感想一覧

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[良い点]
主人公さんを照らしてくれるストーリーの良さはもちろんのこと、展開のリアリティや、そのストーリーを語り上げる地の文。とくに言葉の一つひとつがすごく詩的で、心に響く作品でした。
個人的には「黒く流れるその大きな口は、男に早く来いと急かしている」、「男の止まりそうな心臓を無理やり動かすような、体の底から震わせる音と共に上がる色とりどりのーー花火」、「今もなお、男の片足を捕まえて~」のあたりがすごく好きです。(*'ω'*)
あ”ー、自分もこういう文章を書きたい。_(:3 」∠)_
翔という者さん、ご感想頂きありがとうございます!

おぉ⁉︎なんだかめちゃくちゃ褒められている気がする⁉︎
ありがとうございます!でも私、翔さんの純文学作品読んだ時もすごいなって思いましたよ?

せっかくの純文学なので、普段書いてばかりのファンタジーをやめて現実的にしてみました。ファンタジーは面白いけど、架空の世界になりがちだから。訴えかけるには現実味がある方が距離が近いかなと思いまして。
でも淡々と語るだけではつまらないので、表現は工夫しましたー!例に挙げて頂いたところは、それはもう力を込めまして!笑
擬人的に書く表現は、こういう純文学ならではかなって思います!普段の作品じゃ多用はできないですね、くどくなるので。

>あ”ー、自分もこういう文章を書きたい。_(:3 」∠)_

純粋に嬉しいですー!だけど世界観にあった文ってものがあるので、翔さんの作品には翔さんの作品ならではの力強さと率直さがあってていいなと思います。あの感じの魅力は逆に私には書けないので羨ましい!

たくさん褒めて頂きありがとうございます!
そして閲覧頂きましてありがとうございました!
[良い点]
不器用な男さん。まるっきり私です;;
でも、彼の心の底には、あったと思うのです。どれほど絶望しても消えない何か。
そして、花火がそれに火をつけたのだ……そう思います。

きっとこの花火は、これを上げたいという熱情の元あげられたものなのでしょう。たとえ季節外れだろうと、と。
だからきっとこんなに心を揺さぶった、と、そう思います。

一度めは、燃える花火。二度目は、電子に乗った火花。
ふたつの火種でしっかりともされた彼の心の灯が、かききえることはもうきっとない……と信じたいです。

誰かを生かす言葉をつづってゆきたいものだと心底思いました。感想でも、作品でも、日常でも。
うまく言えませんけれど、この作品に出会えてよかった。
じーんと、泣きました。
ありがとうございました。
日向 るきあさん、ご感想頂きありがとうございます!

なるほど!だから日向さんは素敵な作品作れるんですね!こういう気質は繊細故に情報過多になるとパンクします。
おっしゃる通り彼の中にもきっと葛藤があって、もがいて見えなくなって。だけどあの花火は、彼に何かを取り戻させたのでしょう。

ところで、これは現実の話ですが。
コロナ禍、抜き打ちで少しだけ花火が上がることがあるんですけど。
これは人を集めないようにしつつ、人を元気付けるためであり。また花火師の雇用を守るためでもあり、コロナ終息の願いでもあります。

でもそれよりも込められてるのはきっと、花火師さんの情熱とか楽しんで欲しいという想いかなって思います。それ以外にも様々な想いがあって、花火が上がるんだと思うんです。

だって花火なんて上げなくても、日常は成り立つから。

どんな時も、人を動かすのは人の気持ちかもしれません。
何気ない心が、少しの優しさや思いやりが、誰かの心に火を灯して温めるのかもしれません。

>誰かを生かす言葉をつづってゆきたいものだと心底思いました。感想でも、作品でも、日常でも。

そう思ってもらえて良かったです!きっと日向さんならそれができると思います!私もそうありたいです笑

出会えて良かったという、素敵なお言葉ありがとうございます!
そして閲覧頂きありがとうございました!
[良い点]
あぁ、今この心臓を取り出せたのならば。この心臓に心があるというのならば、切り開いて見せつけたいくらいの衝動があるのだ。


この 現実と云うか映像では出来ない
言葉だから、言葉ならでは、の文章が
たまらなく好きです。

非現実的なら何でもって訳じゃなくて、嗚呼わかる!
ってなる、そーゆーの限定
[一言]
決断は独りでするモノ、けど、何を?
それは周りを。
人を取り巻く環境が、人を、命をつくり、それが環境を作る。
互いに影響し合い、流れ、動き、活きる。
それが無ければ、まさに、無。
澱み、停まり、滞る、活力亡きは、死。
何を選び、何に囲まれ、何を囲み、何に選ばれるか

花火 理屈を超えた心を動かす光 まさに
海堂直也さん、ご感想頂きありがとうございます!

