エピソード322の感想一覧

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[良い点]
まあ「衣食足りて栄辱を知り、倉廩実ちて礼節を知る」と言いますし。
(腹一杯食える様になれば革命だのクーデターなど起きない訳で)
大西洋はいつキノコ雲が立っても可笑しくない状況ですが、太平洋はようやくその名の通りになった様で。
[気になる点]
「七十有五而不怒」
それは十五年前に通っておく道だとw
(孔子は六十で人の言葉を素直に聞きすらすらと理解できるようになったと言っておりますw)
[一言]
まあこの当時の日本だと乱闘や採決(物理)が結構ある血の気の多い議会でしたからw
それでも凶器持ち出しての乱闘は前代未聞でしょうがw
  • 投稿者: 安井 賢一
  • 50歳~59歳 男性
  • 2024年 03月18日 09時21分
>安井 賢一様

むしろ昭和10年代に政治が一気に不安定化したのも、高橋是清が頑張っていたのは間違いないとしても、長く続き過ぎたインフレ不足があるのかもしれません。
その意味では、総力戦を経たことで社会が安定した面が、本作品の世界でも強いとも考えられます。また総力戦を主導した勢力がその後も政治にかかわっている関係から、平等化志向は案外強く出ていて……しかしそろそろ自由競争が不足してきたといったところでしょうか? 何にせよ、太平洋一帯は時折米国との対立があるかもしれませんが、比較的安泰です(大西洋が酷すぎますね)。

ちなみに論語では確かに「六十にして耳順う」ですが、もちろんこれは「気に入らないからと癇癪を起こし、殴りかかったりしなくなった」という意味ではありません。
孔子様なら5歳とか10歳とかで通り過ぎたところを、高谷中将は75歳くらいになってようやく通過したというくらいです。まあ「俺の脳味噌は筋肉だからこれが学問だ!」とか言い出して相手をボコボコにしたりする人物ですので……。
[良い点]
経済の勉強にもなる面白い話でした。
昔「インフレ駄目、絶対」と思いこんでいた自分がはずかしい。
>ブロントさん様

割とここ、色々調べていてぞっとしたというか、極めて厄介なところかもしれない……と思ったところです。
当時の政府・軍による割と考えなしな歳出拡大策が、インフレを通じて持たざる人々を相当に救済していた面があるという観点は、史学からも経済学からもなかなか出てこないのかもしれません。

ちなみに「インフレ駄目、絶対」がむしろナチの軍拡を後押ししており、その構図にシャハトも気付いていなかったのではないか……? という仮説を最近立てております。
[良い点]
高谷さん長生きしそうだなあ(笑)
>サリエリ様

憎まれっ子世に憚る、と言います。
米英などにこれでもかというくらい憎まれまくった高谷中将ですから、そりゃあ長生きもするでしょうね……。
[気になる点]
…76くらいで脳溢血なんかで倒れそうな性格はもう一生治りそうに…あれっ?尊い犠牲(寺門候補)を払って治りかけてる!?
[一言]
シビリアンコントロールならぬ、尻に敷いてコントロールされてやがる…
>科学部部長様

まあ「七十有五にして怒らず」とかいう凄く低レベルな反省書道しちゃうくらいですから……。
この時代は脳溢血で倒れる人が多く、政治家が実のところ高血圧で判断力おかしかったんじゃないか? という話まで出てくるくらいですからね。

なお現実には、震災の時の態度があまりにも酷すぎ、妻に逃げられる政治家もいましたね……。
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