感想一覧
▽感想を書く[気になる点]
両想いでハッピーエンド、ではあるけれど、「一夫多妻制を叩き潰す。そう宣言した彼は、けれど私に何一つ伝えようとしない。」という点が解消されなかったので、愛があってもお飾り(愛でるだけ)、という状態にならないか不安が残った。
それとも、愛があれば相談されなくても気にしない?
両想いでハッピーエンド、ではあるけれど、「一夫多妻制を叩き潰す。そう宣言した彼は、けれど私に何一つ伝えようとしない。」という点が解消されなかったので、愛があってもお飾り(愛でるだけ)、という状態にならないか不安が残った。
それとも、愛があれば相談されなくても気にしない?
感想、ありがとうございます!
ベルナールがフィリアに、自らの意図を伝えなかったことには一応理由がありまして。
カラドニック王国でのベルナールの行動は、もちろん彼一人の独断ではなく、ある程度ブラッスール内で計画、相談した結果です。カラドニックが瓦解することを心配しているのですから、ある程度上層部の人間が話し合ったという設定です。
その状況において、いくらベルナールがフィリアをある程度信頼しているといっても、かつてカラドニックの人間だった人に、おいそれと情報を渡す訳にはいかなかったのです。裏切られる可能性が完全にゼロとは言えない以上、国としては仕方のなかったことという想定です。
フィリアが、ここまで来ても道具か、と独りごちる場面がありますが、それはある意味で真実だと思っています、本人にとっては辛いことでしょうが。ブラッスールにとって、フィリアは偶然手に入った情報の宝庫です。作品の世界観上それはある程度仕方の無いことで、だからこそ、それを態度に出さず、フィリア自身も愛してみせたベルナールに、フィリアは惚れたのでしょう。
私自身の想定、設定はこのような感じです。作中で描ききれず、引っかからせてしまい申し訳ありません。
かなり前の作品ですが、丁寧にお読みくださり、さらには貴重なご意見までいただき、本当にありがとうございました。
ベルナールがフィリアに、自らの意図を伝えなかったことには一応理由がありまして。
カラドニック王国でのベルナールの行動は、もちろん彼一人の独断ではなく、ある程度ブラッスール内で計画、相談した結果です。カラドニックが瓦解することを心配しているのですから、ある程度上層部の人間が話し合ったという設定です。
その状況において、いくらベルナールがフィリアをある程度信頼しているといっても、かつてカラドニックの人間だった人に、おいそれと情報を渡す訳にはいかなかったのです。裏切られる可能性が完全にゼロとは言えない以上、国としては仕方のなかったことという想定です。
フィリアが、ここまで来ても道具か、と独りごちる場面がありますが、それはある意味で真実だと思っています、本人にとっては辛いことでしょうが。ブラッスールにとって、フィリアは偶然手に入った情報の宝庫です。作品の世界観上それはある程度仕方の無いことで、だからこそ、それを態度に出さず、フィリア自身も愛してみせたベルナールに、フィリアは惚れたのでしょう。
私自身の想定、設定はこのような感じです。作中で描ききれず、引っかからせてしまい申し訳ありません。
かなり前の作品ですが、丁寧にお読みくださり、さらには貴重なご意見までいただき、本当にありがとうございました。
- 細波
- 2022年 09月16日 08時36分
[良い点]
全部素敵なお話ばかりですね!
全部素敵なお話ばかりですね!
ゆりこんぐはんさん!こちらまで、ありがとうございます!!
実はとっても照れています。嬉しいです。画面の前でついついにやけてしまいます。不審者です。
沢山お読みくださり、ありがとうございました!
実はとっても照れています。嬉しいです。画面の前でついついにやけてしまいます。不審者です。
沢山お読みくださり、ありがとうございました!
- 細波
- 2022年 09月14日 20時42分
[一言]
ベルナール視点も読んでみたいです
ベルナール視点も読んでみたいです
感想、ありがとうございます!
