感想一覧

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[良い点]
素敵なお話でした。主人公の視点で、でも本が主役といった物語が印象的でした。読ませていただき有り難うございました。
[気になる点]
最後まで、どうしても語り口調の語尾「だ」の硬質な感じと、「の」の柔らかい感じが耳に馴染まなくて、声のイメージがしにくかったです。皆さんにはどんな語りの声が聞こえるのかなぁと気になりました。
  • 投稿者: 島猫。
  • 2022年 08月20日 17時17分
島猫。様、こちらの「児童書の長い旅路」をお読み下さいまして、誠にありがとうございます。
「素敵なお話」と御評価頂けて喜ばしい限りで御座います。
旅先で訪れた図書館のリサイクル図書と、私設図書館への寄贈活動。
本作の柱となっている2つの出来事は、私自身の実体験がベースになっています。
語り口調の硬軟の不統一性につきましては、「大学生になった主人公が子供時代を懐かしみながら回想している」と解釈して頂ければ幸いで御座います。
ご指摘頂きまして誠にありがとうございます。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「移動企画」と「今からファンアート2021」の参加作品の中で、本作を御読み頂きまして誠にありがとうございます。
[良い点]
タイトルに惹かれて拝読しました。
本好きならワクワク、そして共感せずにはいられない、あたたかくて素敵なお話ですね!
繊細で柔らかな雰囲気の挿絵も、作品の世界観に本当にピッタリだと思います。

素晴らしいお話をありがとうございました。
  • 投稿者: K・t
  • 女性
  • 2021年 11月22日 17時24分
K・t様、こちらの「児童書の長い旅路」をお読み下さいまして、誠にありがとうございます。
「素晴らしいお話」との御評価、喜ばしい限りで御座います。

加純様のイラスト「思い出の本とラベンダーの香り」に描かれている本が実に可愛らしくて、「この本をテーマに、是非とも小説を書いてみたい。」と構想を練らせて頂き、旅先の図書館で見かけたリサイクル図書を頂いた私自身の思い出と、読書家と愛書家の方々によって運営される私設図書館をテーマに本作を執筆させて頂きました。
図書館で借りた本を返却したり私設図書館に蔵書を寄付した時に感じた、「この本を次は誰が読むのだろう。」という思いを、本作で表現させて頂きました。

励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「移動企画」と「今からファンアート2021」の参加作品の中で、本作を御読み頂きまして誠にありがとうございます。
[良い点]
「移動企画」から参りましたが、本にまつわるとても素敵な移動でしたね。
その本を楽しんで北海道の図書館にリサイクルした人があれば、旅行のお供になり、堺県に住む主人公の本棚に収まることもあり、さらには 駅ナカ文庫の蔵書として、また様々な人の移動のお供になって、楽しませてくれるのですね。
「この本に記された物語が、果てしない旅を続けているよう」という言葉が本当に感じられた素敵なお話でした。
石江京子様、こちらの「児童書の長い旅路」をお読み下さいまして、誠にありがとうございます。
「本にまつわるとても素敵な移動」との御評価、喜ばしい限りで御座います。

この短編は、旅先で訪れた図書館でリサイクル図書を頂いた私自身の思い出と、私設図書館への寄贈活動が原型となっております。
リサイクル図書を頂いた時に脳裏を過った「この本を今まで読んでいたのは、どんな人達だったんだろう…」という思いと、私設図書館に自分の本を寄贈した時の「この本を楽しんでくれると良いなぁ。」という期待を、この短編に込めさせて頂きました。

また、本作に登場する私設図書館は、駅ビル内に立地している駅ナカ文庫なので、蔵書を借りた人は真っ先に電車内で読んでいそうですね。
私も電車内の時間を読書で過ごす派なので、交通機関を使った移動には数冊の本が欠かせませんね。
心地良い車体の揺れや変化する車窓の景色は、読んだ本の内容とセットになって覚えています。

励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「移動企画」と「今からファンアート2021」の参加作品の中で、本作を御読み頂きまして誠にありがとうございます。
[一言]
イラストの使用ありがとうございました。
こうして利用していただけると、描き手の想像以上の世界が新たに展開して、絵も嬉しいだろうなぁと思います。
主人公との偶然の出会いによって、はるばる堺市にやって来た本。今度は時を越えて、また誰かの思い出の中を旅して行くのでしょうね。貴重本を独り占めしない主人公の優しさも素敵でしたが、本の貸し出しを旅に例えた大浜様の優しさもロマンティックで素敵でした。
  • 投稿者: 澳 加純 
  • 女性
  • 2021年 11月04日 23時06分
加純様、イラスト「思い出の本とラベンダーの香り」の使用を御快諾頂き、誠にありがとうございます。
こちらの「児童書の長い旅路」を御読み頂きまして、感謝いたします。
イラスト「思い出の本とラベンダーの香り」に描かれている本が実に可愛らしくて、「この本をテーマに、是非とも小説を書かせて頂きたい。」と構想を温めておりました。
こうして形にする事が出来て感無量で御座います。

旅先で訪れた図書館でリサイクル図書を頂いた私自身の思い出と、私設図書館への寄贈活動が、この御話の原型となっております。
また、本と一緒に描かれていたラベンダーからの連想で、主人公の少女と児童書との出会いの地を、北海道富良野市とさせて頂きました。
北海道の子供達が大切に読み継いできた思いと記憶を、堺に住む主人公の少女が児童書と共に引き継ぎ、そして駅ナカ文庫へ寄贈する事で、今度は自身の思い出と記憶も児童書に託していく…
そうした本に込められた読者の想いのリレーを、本作で表現させて頂きました。
主人公の少女が児童書の寄贈を決意した動機は、「貴重な本を独り占めしてはいけない…」という罪悪感だけではなく、「本に込められた読者の想いのリレーを、自分の所で終わらせてはいけない!」という使命感もあったのかも知れませんね。

