エピソード205の感想一覧
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また難しいものに手を出してるねぇ、俸給は貴族だからもらえるんじゃなくて元々は国に尽くした者にあたえる年金とその者の子孫で家を継ぐ者の生活を保障する意味が強いんだよね、あとは貴族として家や体面を保つための補助金的な意味合いかな?部下の給与や本人じゃなくて外に見せる用で現代で言うなら会社面接に来た人間がよれよれの服やボロボロな靴だとこいつ仕事できるのか?と思われるのを防ぐ意味合いだな。
なのでそれを止めるということは先祖の貢献が無かったことになるのと生活費+部下の給与+見た目に掛けるお金を稼がないといけない訳で普通に無理かなぁ、そして貴族の副業(商人とか)はあまりよく思われない、現代で言うなら本業が疎かになるかもという危惧だな。
なのでそれを止めるということは先祖の貢献が無かったことになるのと生活費+部下の給与+見た目に掛けるお金を稼がないといけない訳で普通に無理かなぁ、そして貴族の副業(商人とか)はあまりよく思われない、現代で言うなら本業が疎かになるかもという危惧だな。
エピソード205
ご感想ありがとうございます。興味深く拝読させて頂きました。
確かに貴族はいろいろ物入りですね。貴族の面目を保つのも大変です。
参考までに、この世界の貴族の成り立ちをざっくり説明すると、その昔、今より治安が悪く、防衛が最優先だったため、敵陣営・魔物・盗賊などを討伐した者が国から評価され、貴族に取り立てられるようになったのが始まりです。彼らは防衛の任が与えられ、国境などの危険エリアに配置され、駐屯地がそのまま領地となりました。
その後、国や地域の戦争は収まり、治安は良くなってきましたが、依然として魔物や盗賊などは出没したため、国のお墨付きのもと、貴族の爵位を子供に引き継ぐようになり、世襲が通常化しました。
さらに時代が経過すると、防衛から内政へウェイトがシフトし、内政分野で貢献した人が国から取り立てられ、貴族になっていきました。但し、彼らは貴族邸(広い敷地・大きな屋敷・使用人)を持つものの、領地を持たないため、その維持費用を考慮し、高額の俸給が支給されるようになりました。
領地持ち貴族(領主)が王都外を活動拠点にしてるのに対し、領地なし貴族は主に王都(一部は領都)を活動拠点にしましたが、彼らは数が多く、かつ中央省庁の重職を牛耳ったため、やがて怠慢、賄賂、横領など好き勝手するようになりました。主人公が登場する前がそのピークで、先王は頭を痛めていました。
貴族爵位は、上から、公爵・侯爵(辺境伯)・伯爵・子爵・男爵・騎士爵とあり、下に行くほど人数が多く、上に行くほど一人当たりの俸給が高い、というピラミッド構造で、上に行くほど働きの割に仕事をしていない傾向がありました。
確かに貴族はいろいろ物入りですね。貴族の面目を保つのも大変です。
参考までに、この世界の貴族の成り立ちをざっくり説明すると、その昔、今より治安が悪く、防衛が最優先だったため、敵陣営・魔物・盗賊などを討伐した者が国から評価され、貴族に取り立てられるようになったのが始まりです。彼らは防衛の任が与えられ、国境などの危険エリアに配置され、駐屯地がそのまま領地となりました。
その後、国や地域の戦争は収まり、治安は良くなってきましたが、依然として魔物や盗賊などは出没したため、国のお墨付きのもと、貴族の爵位を子供に引き継ぐようになり、世襲が通常化しました。
さらに時代が経過すると、防衛から内政へウェイトがシフトし、内政分野で貢献した人が国から取り立てられ、貴族になっていきました。但し、彼らは貴族邸(広い敷地・大きな屋敷・使用人)を持つものの、領地を持たないため、その維持費用を考慮し、高額の俸給が支給されるようになりました。
領地持ち貴族(領主)が王都外を活動拠点にしてるのに対し、領地なし貴族は主に王都(一部は領都)を活動拠点にしましたが、彼らは数が多く、かつ中央省庁の重職を牛耳ったため、やがて怠慢、賄賂、横領など好き勝手するようになりました。主人公が登場する前がそのピークで、先王は頭を痛めていました。
貴族爵位は、上から、公爵・侯爵(辺境伯)・伯爵・子爵・男爵・騎士爵とあり、下に行くほど人数が多く、上に行くほど一人当たりの俸給が高い、というピラミッド構造で、上に行くほど働きの割に仕事をしていない傾向がありました。
- 明穏流水@書籍化
- 2025年 06月11日 21時29分
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