お返事が本当に遅くなってしまって、申し訳ありません。どうやら、見落としてしまっていたようです……。
今更、と思われるかもしれませんが。
ベルナール視点なのですが、正直今の私の実力では厳しいです。ご期待に添えず申し訳ありません。
というのも、男性一人称、というのがどうにも苦手でして。私が女だというのが大きいのだと思いますが、どうしても迷走というか、混乱してしまうのです。
数話だけならともかく、短編丸々ひとつとなると、既にある作品の雰囲気をぶち壊しにしてしまいそうです。
大遅刻の上に消極的なお返事で申し訳ありません……。いただいたお言葉は、とても嬉しかったです!
お読みくださり、ありがとうございました!
お返事が本当に遅くなってしまって、申し訳ありません。どうやら、見落としてしまっていたようです……。
今更、と思われるかもしれませんが。
ベルナール視点なのですが、正直今の私の実力では厳しいです。ご期待に添えず申し訳ありません。
というのも、男性一人称、というのがどうにも苦手でして。私が女だというのが大きいのだと思いますが、どうしても迷走というか、混乱してしまうのです。
数話だけならともかく、短編丸々ひとつとなると、既にある作品の雰囲気をぶち壊しにしてしまいそうです。
大遅刻の上に消極的なお返事で申し訳ありません……。いただいたお言葉は、とても嬉しかったです!
お読みくださり、ありがとうございました!
- 細波
- 2022年 09月14日 20時57分
[気になる点]
一夫多妻反対を叫んでおいて、妻にしておいて抱かないと宣言してしまうのはダメではないでしょうか?
それはつまるところ、子供をお前とは作らない、他に子供を産ませる女を囲うか、それこそ他の妻を娶ると言ってるので、一夫多妻反対といいながら自分はそれをしますって言ってしまってるようなもので、矛盾していて「は?」となってしまう。
このような経緯で婚姻になったので感情が追いつかないとして、時間をかけて進めようという言動をさせるほうがいいかと思う。
元の婚約者の件で、王子が元婚約者に心があると見せたくてそういう不誠実な言動をさせたのでしょうけど、あっちを立てようとしてこっちが立たないではダメかと。
それにこのヒロインの来た経緯や背景なら、時間をかけてというワンクッション挟んでも、元婚約者に心があるような行動している場面を見れば結局ヒロインは諦める流れになる気がする。時間をかけてなどという建前で取り繕っただけかと失望もするでしょうが。
[一言]
一夫多妻(妻+愛人)って現代ではアフリカ圏、過去のアジア圏に多いです。
そこら辺の知識を調べないで生活していく普通の人が、こういう場で少説を書くとしてやらかす間違いの原因例として
普段生活の中でそういう制度のあるものをテレビなどで見る可能性が高いのは日本の大奥、正室側室制度、中国の後宮、階級制の妃制度、朝鮮も階級のある妃、側室制度だったかな?辺りで、これらを見ていて、婚姻形態など詳細に調べずに、なろう作品に触れたことで、過去の世界的にもそういう制度があったのだと勘違いしそうですが、西欧圏は宗教があるのを忘れています。昔から宗教関連でのいざこざもかなりあちらの国々ではあるのを詳細でなくても、聞き齧ったことは誰でもあるかと思うのに、何故かなろうの世界ではそのことがスコンと抜け落ちてますが。
なろう作品の多くがその偏り誤った「日本の大奥制度+α」と「西洋イメージ」のごちゃまぜになった婚姻関係、制度描写が多いです。
あちらは宗教上で好色や色欲を大罪に誂えたりしているし、男女一対で一夫一妻を推奨してるんですよ。
ただ重婚の否定はしていないので、しようと思えば出来るけれど、生まれた時からその宗教の教えに染まって生きているので一夫一妻が当然という考えなのと、一夫一妻が好まれ宗教がそう唱えているので、それを信奉してるので一夫多妻はないんです。
公妾という公式愛人はありますけど。公式の愛人として表に露出して王家のために社交を行わなければならない公妾以外の表には出ない囲われるだけの愛人、妾もざらですが。
愛人の子供は庶子なので王位継承権は持てませんし、そこでも色々なろうのなーろっぱ世界は日本の側室制度と海外の王室世界がごちゃ混ぜです。
