エピソード315の感想一覧

▽感想を書く
感想絞り込み
全て表示
[気になる点]
ここは違和感が湧きます。
登場人物の殆どが“持てる者”である弊害かな?
「衣食足りて礼節を知る」とある様に、先ず貧困があって次に力のある者が現状を変える過程の一部で、悪感情と暴力というものが出てくる。

特にギルフォード王国で即肯定されたのには変に感じました。
彼らは言われ無き迫害を受けていた者たちで、王家に悪感情は無くても、人種(ひとしゅ)にソレを全員が持っていないとは言えないのではと思います。
  • 投稿者: 真崎
  • 2022年 05月31日 12時40分
ご感想ありがとうございます。環境(貧困等)と道徳の関係性は根深いテーマですね。本作でも主人公が道徳に関心があるため、度々、触れていますが、まさに試行錯誤してる状況です。理想と現実の狭間を行き来してる感じでしょうか。

315話を抜粋すると

>「僕ら王族に対し、憎しみ、殺意を持っている者を指定して【探索】!」

とありますように、あくまで対象は「僕ら王族」となります。ギルフォード王国の亜人種族達は確かにウラバダ王国で酷い目に合い、人間種族にも否定的な感情を持って島に来ましたが、主人公達の懸命な救済活動により、だいぶ改善されました。

ただ、人間種族への否定的な感情が完全に無くなったかと言えば、もちろんそうで無いため、あえて「僕ら王族に対し」と絞ったわけです。これは主人公を中心としたロナンダル王家(ギルフォード王家)を指しています。

人間種族に否定的感情があっても、さすがに命の恩人でもある主人公達に否定的感情(憎しみ・殺意)を持つ者はほとんどいなかったということでした。(ゼロではありませんが)

さすがに「僕ら王族に対し」が外れたら、状況はまったく変わるでしょうが・・・

↑ページトップへ