励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「移動企画」と「今からファンアート2021」の参加作品の中で、本作を御読み頂きまして誠にありがとうございます。
[良い点]
移動企画から拝読させていただきました。
一期一会で出会えた貴重な本。
それを駅ナカ文庫に寄贈して、新しい出会いに思いを馳せる。
いい子ですよね。
水渕成分様、こちらの「児童書の長い旅路」をお読み下さいまして、誠にありがとうございます。
本と読書を愛する全ての方々への敬意と親愛の念を込めさせて頂きました本作、お楽しみ頂けて喜ばしい限りで御座います。

主人公の文学少女は、稀覯書を収集する事に血道をあげるコレクターというよりは、本に書かれている内容を重んじる読書家というイメージで書かせて頂きました。
‐珍しい本なら、自分だけの物にせず、沢山の人に読んで貰いたい。
そう考えたからこそ、マヤちゃんは貴重な児童書を独り占めせずに寄贈したという想定で御座います。
本の好きな人達によって運営される私設図書館に寄贈すれば、また新しい読者の素敵な読書体験の切っ掛けになりますし、運良く本が棚に並んでいれば、また思い出に触れる事も出来ますからね。

励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「移動企画」と「今からファンアート2021」の参加作品の中で、本作を御読み頂きまして誠にありがとうございます。
[一言]
最近、版権が移って装丁と題名だけ変わったらしい本に行き合ったので、とってもタイムリーでした。
リサイクル本、私もけっこういただきます。

ただ、リサイクル本を寄贈できるのは珍しいケースだと思いました。
貴重であっても、町の小さな図書館では、利用のない本は置きませんからね。
貰うときには、売ってはいけないというケースが多いけれど、別のところに寄贈して良いかどうかの決まり、そういえばあまり見かけません。「自分用に限る」というような表示は見たことがあります。
黒森 冬炎様、こちらの「児童書の長い旅路」をお読み頂きまして、誠にありがとうございます。
旅先で訪れた図書館でリサイクル図書を頂いた私自身の思い出をベースに、こちらの短編を書かせて頂きました。
他県の図書館のバーコードラベルが貼られた本の表紙に目をやると、その時の旅行の思い出がセットで蘇ってきますね。
とはいえ、公立図書館で貰ったリサイクル図書を私設図書館に寄贈するくだりは、完全なフィクションで御座います。

私が立ち寄ったリサイクル図書コーナーの何カ所かにも、「売却する等の営利目的での持ち帰りはお断りいたします」的なニュアンスの表示がなされていましたね。
作中の駅ナカ文庫が寄贈を受け付けたのは、思い出の本を新たな読者のために寄贈する主人公の心意気を評価したのと、「営利目的ではないから問題なし」と判断したからかなと考えました。

励みになる御感想、誠に感謝致します。
移動企画に参加させて頂きまして、重ねてお礼申し上げます。
[一言]
遠い北海道の地からやってきた児童書というのが素敵です。浪漫がある気がしました。
この児童書を次に読むのは誰なんでしょうね。想像が膨らみます。
読ませていただきありがとうございました!
瑞月風花様、こちらの「児童書の長い旅路」をお読み下さいまして、誠にありがとうございます。
私設図書館への蔵書の寄贈と、旅先で訪れた図書館で頂いたリサイクル図書。
私の実体験2件をコアとした本作、お楽しみ頂けて喜ばしい限りで御座います。

私が会員登録している私設図書館も、本作中の駅ナカ文庫と同じように、本を寄贈した人はメッセージカードを書く事になっていて、その後に借りた人が本の感想を書き込み出来るシステムになっているんですね。
自分が寄贈した本が貸し出されていると、「どんな人が借りていったんだろうな?」とワクワク致します。
そうしたワクワク感とロマンを、本作のラストで表現させて頂きました。

児童書が元々あった図書館の所在地を北海道富良野市と致しましたのは、加純様のイラストに描かれていたラベンダーからの連想なんですね。
紫色の花が可憐なラベンダーを見ていると、北海道の豊かな大地が浮かんできます。

励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「移動企画」と「今からファンアート2021」の参加作品の中で、本作を御読み頂きまして誠にありがとうございます。
[良い点]
旅先での思い出。
時間を超えて、その顛末。
優しい物語を読ませていただきました。(*_ _)
挿絵の本も可愛らしいデザインで素敵ですー。(*´ω`)
翔という者様、こちらの「児童書の長い旅路」をお読み下さいまして、誠にありがとうございます。
「優しい物語」とのご評価、光栄で御座います。
本や読書を愛する全ての方々への敬意を込めさせて頂きました本作、お楽しみ頂けて喜ばしい限りで御座います。
旅先で読んだ本には、本その物の思い出に旅先での思い出がプラスされるので、思い入れが一層増す感じがしますね。

加純様のイラスト「思い出の本とラベンダーの香り」に描かれている本が実に可愛らしくて、「この本をテーマに、是非とも小説を書いてみたい。」と構想を温めておりました。
こうして形にする事が出来て感無量で御座います。

励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「移動企画」と「今からファンアート2021」の参加作品の中で、本作を御読み頂きまして誠にありがとうございます。
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