日本は側室の子供でも継承権ありますし、将軍の子供として扱われてしまうのが悪いところでしょうね。
そこと海外の貴族社会や文化を混ぜた創作物を作ったことで変なことになってしまってる感じがします。
なので海外の貴族制度、王室は昔後宮があったし、複数の妻(妻相当の愛人)がいた、庶子に王位継承権があって王子や王女だったというイメージは間違ったものであるというのは覚えておいて欲しいです。
ただし、実力、つまりは力尽くで王位を奪うなどで庶子が王位についた例などもあるので、一概に庶子が王位に着くことはないとも言えなかったりもするので、基本庶子として産まれたら本人が欲して動かなかったり、止むに止まれぬ状況にでもならない限りという注釈が付きます。(11世紀頃には庶子の継承権は完全になくなっています。)
なろう世界だと側室が産んだ子を正室の養子に迎えて育てるなどありますけど、ここら辺もおそらく日本などでの愛人の子供を引き取って妻に養育をというのが元な気がします。
正妻が跡継ぎになる子をなせず、自身に仕える使用人、用意した愛人や妾、側室に産ませ、それを正妻が育て、正妻の子同等にして正妻の権威を保つ手法ですね。
海外でも実例あったのかどうかは調べてないのですが、愛人の子は所詮愛人の子で庶子なのは決まっているので、正妻が育てても継承権は付与されませんし、他の貴族家に養子なりに出すほうが建設的でしょう。
一夫多妻反対を叫んでおいて、妻にしておいて抱かないと宣言してしまうのはダメではないでしょうか?
それはつまるところ、子供をお前とは作らない、他に子供を産ませる女を囲うか、それこそ他の妻を娶ると言ってるので、一夫多妻反対といいながら自分はそれをしますって言ってしまってるようなもので、矛盾していて「は?」となってしまう。
このような経緯で婚姻になったので感情が追いつかないとして、時間をかけて進めようという言動をさせるほうがいいかと思う。
元の婚約者の件で、王子が元婚約者に心があると見せたくてそういう不誠実な言動をさせたのでしょうけど、あっちを立てようとしてこっちが立たないではダメかと。
それにこのヒロインの来た経緯や背景なら、時間をかけてというワンクッション挟んでも、元婚約者に心があるような行動している場面を見れば結局ヒロインは諦める流れになる気がする。時間をかけてなどという建前で取り繕っただけかと失望もするでしょうが。
[一言]
一夫多妻(妻+愛人)って現代ではアフリカ圏、過去のアジア圏に多いです。
そこら辺の知識を調べないで生活していく普通の人が、こういう場で少説を書くとしてやらかす間違いの原因例として
普段生活の中でそういう制度のあるものをテレビなどで見る可能性が高いのは日本の大奥、正室側室制度、中国の後宮、階級制の妃制度、朝鮮も階級のある妃、側室制度だったかな?辺りで、これらを見ていて、婚姻形態など詳細に調べずに、なろう作品に触れたことで、過去の世界的にもそういう制度があったのだと勘違いしそうですが、西欧圏は宗教があるのを忘れています。昔から宗教関連でのいざこざもかなりあちらの国々ではあるのを詳細でなくても、聞き齧ったことは誰でもあるかと思うのに、何故かなろうの世界ではそのことがスコンと抜け落ちてますが。
なろう作品の多くがその偏り誤った「日本の大奥制度+α」と「西洋イメージ」のごちゃまぜになった婚姻関係、制度描写が多いです。
あちらは宗教上で好色や色欲を大罪に誂えたりしているし、男女一対で一夫一妻を推奨してるんですよ。
ただ重婚の否定はしていないので、しようと思えば出来るけれど、生まれた時からその宗教の教えに染まって生きているので一夫一妻が当然という考えなのと、一夫一妻が好まれ宗教がそう唱えているので、それを信奉してるので一夫多妻はないんです。
公妾という公式愛人はありますけど。公式の愛人として表に露出して王家のために社交を行わなければならない公妾以外の表には出ない囲われるだけの愛人、妾もざらですが。
愛人の子供は庶子なので王位継承権は持てませんし、そこでも色々なろうのなーろっぱ世界は日本の側室制度と海外の王室世界がごちゃ混ぜです。
