感想一覧

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[良い点]
くまぽ様の静謐な描写は、やはり美しいですね。
「和」を感じさせる景色や小道具、そしてそれらで営む生活や様式など、しみじみといいなぁと感じます。

人間の遺体から作られる墨を硯でする。
墨を硯でする、という行為そのものが、現代日本では万人にとっての日常とは言いがたく、儀式的な感さえありますが、その墨が人間の遺体。

おぞましいのに美しい。
まさに日本の怪談といった感です。
そしておじいちゃんの声で鳴く、というのがたまらないです。

一話(?)目の僕と二話目のオレは悪友のようですが、二話目のクラスメイトの体に燃え移った鬼火について、どう解釈したらよいのか頭の中がハテナになっております~。

「火」には浄化、またその儀式といった意味があると思うのですが、このお話では神のいぬ間に妄執をもちよって、その灯を競っているのですよね。
それは妄執の弔いをこめた祭りなのかな? と思うと、最後にクラスメイトの体に燃え移った鬼火は妄執を浄化しているのか、それとも果たして……??? という……。
めっちゃくちゃトンチンカンな解釈しているでしょうか?

すみません。
民俗学あまり詳しくなくて、背景があまり読み取れませんでした。
無念。

そして三話目。
これは赤飯の小豆から小豆洗いにつながる、ということでしょうか。
それともこのあずきあらい、一話か二話にも出てきてる……?

実りの秋に出てきた男性、あのお話だけでは、そう嫌な印象がなかったので、復縁は無理でも茶飲み友達になれたらいいねぇ……とか勝手なことを思いましたw
奥さんはお断り! かもしれませんが。
でも毎週末はヤだなぁ……。
[一言]
とてもおもしろかったです!
  • 投稿者: 空原海
  • 2022年 01月26日 15時46分
空原海様

お褒めの言葉、ありがとうございます。

これまでのホラー小話にあやかしの要素がないので、入れてみたのがこの短編でした。
(*´ー`*)民俗学は入門的な理解で、妖怪もそれなりの理解しかありません。(…それなりにあるのかな?だいたい、私の一般常識の線引きはおかしいことが多いです)
なので、鬼火も「お前が優勝だぜ!」的な胴上げ感覚です。盛り上がって現(うつつ)でない火で燃やされただけです。

晒し者ですね。(笑顔)

三つの話の時系列を逆にして出しただけなので、アズキアライは二話目では登場はしてません。ただ、赤飯提供しただけですね。一個食べてるけど。

一話目と二話目の2人を主軸に長編をぼんやり考えてます。ただ、このおっさんどうしようかなぁ。(笑)
赤飯作れるご婦人は活躍できそうですが、色々未定です。
とりあえず、復縁は想像つかないですね!(にっこり)
毎週末来ているのを誠意を見せていると思っている段階のおっさんなので、まずはそこに気付こうか…という感じです。

お読みいただき、ありがとうございました!
[一言]
秋の月夜に、ひょうと冷えるホラー。
お腹が減るのは何故。
「栗」! こうくるとは。面白かったです!
鷹野進様

栗をここに繋げました。ʕ•ᴥ•ʔにやり。
怪異でも秋なので、実りの恩恵は受けるべきかなぁと。

面白かったありがとうございます!

ご感想ありがとうございました!
[一言]
前回の話と繋がってたああああ!!!!wwww
間咲正樹様

前話の秋の実りから仕込んでました。
ʕ•ᴥ•ʔにやり。

対になるので、繋げるのもアリだなぁーと。

ご感想ありがとうございました!
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