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[一言]
あとは壺に妖精を入れて庭に埋め、金のなる木を植えれば完璧ですね
[一言]
本編読了後にこちらの断罪編を読みました。
「加害者」は全員悲惨な末路を辿ってますが、本編では(加害者側では)唯一まともそうだった元侯爵………

読み進めていく内に『この親にしてこの子あり』という言葉が脳内に駆け巡りました。

脳内お花畑の母親に、そんな妻に常識を教えず囲い込んでただただ愛でるだけの父親。
妻にそっくりな娘にもおそらく同じ対応だったのでしょうね。
っていうか、娘の事は妻のレプリカぐらいにしか思ってなかったのでは?

アンネローゼもある意味この親の犠牲者と言えなくもないかもと少し(本当に少しだけ)思いました。今でいう【毒親】。

だからといって、やった事は許されるべき行為ではないし、その報いは当然受けるべきだという思いに変わりはありませんが……

もしかしたら、元凶は元侯爵なのかも?




  • 投稿者: 日向
  • 女性
  • 2021年 10月10日 09時57分
ありがとうございます。

アンネローゼは、ある意味「優しい虐待」の被害者と言えなくもないですが、社交界にデビューして、親が選んだ家庭教師だけではなく学院で多くの他の生徒と多様な教師から学ぶ機会を得ていたのにアレだったので、本人の責任だと思います。

何となくマトモに見えちゃう悪人は世の中に蔓延っていますが、現実世界では罰を食らうことも損をすることも滅多にありません。
元凶の一端に、相応の報いを受けてもらいました。
[一言]
後日談まで通して読むと、なんかルーカスにもやもやが残ります。
知らなかった、気づかなかった、という善性がだいぶ周りを振り回して影響及ぼしてますよね…。

とはいえ、断罪物、拗らせ物?として楽しく読ませていただきました!
  • 投稿者: はなこ
  • 2021年 09月21日 10時42分
ありがとうございます。

ルーカスさえいなければ、ルーカスが生贄となってアンネローゼの欲求通りに監禁愛玩奴隷になっていれば、起こらなかった悲劇は多いです。

この世界でも、自分の婚約者なんだからルーカスが何とかしろよ、と思った人達も当然いると思います。
お前一人の犠牲で助かった人間が大勢いるんだぞ、とか、被害が小さい内に実家の権力と財力使って王家と高位貴族脅して大きな問題起こす前にクソガキ共を先に処分しておけよ、とか。
ネット上などで、アイドルのストーカーが起こした犯罪に対してアイドルが叩かれるのと似たような状況です。

考え方は人それぞれなので、何が正解というのは無いと思います。
[一言]
元侯爵は子育て方を間違えた他に、妻を選び間違え、そして侯爵夫人としての役割を認識させて無かったのが罪なのかな。それを言い出したら妻の実家の両親にも育てた罪はあるようには思うけど。
最後、なによりも愛していたでしょうに、やっちゃいましたね。

1番問題があったのはアンネローゼなのでしょうが。粛清された王子、子息たちはお願いをされなくてもそれぞれが立場に着せて色々とやらかすような人たちでしたね。
何話目かに、下の方の爵位の人たちって、上の爵位に旨味を感じてないって買いてあったような。きちんと教育されていたら高位の貴族たちは自分たちがすべき役割を認識してるけど、粛清された人たちって、それがわかってないからいいとこ取りだけしていたのでしょうね。

残酷な終わり方ばかりでしたけど、彼らの被害にあった人たちは何も悪くないのに殺されたり死にたくなったり。それに比べたらって思うと、現代ではないのだし、それで被害者、その家族の気が少しでも晴れるのならって思います。
  • 投稿者: 薫衣香
  • 2021年 09月19日 11時42分
ありがとうございます。

元侯爵は一見、反省しているように見えたり罪を償っているように見えたりして、本人にも積極的な悪意はありません。
でも無自覚な諸悪の根源タイプです。

王子や公爵令息らは、やらかしかねないから王命で出来の良い婚約者を宛てがわれたのですが、どうにもならなかったようです。
建国以来の定めとして「高貴な血筋」を狭い範囲で守りすぎた副作用か、王家と高位貴族には、教育や説得では矯正不可能な問題人物が度々発生するようになっています。
今更王が定めを覆し法を変えようとしても、力を持った伯爵以下の貴族達から「こっち来んな」されるので、新しい血を入れることも力のある家を婚姻で取り込むこともできません。

それなりの法治国家が舞台ですが、現代日本に比べたら、やったことはやり返される可能性の高い世界であり国です。
その可能性を考える頭が無い人間達が自滅した形になります。
[一言]
 おー初っ端から頭フラワーパークでかなりアクセル踏んでるなーと思ってたけど夫婦揃って脳内芥子畑だったのか‥‥‥
 畑と種がこれなら育つ苗もああなるのも宜なるかな。
 
 全話楽しく読ませて頂きました。
 悪は悪としてきっちり裁きを受けていたので後味爽快です。
 願わくば被害にあい命や心、尊厳を奪われた人々に幸福が訪れますように。
  • 投稿者: アレイ
  • 男性
  • 2021年 09月19日 08時00分
ありがとうございます。

女性達は、案外強かに逞しく生きていきます。
それぞれ、自分が一人ではないということが分かっていますから。
[一言]
 「まっさらな堅気をパートナーに選べない」
 凄く腑に落ちる言葉ですね。
 この世界は決して優しくもなければ神が見てくれている訳でも無い。
 ある意味1回絶望の淵まで行った人間に「普通」の生活をしている人間では相手をしきれないかと。
 現代でも戦地帰りの軍人が、普通の日常生活と戦場との落差に心を病んで命を絶ってたりしますからね。
 同じ目線で世界を見られる人間じゃないと、ただ良い人だけじゃ絶望が深まるだけですね。
  • 投稿者: アレイ
  • 男性
  • 2021年 09月19日 07時36分
ありがとうございます。

被害者側に慈悲や聖人の如き善性を要求するような形になる「救済方法」は、受け入れられるかどうか人によると思います。
被害を乗り越えたように明るく生きる被害者達の誰一人として、加害者を許したわけではありません。
これ以上加害者達に自分の人生を無駄遣いされるのが嫌だから、前を向くことにしただけです。

大抵の人間は、酷いことをされたら相手を恨むと思います。
酷いことを自分にした相手でも酷い目に遭ったら心が痛む、と思える人は稀だと思います。
それでも、加害者に対してさえ不幸を願う心を持てば「自分は心まで汚れてしまった」と苦しむ被害者もいます。

被害者達の無意識に発動する自罰欲求も包み込んで癒すのは、並大抵の力ではできません。
被害者によっては、「黒い救済」が適合するのだと思います。
[良い点]
 残念でも無いし当然。
 魂を砕いてやりたいね。
  • 投稿者: アレイ
  • 男性
  • 2021年 09月19日 06時54分
[一言]
 おお‥‥‥
 救いようのない自爆っぷり。
 無用の長物を処分する理由をくれて、王権側はまとひとつルーカス達に貸しが出来たな(白目
  • 投稿者: アレイ
  • 男性
  • 2021年 09月19日 06時49分
ありがとうございます。
王家はディライア家とリオネル商会に一層頭が上がりません。
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