日本は側室の子供でも継承権ありますし、将軍の子供として扱われてしまうのが悪いところでしょうね。
そこと海外の貴族社会や文化を混ぜた創作物を作ったことで変なことになってしまってる感じがします。
なので海外の貴族制度、王室は昔後宮があったし、複数の妻(妻相当の愛人)がいた、庶子に王位継承権があって王子や王女だったというイメージは間違ったものであるというのは覚えておいて欲しいです。
ただし、実力、つまりは力尽くで王位を奪うなどで庶子が王位についた例などもあるので、一概に庶子が王位に着くことはないとも言えなかったりもするので、基本庶子として産まれたら本人が欲して動かなかったり、止むに止まれぬ状況にでもならない限りという注釈が付きます。(11世紀頃には庶子の継承権は完全になくなっています。)
なろう世界だと側室が産んだ子を正室の養子に迎えて育てるなどありますけど、ここら辺もおそらく日本などでの愛人の子供を引き取って妻に養育をというのが元な気がします。
正妻が跡継ぎになる子をなせず、自身に仕える使用人、用意した愛人や妾、側室に産ませ、それを正妻が育て、正妻の子同等にして正妻の権威を保つ手法ですね。
海外でも実例あったのかどうかは調べてないのですが、愛人の子は所詮愛人の子で庶子なのは決まっているので、正妻が育てても継承権は付与されませんし、他の貴族家に養子なりに出すほうが建設的でしょう。
- 投稿者: 退会済み
- 2021年 10月04日 12時32分
管理
感想、ありがとうございます。
まず、妻にしておいて抱かない件ですが、これは「しばらくの間」抱くつもりはない、という意図の発言のつもりで書いていました。
>>> フィリアの心が伴っていないことはよく理解している。そんな状況で手を出したりはしない
この文章で、「フィリアの気持ちが整理できるまでは」という意図を示したつもりだったのですが、仰る通り、どちらとも取れる言い回しだったと思います。修正いたします。ご指摘、ありがとうございました。
そして、一夫多妻制についてのお話、大変勉強になりました。一文一文、じっくりと興味深く読ませていただきました。
その上で、ひとつご理解いただきたいのですが、私はこの話を史実に基づくものとして書いたつもりはありません。作中に出てくる架空の花が象徴するように、魔法も存在する異世界として書きました。それがいわゆるなーろっぱであることは承知の上ですし、その世界の作りが甘いのはご指摘の通りです。色々とひっかからせてしまい、申し訳ありません。
とはいえ、ヨーロッパをベースに作っている以上、史実を全く無視していいことにはならないというのは、仰る通りです。ご指摘、ありがとうございました。
お読みいただき、ありがとうございました。
まず、妻にしておいて抱かない件ですが、これは「しばらくの間」抱くつもりはない、という意図の発言のつもりで書いていました。
>>> フィリアの心が伴っていないことはよく理解している。そんな状況で手を出したりはしない
この文章で、「フィリアの気持ちが整理できるまでは」という意図を示したつもりだったのですが、仰る通り、どちらとも取れる言い回しだったと思います。修正いたします。ご指摘、ありがとうございました。
そして、一夫多妻制についてのお話、大変勉強になりました。一文一文、じっくりと興味深く読ませていただきました。
その上で、ひとつご理解いただきたいのですが、私はこの話を史実に基づくものとして書いたつもりはありません。作中に出てくる架空の花が象徴するように、魔法も存在する異世界として書きました。それがいわゆるなーろっぱであることは承知の上ですし、その世界の作りが甘いのはご指摘の通りです。色々とひっかからせてしまい、申し訳ありません。
とはいえ、ヨーロッパをベースに作っている以上、史実を全く無視していいことにはならないというのは、仰る通りです。ご指摘、ありがとうございました。
お読みいただき、ありがとうございました。
- 細波
- 2021年 10月18日 12時03分
[良い点]
なんと書けばいいか言葉がうまく出ませんが、この物語好きです。
なんと書けばいいか言葉がうまく出ませんが、この物語好きです。
感想、ありがとうございます!
