感想一覧

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[一言]
顔がない、というのは表情から思考が読み取れない、そのことに対する恐怖、っていうのはあるのかも。
日本人は目で表情を作るから、サングラスは嫌うけれど、マスクにこだわりは無い。
欧米人は口で表情を作るから、サングラスにはこだわりないけれどマスクはあれほど嫌う。
と聞いたことがあります。「何を考えているか分からない相手」に対する恐怖、ということなんでしょうかねえ。

コナンの黒タイツはちょっと私も思ったのですが、あれって性別服装は判らなくても、ちゃんと目と口とそして表情もあるんですよね。だから不気味さは無い。もしあれがのっぺらぼうだったら、とても怖いと思う/w

ある方の作品で、着ているダサいTシャツのデザインはあったけれど、容姿容貌に掛かる描写が一切ないというのがありました。でも別段違和感が無かったのは、会話等でそのヒロインの思考や感情がある程度読み取れるから、というのがあったように思います。
多分、不気味さを出すなら顔を描写しないだけではなく、会話をしてもいけないし、行動原理もつかませてはいけない。そういう「何を考えているか分からない得体のしれないもの」としての持って行き方も必要になるんじゃないのかな、と考えたりします。
>多分、不気味さを出すなら顔を描写しないだけではなく、会話をしてもいけないし、行動原理もつかませてはいけない。そういう「何を考えているか分からない得体のしれないもの」としての持って行き方も必要になるんじゃないのかな、と考えたりします。

なるほど、確かにそうかもしれませんね。
小説では容姿などを描写しなくても、他者とのやり取りで人となりが図れるので、違和感を感じさせないのかもしれません。
顔と言うよりはむしろ思考の部分で得体の知れなさを訴えた方が、読者にその意図が伝わるのだと理解しました。

貴重なご意見、ありがとうございました。
[一言]
ミステリー(ホラー?)を書いてる私としては、あえて顔を出さない表現‥‥うまく使いこなしたい。

私も主人公は顔の描写‥‥と言うか、登場人物の容姿の描写も含めて、大まかな髪型とか雰囲気(“活発そう”とか、“物静かな”とか)くらいで、人物描写をあまりしないようにしてたりします。

自分が読む時に、よく「こういう性格のキャラは、きっとこんな顔!」みたいな、自分の思う主人公(登場人物)をイメージするせいなんですけど‥‥
それができる作品とできない作品で、没入感が変わります。
主人公視点で読むか神様視点で読むか、みたいな感じでしょうか?

なので、主人公の顔を描写しないことで、読む人それぞれの主人公像ができるのかなぁとか思ってます。

お邪魔しましたm(_ _)m
>自分が読む時に、よく「こういう性格のキャラは、きっとこんな顔!」みたいな、自分の思う主人公(登場人物)をイメージするせいなんですけど‥‥それができる作品とできない作品で、没入感が変わります。

なるほど、作品によってイメージができるかどうかが変わってくるのですね。面白いです。

正確によって顔のイメージが決まるのも興味深いですね。活発だったりクールだったり、性格が異なることで顔のイメージも違ってくるのですね。



>主人公の顔を描写しないことで、読む人それぞれの主人公像ができるのかなぁとか思ってます。

読み手に主人公のイメージ像を想像させた方が没入感が増すのかなと、個人的には考えていたりします。でも……ハッキリと描写してもそれはそれでありな気もするので、どちらにするのか悩みどころです。

コメントありがとうございました。
[一言]
すんげーどうでもいい感想ですけど。

それだと名探偵コ●ンの全身黒タイツ犯人はどうなるんだろう? とか考えてしまった。

  • 投稿者: 風待月
  • 2021年 10月12日 08時32分
あれも顔の見えないキャラクターの一種だと思います。別に恐怖を煽る意図はなさそうですけど。

コメントありがとうございました。
[良い点]
昔のちび○子ちゃんに出てきた不審者なんかも顔が見えないようになってましたね。言われてみれば顔や表情が見えないってのは得たいの知れなさが強調されてます。
不審者の顔がかかれない演出はアニメでもよく見かけますね。といっても、たいていは覆面したり、陰で見えなかったりするだけですが……。
割と子供向けのアニメほど、恐怖を与えたい演出では顔をかかない傾向にあると思います。

