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隊士をはじめ、町人や宮中の人々の様子がとても生き生きと描かれており、その当時の新選組を観ているかのような臨場感がありました。
一話一話が独立して完結しているような纏まりがありつつ、舞台が地続きなので、積み重なるように作品の全体像と雰囲気が伝わってきます。
話数が進むに連れ幽玄さが増し、特にピストルの閃くきが辻斬りの眼光だったり、流れ落ちる涙が病持ちの遊女のように揺らめくといったような、妖しくもありまた風流でもある表現がお見事でした。
結末が時にぼかされ読者の想像に任されている締め方に、より興味を惹かれました。
素敵な作品をコンテストにご応募いただきありがとうございます。
ネット小説大賞運営チームさま
お読みいただきありがとうございます。

有名なひとの出ない、奇妙な新選組の掌編ですが、楽しんでいただけましたら幸いです。

表現についてのお褒めの言葉、苦心したところですので、本当にありがたいです。

アイディアが思いついたら、また書きたいと思います。

ありがとうございました。
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