エピソード8の感想一覧

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[良い点]
 ちょうどシャーロック・ホームズシリーズを読んでいたときにこちらの作品を見つけてブクマしておりました。
 なろうらしい世界観と探偵ものという要素がとにかくうまく絡み合っていて、個人的にとっても面白いです。

 どこかホームズシリーズのにおいを感じるテンポのいい展開と、ラト&クリフの軽妙なやりとり。ホームズとワトソンの関係を思わせつつも、2人が彼らならではの個性と魅力を遺憾なく発揮していて、1章から惹きつけられました。
 名探偵とは名ばかりの狂人なのにどこかコミカルで憎めないラトと、元兵士という頼もしい肩書きながらも常識人で紳士的(でもそのせいでラトに振り回され続けるかわいそう)なクリフ。どちらも作品を読み始めてすぐに好きになっちゃいました(笑)

 そして名前だけの登場にもかかわらず、非業の死を遂げながらもカーネリアン家の誇りを守り抜いたエストレイがかっこよすぎる。聡明で気丈な夫人が最後、ラトにぐるぐる回されるところもとても好きです(笑)

 ダンジョンと名探偵、という冒頭のコンセプトがとにかくお上手で、ガッチリ心掴まれてしまいました。続きも楽しみに読ませていただきます!
  • 投稿者: 長谷川
  • 2022年 01月17日 16時54分
長谷川さん、星の数ほどあるなろう小説のなかからこれを選んでくれてどうもありがとうございます。
シャーロックホームズに関しては原典より後発の作品群のほうに親しんでばかりいたので、シャーロックの偉大過ぎるふんどし借りてこんなすてきな感想とかもらっていいのかなとモヨモヨしてます。気を引き締めねばなりません。

年始に体を壊して(主に首と背中を)しまって、更新作業が極めてノンビリになってしまってるんですが、気長に待っていただけると嬉しいです。
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