コメントありがとうございました。
[良い点]
こういう考察大好物です。

恐さや不安を煽るのもありますけど、過去の回想などで他者の表情を隠し、実際に主人公が思っていた表情とは違ったことに後で気付いて思い出した的に表情が表れるのも割とよく見る手法ですかね。顔隠しは個人的には負のイメージ持たせたい時や、主人公が何かしら問題を解決、或いは掴まった時に併せて用いられる印象です。

顔かぁ、私は美的センスとか視点とか割と人と違うという自己分析してるので、あまり詳細は書かず、誤魔化すこと(委ねるといった方が聞こえはいいのでしょうが)多いですね。
なので、どちらかと言うと(←ここ大事)、対象絞るか後々ある程度このキャラ、読者も印象深まったかなって所で描きたい派です。

考えさせられる話題でした。このような機会を設けて頂いてありがとうございます。
[一言]
人の印象は外見が半分以上占めるみたいですね。私には生き難い世の中です(-_-;)
>過去の回想などで他者の表情を隠し、実際に主人公が思っていた表情とは違ったことに後で気付いて思い出した的に表情が表れるのも割とよく見る手法ですかね。顔隠しは個人的には負のイメージ持たせたい時や、主人公が何かしら問題を解決、或いは掴まった時に併せて用いられる印象です。

 そうですね。そう言った展開もよくあるかと思います。聲の形なんかは信頼関係が築けた相手の顔が見えるようになっていましたが、あれは面白い演出だと思いました。



>対象絞るか後々ある程度このキャラ、読者も印象深まったかなって所で描きたい派です。

 なるほど……そう言う書き方もあるのですね。勉強になります。


 コメントありがとうございました。
[良い点]
面白い視点だと思います。顔は重要ですよね。逆にイケメンばかりだとイケメンが没個性に美少女ばかりだと同様になってしまいますが・・・。その点おっぱいは偉大です。巨乳でも貧乳でもキャラがたつ。さすがに巨チンと書くわけにもいきませんし・・・。

私の場合は名前も視覚情報もほとんど書かないので逆に書くときはある程度意味を持たせたりしています。
[気になる点]
全身タイツで電車に乗っていたら顔関係なく変質者だと思います^^;
>逆にイケメンばかりだとイケメンが没個性に美少女ばかりだと同様になってしまいますが・・・。
これは本当にそうですね。私も小説を書く時は没個性にならないよう、あえておっさんやおばさん、あまり容姿が優れていないキャラクターを出したりします。そっちの方が読んでる方もキャラを覚えやすいんですよ、多分。

>その点おっぱいは偉大です。巨乳でも貧乳でもキャラがたつ。さすがに巨チンと書くわけにもいきませんし・・・。
うん……w わかるw

>全身タイツで電車に乗っていたら顔関係なく変質者だと思います^^;
さすが! 目の付け所が違う!
ちゃんとボケを拾ってくれて嬉しいです。

コメントありがとうございました。
[良い点]
とても面白い視点ですね!
私は、顔の骨格とパーツを見ることが多いです(*'▽'*)

顔というのは、確かに相手に印象付けるのにもってこいの部分です。
眉が濃いと意思が強そうだったり、反対に凄く薄いとアブノーマルな印象になったり。
小説では見えないからこそ、細かく描写されていると想像しやすくなりますね。体型とかもですが。

