感想一覧

[良い点]
　ハードな世界観そのものが登場人物たちの生き様に大きな影響を与えており、独特なリアリティが感じられました。
　詩音が反政府組織に入ろうとする序盤で、強く興味をひかれました。來奈とのやり取りを通じてある程度の説明を済ませたりと、わかりやすさにも配慮がうかがえました。
　個性的な登場人物たちによって紡がれていく流れがドラマチックです。紆余曲折を経て詩音が五年前の真実を知ったシーンは印象に残っています。人間模様に大きな影響が生じており、スリリングな展開がとても気になる作品だと思います。
　それでは引き続き、コンテストをお楽しみください。