とても嬉しいです、ありがとうございます。画面を見ながら、ついニヤニヤしてしまいました。励みになります。
お読みいただき、ありがとうございました!
とても嬉しいです、ありがとうございます。画面を見ながら、ついニヤニヤしてしまいました。励みになります。
お読みいただき、ありがとうございました!
- 細波
- 2021年 09月25日 20時21分
[一言]
最後がちょっと急だったかなとも思いましたが、前半のいやーな感じが効いていたのか、後半の展開もスムーズでとても面白かったです。
後宮に優秀な女性を集めて仕事を任せるなら、優れたマネージャーが必要なのになぁ…。あとライバル心は大事ですが仲良くさせないと十年後が大変なんだよね…と、徳川家康がやってますからね……。
最後がちょっと急だったかなとも思いましたが、前半のいやーな感じが効いていたのか、後半の展開もスムーズでとても面白かったです。
後宮に優秀な女性を集めて仕事を任せるなら、優れたマネージャーが必要なのになぁ…。あとライバル心は大事ですが仲良くさせないと十年後が大変なんだよね…と、徳川家康がやってますからね……。
感想、ありがとうございます!
短い字数の中でまとめたかったので最後一気に畳んでしまったのですが、急という印象を与えてしまいましたか……。申し訳ありません。勉強になりました。
徳川家康は、実は知りませんでした。調べ始めたら面白くなってしまって、色々と読んでしまいました。面白い情報を、ありがとうございます。
お読みいただき、ありがとうございました。
短い字数の中でまとめたかったので最後一気に畳んでしまったのですが、急という印象を与えてしまいましたか……。申し訳ありません。勉強になりました。
徳川家康は、実は知りませんでした。調べ始めたら面白くなってしまって、色々と読んでしまいました。面白い情報を、ありがとうございます。
お読みいただき、ありがとうございました。
- 細波
- 2021年 09月25日 20時19分
[一言]
動物学的には、ヒトの一夫多妻って多妻じゃないのですね。後継者、家政等の采配について順位があるから。基本的には、妻+愛人制度なのです。
そして、一夫多妻は、結婚できない男性を作る制度でもあります。男女の出生率が変わらない以上、妻の偏りができます。結婚できない男性はどうするかというと、女を共有するか(遊廓に行く)、「妻」を共有するか(亡兄の「財産」である妻を相続するという文化もあるところがあるらしい)のどちらかです。
一夫多妻の最大の問題は、「富」の偏りだと思います。女は誰とでも結婚できるなら娘にお金をかける必要はありません(フィリアって兄弟がいたのでしょうか)。息子たちに「平等に」お金をかけても妻を得られる可能性がないなら、長男に集中させる方が確実です。
カラドニック王国戦で、そのあたりの「結婚できない」男たちの反乱?も入れられたらリアリティが出たかもしれません。
貴族の娘たちがなぜ王太子妃(王妃ではなく)を目指すかなどの説明があってもわかりやすかったと思います。
書きたいテーマがはっきりとしているので、描写を絞っていけばより伝わりやすくなると思います。がんばってください。
動物学的には、ヒトの一夫多妻って多妻じゃないのですね。後継者、家政等の采配について順位があるから。基本的には、妻+愛人制度なのです。
そして、一夫多妻は、結婚できない男性を作る制度でもあります。男女の出生率が変わらない以上、妻の偏りができます。結婚できない男性はどうするかというと、女を共有するか(遊廓に行く)、「妻」を共有するか(亡兄の「財産」である妻を相続するという文化もあるところがあるらしい)のどちらかです。