ミステリーやホラーだと、顔が見えないから怖い……なるほどと思いました。

恐怖を煽るなら全く書かない。温かな人物だったら、見えないからこそ声や手、動作の描写で表現する。
そんな物語の描き方も楽しいかもしれませんね♪
顔のパーツでキャラを描写するのは私もよくやりますね。特に注目してほしい部分の描写を濃くして、読者に印象付けたりします。特に目のあたりを。

>眉が濃いと意思が強そうだったり、反対に凄く薄いとアブノーマルな印象になったり。
面白い手法ですね。参考にさせて頂きたいと思います。
眉毛に注目することってあまりなかったので、描写の幅が広がりました。

>温かな人物だったら、見えないからこそ声や手、動作の描写で表現する。
これも参考になりました。本当に素晴らしい視点をお持ちですね。

今回は大変、ためになるコメントをありがとうございました。
またご意見頂戴したく存じます。
[良い点]
顔が無いのは確かに怖いですね。感情の発露が一番顕著なのが顔ですし、そこが欠けることで一気に感じられる人間性が希薄になり、「人」から「もの」へと認識が変わるのもあるんでしょうね。
[気になる点]
>それ以外のキャラクターの顔を書くのはなんとも思わないのだが、どうしても主人公の顔だけは言及しにくい。

私としては、物語って主人公の情緒を一つの軸として進んだり広がったりしていくイメージがあるので、それを一番表現しやすい顔を「敢えて書かない」ならともかく、「なぜか書けない」というのはかなり不思議に思えます。

不特定多数の人が追体験しやすいよう、個性的特徴の最たるものである顔や表情を書くことを無意識に拒んでいるとかでしょうかねぇ(・・?)
  • 投稿者: 退会済み
  • 2021年 10月10日 21時26分
管理
何故か書けないというと、おっしゃる通り無意識に拒んでいるからだと思います。
ただ、不特定多数の人が追体験しやすいようと言うのもありますが……。
どちらかと言えば、私自身の内面の問題かもしれません。

コメントありがとうございました。
[一言]
こんばんは。

がっつり容姿描写しちゃう書き手なので盲点の書き方でした。無貌のものってやっぱり怖いですよね。

でも小説だとどうでしょう?
なろうを見ていると思うんですが、キャラクターの持つ「属性」でなんとなくぼんやりとした容姿をあてている人って結構いそうだなと。
男性の書き手さんに多いですが、そもそもあまり容姿に言及しない作品も多いですし。

「顔の見えない人物」として、しっかり「顔がない」ことを明確に描写しない限り、こうした書き方は難しいかもと思いました。
作者の技量次第でもあると思いますけどね……

こういうとき絵が描けたらッ……と歯噛みします。
>「顔の見えない人物」として、しっかり「顔がない」ことを明確に描写しない限り、こうした書き方は難しいかもと思いました

これはその通りだと思います。
顔……というか表情などの描写を省く人は少なからずいますね。
いわゆるなろう系にはそう言った作品が多いのかなと。

ライトノベルには挿絵があるので、その点で描写をおざなりにしている人もいるのかもしれません。もちろん、全ての作者がそうだとは限らないのですが。

こう言った書き方をするには、かなりの力量が必要になるのかなと思います。


>こういうとき絵が描けたらッ……と歯噛みします。

わ か る。

コメントありがとうございました。
[良い点]
面白いですね!

マンガでも不審者はそう言えばよく顔を描かれてなかったりしますよね。黒く塗り潰されてたり、コマの外に切れてたり。

貞子や伽耶子も全開で顔見せしてたら怖くないかもしれない。

あっ。

なんかアイデア浮かんだかも。
コメントありがとうございます。

おおっ! 新しいアイディアのきっかけになりましたか。
だとしたら嬉しく思います。

漫画だと結構よくある印象ですね。サイコ系のキャラクターなんかは、最後まで顔がかかれない場合が多かったりします。

貞子とか懐かしいですね。
そうそう、全部見せたら怖くないんですよ。だから情報は小出しにした方がいいのかなーって。
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