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[一言]

前提として本屋で売られてる、『ライトノベル』となろうなどの『web小説』は受けやすい書き方から読者のスタンスまで全て違います。
書籍化を目指し、なろうで『web小説』のルートを通るならば『受けるweb小説』のノウハウ、設定、やり方を学ぶべきです。
そして学ぶより大事なのは感想や反応が無かろうとも書きまくりましょう。書いて初めて学べます。

まず、プロローグで設定を流すのは基本的に悪手です。
読者はストーリーを読みに来たのであって、設定集を見たいわけでは無いのです。
そして最初というのはなろうを始めとるするweb小説で一番大事で如何に読者の興味を引けるかの部分です。
そんなところで回りくどく設定集を置くのは止めるべきでしょう。

では如何に世界観を読者に教えるか。
ここからは私個人の私見で語りますが『少しづつ判るようにする』をお勧めします。
話が進み、ストーリーが進むごとに都市はこう、種族はこう、と知れるようにするべきです。
そしてストーリーを進めていくうちに歴史を『読者自身に興味を持たせてから』歴史設定を語るのが良いでしょう。


山場とされた3話。山場になっていないと感じるのが正直なところです。
例え人が死のうが、『読者にとってどうでも良い人間の死』は心が今一つ動きません。
主人公がそれにいかに苦しもうと、『読者自身』がどう思うかです。

普通山場とは話の後ろの方に置かれます。
それは大抵、そこまでのストーリーで『山場のイベント』に置かれるキャラクターに読者自身が共感するからです。
そして初めて読者に衝撃が来る、心が動く。
さらにバットエンドにもグッドエンドにも動かして読者の心を如何に動かして、ストーリーと共に着地をするか。
それが起承転結の、転と結の役目です。


この小説は一人称視点なので主人公と読者を如何に共感させるかがカギとなります。
ストーリーの序盤は読者自身に主人公の事を如何に伝えるかです。
異世界転生モノが多いのは主人公の知識、思考パターンが現代人とリンクしやすいからですね。

まずは主人公のキャラクターを如何に読者に退屈させず伝えるか。
そして描写を情報量密度を部分的に多くしてください。ですがそれも情報量に緩急付けて読者に退屈されない事。
如何に省いてストーリーを進めるか。読者が知りたいのは『よく知ってるキャラクターのストーリー』です。
  • 投稿者: エニス
  • 2022年 01月10日 12時32分
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