純文学なので、表現には少しこだわってみました笑
少し生々しさも感じる表現ですが、切迫感と衝動感が伝わりやすいかなと。興奮してる時って、胸が高鳴るとか使うけどそれじゃ甘いかと思いましてー!
こういう、言葉ならではの遊びが使えるのが小説の良いところですよね!共感して頂けて嬉しいです!

おー!なんだか力強い詩をありがとうございます!

>人を取り巻く環境が、人を、命をつくり、それが環境を作る。
 互いに影響し合い、流れ、動き、活きる

そう、結局全ては巡り巡るものですよね。
人は人に影響され環境に影響されながら、自分も影響を与えていると思います。そしてその流れの中でしか生きられませんね。
影響を与えることにより、息がしやすくなることもあるでしょうし。大したことないと思って落とした言の葉が、心へ大きな波紋を与えることもあるでしょう。この話は、それが良い方向に働いた話ですね!

だからこそ人は面白くて恐ろしいものです。
素敵な詩、そして閲覧頂きありがとうございました!
[良い点]
すごく感動しました。
要領の悪い主人公はまるで自分のようで、気持ちが痛いくらい分かりました。
たった一言でも誰かを救うきっかけになるのなら、これからも感謝の気持ちを感想として書き続けようと思います。
読ませていただきありがとうございました。
[一言]
企画主催、本当にお疲れ様でした((* ´ ` )* . .))”ペコリ
  • 投稿者: 退会済み
  • 2021年 11月02日 06時04分
管理
糸さん、ご感想頂きありがとうございます!

共感しすぎると少し辛くなる可能性もあるかな、と思ったのですが大丈夫だったでしょうか?けれど心に残るものがあったなら良かったです!
世の中良いことばかりあるとは限りませんけど、たった一言であっても心持ちが変わる事もあると思います。感情は毒にも薬にもなるけれど、だからこそ尊くもあります。良いように扱っていきたいですね!ぜひ感想書いてあげてください!

こちらこそご参加、そして閲覧頂きありがとうございました!
[良い点]
凄いね!

力量を感じる。

純文学うんぬんではなく。

魂とか人生とか、人の持つ生きながらの力量というか………

上手く言えないが、素晴らしい。
[一言]
人は一人では生きていけない。

しかし、一人で生きる気概は持たなければならない。

この二つの矛盾を繋ぐ“縁(えにし)”というものが、この物語にはある。
そう感じた。
天海波平さん、ご感想頂きありがとうございます!

そう言って頂けて嬉しいです!
なるべく主人公の心理に寄り添うよう頑張ったので、切羽詰まった力強さが出たのかなと思います!心の叫びみたいなものが出せていればいいなぁと思いますね!

縁ですか…良い言葉ですね!
頼ってばかりではいられないけれど、頼れないと簡単に転んでしまいますよね。バランスがとても難しいと思います。そして貰うだけでは成り立たない関係がそこにはあると思うのです。

考察をたくさんしていただきありがとうございます!
そして閲覧頂きありがとうございました!
[良い点]
素晴らしい!
たらこさんのレビューも秀逸!
以上!
  • 投稿者: 七生
  • 2021年 11月01日 21時12分
七生さん、ご感想頂きありがとうございます!

完結ー!そして完璧な感想ですねー笑
レビューも書き慣れてるだけあってさすがって感じでしたね!ありがたやありがたや!

閲覧頂きありがとうございました!
[良い点]
>恥を超越するほどの喜びが、男の体を駆け巡ったのだ。

ここすこ!
[一言]
ぶわわっ(´;ω;`)
とても良かったです!!・゜・(つД`)・゜・
  • 投稿者: 黒猫虎
  • 2021年 11月01日 10時29分
黒猫虎さん、ご感想頂きありがとうございます!

そのシーンはこの話でとっても大事なところなので、そう言ってもらえてありがたいです!むしろこれを引き出すために様々な苦行があったと言っても過言ではないですね笑

とっても良かったと言ってもらえて嬉しいですー!
作者冥利に尽きますね!書いて良かったです‼︎*\(^o^)/*

簡潔で嬉しい感想、そして閲覧頂きありがとうございました!
[一言]
あなたのおかげで今日の私がいます。感謝してもしき切れません。
秋冬春夏さん、ご感想頂きありがとうございます!

