の趣に満ちたイラストから、義理人情に厚い江戸時代の気風がイメージとして浮かんできて、強面だけど面倒見の良い「御骨の姐さん」のキャラクターが出来上がりました。
妹分であるお菊さんの苦悩に気付いてあげられなかった悔恨を反省に、御骨の姐さんは展示品仲間への気配りに一層留意するようになったと思われます。
目垢が付くのが嫌で行方をくらませたお菊さんは、道連れにした自分の所有者と一緒に次元の彼方を放浪している物と思われます。
お菊さんが自身の所有者を許す気になったら、また現世に戻ってくるのかも知れませんね。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
- 大浜 英彰
- 2021年 09月17日 07時10分
[一言]
夜の博物館の秘密ですね!
御骨の姐さんの気風の良さがすてきでした♥
そして結末はまさにホラーという感じで✨
この度はイラストを使っていただき、ありがとうございました!
夜の博物館の秘密ですね!
御骨の姐さんの気風の良さがすてきでした♥
そして結末はまさにホラーという感じで✨
この度はイラストを使っていただき、ありがとうございました!
貴様 二太郎様、こちらの「幽霊画の悔恨」を御読み頂きまして誠にありがとうございます。
客足の絶えた閉館後の博物館では、展示品たちが伸び伸びと羽を伸ばしている。
このイメージは、みんなのうたの「メトロポリタン美術館」や映画「ナイト・ミュージアム」等からインスパイアされました。
同じ絵師の筆で描かれたお菊さんを妹と認めて世話を焼き、幽霊画である自分達が脚光を浴びる夏期特別展を企画した学芸員には、深い感謝の念を抱く。
御骨の姐さんのそうした気風をご評価頂けて、喜ばしい限りで御座います。
和の魅力に満ちた骨女さんのイラストから、義理人情に厚い江戸美人のイメージが浮かんできました。
骨女さんが人情味のある姉御肌の女性になった分、お菊さんが恐怖要素を背負った危険な人になってしまいました。
長らく個人蔵の絵として限られた人だけに鑑賞されていたお菊さんにとって、不特定多数の衆目にさらされる博物館や美術館での展示は過度のストレスとなり、特別展への貸し出しを決めた持ち主を道連れに現世から消え去るという最期を遂げてしまったのでした。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
末筆では御座いますが、イラストの使用を御快諾頂き、重ねてお礼申し上げます。
客足の絶えた閉館後の博物館では、展示品たちが伸び伸びと羽を伸ばしている。
このイメージは、みんなのうたの「メトロポリタン美術館」や映画「ナイト・ミュージアム」等からインスパイアされました。
同じ絵師の筆で描かれたお菊さんを妹と認めて世話を焼き、幽霊画である自分達が脚光を浴びる夏期特別展を企画した学芸員には、深い感謝の念を抱く。
御骨の姐さんのそうした気風をご評価頂けて、喜ばしい限りで御座います。
和の魅力に満ちた骨女さんのイラストから、義理人情に厚い江戸美人のイメージが浮かんできました。
骨女さんが人情味のある姉御肌の女性になった分、お菊さんが恐怖要素を背負った危険な人になってしまいました。
長らく個人蔵の絵として限られた人だけに鑑賞されていたお菊さんにとって、不特定多数の衆目にさらされる博物館や美術館での展示は過度のストレスとなり、特別展への貸し出しを決めた持ち主を道連れに現世から消え去るという最期を遂げてしまったのでした。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
末筆では御座いますが、イラストの使用を御快諾頂き、重ねてお礼申し上げます。
- 大浜 英彰
- 2021年 09月16日 07時06分
[良い点]
絵が主人公視点とは珍しい
でも意思を持った絵って怖い気も致します……
絵が主人公視点とは珍しい
でも意思を持った絵って怖い気も致します……
砂塵精魔様、こちらの「幽霊画の悔恨」を御読み頂きまして誠にありがとうございます。
本作に登場する2枚の幽霊画は、長い年月を経た事で魂の宿った、付喪神的な存在として描かせて頂きました。
幽霊を題材にした絵という事もあり、付喪神となった時の霊力もひときわ強いのかも知れませんね。
所有したり飾ったりすると怪現象の起きる「呪いの絵」の怪談は幾つか御座いますが、こうした怪談で言及される怪現象は、付喪神と化した絵の不興を買った結果なのかも知れませんね。
本作に登場する「播州皿屋敷お菊之図」は、個人所蔵の絵として限られた人に鑑賞される事に慣れていたので、特別展に貸し出されて不特定多数の目にさらされるのには耐えられなかったのでした。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
本作に登場する2枚の幽霊画は、長い年月を経た事で魂の宿った、付喪神的な存在として描かせて頂きました。
幽霊を題材にした絵という事もあり、付喪神となった時の霊力もひときわ強いのかも知れませんね。
所有したり飾ったりすると怪現象の起きる「呪いの絵」の怪談は幾つか御座いますが、こうした怪談で言及される怪現象は、付喪神と化した絵の不興を買った結果なのかも知れませんね。
本作に登場する「播州皿屋敷お菊之図」は、個人所蔵の絵として限られた人に鑑賞される事に慣れていたので、特別展に貸し出されて不特定多数の目にさらされるのには耐えられなかったのでした。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
- 大浜 英彰
- 2021年 09月15日 20時18分
[一言]
絵の中の人たちが、姉妹同然のお付き合いをしているというアイデアに敬服いたしました!
面白かったです(*^^*)
絵の中の人たちが、姉妹同然のお付き合いをしているというアイデアに敬服いたしました!
面白かったです(*^^*)
ごろり様、こちらの「幽霊画の悔恨」を御読み頂きまして誠にありがとうございます。
お楽しみ頂けて、喜ばしい限りで御座います。
同じ博士や開発チームによって製造されたロボット同士が互いを兄弟と認識する展開が、SF物には時々御座いますね。
「人造人間キカイダー」然り、「大鉄人17」然り。
これと同様の現象が絵画や彫刻などの芸術作品にも起きた時をイメージしながら、本作を執筆致しました。
凄味のある面構えの骨女さんが姉で、美人の幽霊と名高いお菊さんが妹。
このような序列とさせて頂きました。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
お楽しみ頂けて、喜ばしい限りで御座います。
同じ博士や開発チームによって製造されたロボット同士が互いを兄弟と認識する展開が、SF物には時々御座いますね。
「人造人間キカイダー」然り、「大鉄人17」然り。
これと同様の現象が絵画や彫刻などの芸術作品にも起きた時をイメージしながら、本作を執筆致しました。
凄味のある面構えの骨女さんが姉で、美人の幽霊と名高いお菊さんが妹。
このような序列とさせて頂きました。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
- 大浜 英彰
- 2021年 09月15日 19時50分
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