エピソード138の感想一覧

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大犯罪組織の博識っぽいトップが「銃(銃弾)に魔法がかかっている可能性」を想定さえできないということは、この世界のほとんどでは「魔法=ちょっとしたこと」程度の認識が続いていると解釈して良さそうですね。
身体で直接受け止められたからであるとはいえ、「これは魔法だ」と即見破って対応指示まで飛ばしてみせたアナニエフのすごさが今になってわかります。

...覆水盆返しという、船酔い知らずに並ぶトンデモ機密情報を彼(と部下複数人)が握っているのはたとえ獄中であっても色々やばいのでは
「船酔い知らず」などはバニーガールの衣装になって結構いろんなところにばら撒かれたはずなんですが……これは単に作者の怠慢ゲフゴホ、いえこの世界での認知がそういうものみたいです……

アナニエフは魔法に詳しい訳ではなく、非常に恵まれた体格を持ち(辺境では)何事も自分の思うがままに生きて来た彼にとって、自分が理解できないものは全部「インチキ」であり、自分が持つ真の力、「誰よりも強い肉体」の前では無力なのだと、そういう事が言いたかったのだと思います。

一方、自然科学に詳しいっぽいザナドゥは元より、高名な学者でもあるというファウストなども、アイリの力が、自分が長年腐心して来た大砲の冷却問題をあっさり解決する所を見せつけられるまでは、魔法を現実の力だとは思っていませんでした。
この世界の魔法はそれだけ希少で、かつ数多の偽物に埋もれていて見分けるのが面倒な物なのかもしれません。

御感想誠にありがとうございます!
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