え、ありがとうございます笑
まさかそれを使ってくるとは…してやられました!
こんなにもシンプルで、読んでくれている事がわかる感想はないかもしれないですね!感激!

こちらこそ、今日の私がいるのは確実に秋冬さんのような方があるからなので。ありがとうございます!
そして閲覧頂きありがとうございました!
[良い点]
>高鳴る鼓動は、まるで恋のように彼を囃し立てた。

>本当にこの花は、要らぬものなのか。
>一瞬の出来事として。
>明日には、無かったことになるのだろうか。

このへんの対比、いいですねー(*´艸`*)


★(感想)の前に花火がなかったらこんなことにはならなかったと思うので、
構成が見事だと思いました。

生きるのって、ムカつくことや落ち込むことばっかりじゃなかったんですね(←

力を貰える作品、ありがとうございました(*^^*)


しいな ここみさん、ご感想頂きありがとうございます!

おおー!そこら辺ちょっとこだわったところだったので、注目してもらえたの地味に嬉しいですー‼︎₍₍( ´ ᵕ ` *)⁾⁾
最初のは緊迫感と行動の矛盾が面白い文かなと思って考えて、二つ目はまあ小説の暗喩みたいにも受け取れるように書きましたー!

最初に死にたがりの男ができちゃって、引き止めるのが大変でしたね…。コロナ禍で走り出したい人も増えちゃってそうだから、割とデリケートな問題です。

時に近しい友人よりも、美しいものや遠い他人の声の方が響く時もあるかなと思います。近しい人には、仮面を被ってしまう人も多いから。男は今回そういう人のメタファーになってます。
生きるのは辛い事も多いけど、辛い事もないと人間は幸せを感じられないそうです。しょっぱいものの後の甘いものは一際美味しいのです。

人生色々あるけれど、皮肉だけどそれが多い人の方がいい文書けるんですよねぇ…幸せしかない人間の書く文はパッパラパーです(?)しいなさんは多分大変な事が多いんだと思いますけど。でもだからなのか私しいなさんの文すごい好きなんですよね…割と久々にストレートに好きな感じの書き手さんだなって。読んだ時思いました(ごめんない)

こちらこそ読みにくい文体なのに、深く読んでくれてありがとうございます!
そして閲覧頂きありがとうございました!
[良い点]
なんでこんな作品が書けるんですか(´;ω;`)!?

ただ花火に救われるという一度の体験に留まらず、そこからやはりまた落ち込み再び自殺を試みようとした男が、今度はその時の衝動を綴った作品とそこへ寄せられた読者の声に救われる。
この「上げて、落として、最後により大きく上げる」というシンプルなリズムの中に、男の苦悩や希望がこれ以上ないくらい濃密に詰め込まれていて、読んだ後で「ああ、これが純文学なんだなぁ……」って心の底から思えました!
[一言]
THE JETZEJOHNSONの『Opus And Mayverse』という曲を思い出しました(゜ω゜)
坂本美雨さんも歌われていて、あれも入水自殺を試みようとした男性の心情を歌ったものだったのですが、今日をもって自分の中で、空野さんのこの作品がその上に立ったかもしれません(笑)
  • 投稿者: 退会済み
  • 2021年 10月31日 18時45分
管理
こっぽらきんぐさん、ご感想頂きありがとうございます!

いつもと違う路線で頑張ってみました!笑

この話は例えるならジェットコースター型なんですよね!それを単純な上り下りだけではなく、楽しませるように言葉で彩るのが本来の小説だと思います(少なくとも私が大学でやってた純文学はそんな感じ)

せっかく良い機会なので(?)、純文学読んだ事ない人にも楽しんでもらえる純文学目指してみました! 人の人生は苦労も多いですが、喜びも確かにあるものだと思います!

『Opus And Mayverse』聴いてきました!
静かで漂うようだけれど掻き立てるような、それでいて哀愁もある曲調に歌詞が想像させてきて考えさせられる曲でした。聴き入っちゃ感じですね!…ってそんな大作の上行っちゃうんですか⁉︎Σ( ꒪□꒪)‼
え、恐れ多すぎる…! 一瞬でもそう思って頂けて、ありがたい限りですけどね! 死を感じさせるものって扱いが難しいので大丈夫かなと思ったのですが、上手く調理できたみたいで安心しました笑

この作品からたくさん考えてくださって、そして閲覧頂きありがとうございました!
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