一夫多妻の最大の問題は、「富」の偏りだと思います。女は誰とでも結婚できるなら娘にお金をかける必要はありません(フィリアって兄弟がいたのでしょうか)。息子たちに「平等に」お金をかけても妻を得られる可能性がないなら、長男に集中させる方が確実です。
カラドニック王国戦で、そのあたりの「結婚できない」男たちの反乱?も入れられたらリアリティが出たかもしれません。
貴族の娘たちがなぜ王太子妃(王妃ではなく)を目指すかなどの説明があってもわかりやすかったと思います。
書きたいテーマがはっきりとしているので、描写を絞っていけばより伝わりやすくなると思います。がんばってください。
- 投稿者: デリリウム・トレメンス
- 2021年 09月24日 11時13分
貴重なご意見をありがとうございます。
どれも知らなかったこと、深く考えていなかったことばかりで、自らの不勉強さを思い知りました。次作を書くときは、しっかりと下調べをした上で描写をしていきます。
ありがとうございました。感想欄を開いていて良かったと心から思いました。非常に勉強になりました。
下調べが甘く、色々とひっかからせてしまい、申し訳ありません。改めまして、お読みいただきありがとうございました。
どれも知らなかったこと、深く考えていなかったことばかりで、自らの不勉強さを思い知りました。次作を書くときは、しっかりと下調べをした上で描写をしていきます。
ありがとうございました。感想欄を開いていて良かったと心から思いました。非常に勉強になりました。
下調べが甘く、色々とひっかからせてしまい、申し訳ありません。改めまして、お読みいただきありがとうございました。
- 細波
- 2021年 09月24日 20時20分
[良い点]
なかなか濃厚なお話でとても面白かったです。
[一言]
周辺国はだいたい一夫一婦制のようだし、若さゆえの潔癖と
惚れた相手のこともあって多少思考が暴走気味ではありますが
別に「一夫多妻は悪」で「一夫一婦は善」ではないよね。
だいたい貴族、王族とかがいて血統による世襲制を行う国なら
跡継ぎ問題や政治的兼ね合いもあって、数人の妻を
持つことも結構当たり前にあると思う、どこの国も。
さすがに22人は多すぎだとは思いましたが。
今回の最大の問題は、能力ある女性をコレクションするだけで
まったく活かせない王太子であって、王太子の能無し具合と
一夫多妻制はイコールではないよね。
やたら「一夫多妻は悪!」と主張し、廃止に燃える姿が
妙に浮いて見え、そこだけ引っかかりました。
なかなか濃厚なお話でとても面白かったです。
[一言]
周辺国はだいたい一夫一婦制のようだし、若さゆえの潔癖と
惚れた相手のこともあって多少思考が暴走気味ではありますが
別に「一夫多妻は悪」で「一夫一婦は善」ではないよね。
だいたい貴族、王族とかがいて血統による世襲制を行う国なら
跡継ぎ問題や政治的兼ね合いもあって、数人の妻を
持つことも結構当たり前にあると思う、どこの国も。
さすがに22人は多すぎだとは思いましたが。
今回の最大の問題は、能力ある女性をコレクションするだけで
まったく活かせない王太子であって、王太子の能無し具合と
一夫多妻制はイコールではないよね。
やたら「一夫多妻は悪!」と主張し、廃止に燃える姿が
妙に浮いて見え、そこだけ引っかかりました。
感想、ありがとうございます!
非常に勉強になります。今回は重めの話を書こうとしていたのですが、詰めが甘い部分があったと思い知らされました。一つひとつのご指摘、大切に読ませていただきました。
弁明のつもりは一切ないのですが、書いているときの私の感覚では、極端に女性が多い状態を「一夫多妻制」と表現していたつもりでして、側室を持つことまでを否定しているつもりはありませんでした。そもそも、側室の存在が頭から抜け落ちていたのだと思います。しかし言葉の意味として、間違いなく側室持ちも「一夫多妻制」ですので、やはり私の言葉選びが間違っていました。もっと上手い表現ができたと思います。申し訳ありません。
ですが、やはり日本人である私の先入観と言いますか、私の感覚を何も考えずに組み込んでしまったところがありました。仰る通りです。
王太子についてですが、元々はそこまで酷い人物ではなかったのですが、数多の女性に囲まれる特殊な環境で育ったために他者への依存、そしてそれを当然と思う気持ちが発生した、という設定でした。それゆえの「一夫多妻制は良くない」という主張だったのですが、描写不足でした。
思考が暴走気味なところについてはある程度はわざとでして、国のためを思う(ヒーローもヒロインも)、若い人特有の一途な正義感といったものを描きたかったのです。とはいえ、やり過ぎたところもあったかと思います。
貴重なご意見、とても勉強になりました。お読みいただき、ありがとうございました。
非常に勉強になります。今回は重めの話を書こうとしていたのですが、詰めが甘い部分があったと思い知らされました。一つひとつのご指摘、大切に読ませていただきました。
弁明のつもりは一切ないのですが、書いているときの私の感覚では、極端に女性が多い状態を「一夫多妻制」と表現していたつもりでして、側室を持つことまでを否定しているつもりはありませんでした。そもそも、側室の存在が頭から抜け落ちていたのだと思います。しかし言葉の意味として、間違いなく側室持ちも「一夫多妻制」ですので、やはり私の言葉選びが間違っていました。もっと上手い表現ができたと思います。申し訳ありません。
ですが、やはり日本人である私の先入観と言いますか、私の感覚を何も考えずに組み込んでしまったところがありました。仰る通りです。
王太子についてですが、元々はそこまで酷い人物ではなかったのですが、数多の女性に囲まれる特殊な環境で育ったために他者への依存、そしてそれを当然と思う気持ちが発生した、という設定でした。それゆえの「一夫多妻制は良くない」という主張だったのですが、描写不足でした。
思考が暴走気味なところについてはある程度はわざとでして、国のためを思う(ヒーローもヒロインも)、若い人特有の一途な正義感といったものを描きたかったのです。とはいえ、やり過ぎたところもあったかと思います。
貴重なご意見、とても勉強になりました。お読みいただき、ありがとうございました。
- 細波
- 2021年 09月23日 20時08分
[良い点]
面白かったです!
短編とは思えない、濃厚なストーリーで、
よくこの字数で描ききれたなと思いました。
2人が恋に落ちるのも、とても自然だし、
内面の美しさがきちんと描かれていて、
ヒーロー、ヒロインどちらも魅力的でした。
面白かったです!
短編とは思えない、濃厚なストーリーで、
よくこの字数で描ききれたなと思いました。
2人が恋に落ちるのも、とても自然だし、
内面の美しさがきちんと描かれていて、
ヒーロー、ヒロインどちらも魅力的でした。
感想、ありがとうございます!
前から面識があったならまだしも、初対面の2人が短編の中で惹かれ合うというのは、個人的にも表現するのがとても難しいことだと思っておりました。ですので、そう仰っていただけてとても嬉しいです。短編の中で重めのストーリーを書くというのが今回の目標でしたので、いただいたお言葉が本当に嬉しかったです。
お読みいただき、ありがとうございました!
前から面識があったならまだしも、初対面の2人が短編の中で惹かれ合うというのは、個人的にも表現するのがとても難しいことだと思っておりました。ですので、そう仰っていただけてとても嬉しいです。短編の中で重めのストーリーを書くというのが今回の目標でしたので、いただいたお言葉が本当に嬉しかったです。
お読みいただき、ありがとうございました!
- 細波
- 2021年 09月23日 19時51分
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