エピソード482の感想一覧
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[一言]
実権が先王にある、二重権力構造は、やはり、分かりにくいという意味で、悪政寄りという感想ですね。
実権が先王にある、二重権力構造は、やはり、分かりにくいという意味で、悪政寄りという感想ですね。
エピソード482
ご感想ありがとうございます。この場合の二重権力は字の通り、二つの権力が重なっている状態です。息子は父の目指した王政を維持したいし、主人公は息子の代で王政を盤石なものにしたい。実はシンクロしており、二人いますが、目指しているものは同じなんです。ただ外部の者には分かりづらいですよね。
今回、貴族相手に二重権力で威圧したのは、不正(悪)には権力(悪)行使も許容されるという主人公の考えがあったからでしょう。
今回、貴族相手に二重権力で威圧したのは、不正(悪)には権力(悪)行使も許容されるという主人公の考えがあったからでしょう。
- 明穏流水@書籍化
- 2022年 11月07日 14時16分
[一言]
主人公の言うように今回の件は議論がかみ合いませんね。
ビント伯爵「貴族家の経営という労働を行っている。きちんと働いているから家臣が路頭に迷わずに済んでいる」
主人公「俺が権力者だ。これからは俺の決めたルールに従え」
ビント伯爵は呼び出されるまで何もしないのではなく、以下のような屁理屈対応をしていたら
上記のやりとりは王族の権力の濫用と言い張れたかな。
ビント伯爵「ビント商会始めました。商会主として従業員に指示を出しています」
屋敷には看板を出す。業務内容はこれまで貴族家当主としてやっていたことと
ほとんど変わらず。←ここ重要。何もしていないわけではない。
主人公の言うように今回の件は議論がかみ合いませんね。
ビント伯爵「貴族家の経営という労働を行っている。きちんと働いているから家臣が路頭に迷わずに済んでいる」
主人公「俺が権力者だ。これからは俺の決めたルールに従え」
ビント伯爵は呼び出されるまで何もしないのではなく、以下のような屁理屈対応をしていたら
上記のやりとりは王族の権力の濫用と言い張れたかな。
ビント伯爵「ビント商会始めました。商会主として従業員に指示を出しています」
屋敷には看板を出す。業務内容はこれまで貴族家当主としてやっていたことと
ほとんど変わらず。←ここ重要。何もしていないわけではない。
エピソード482
ご感想ありがとうございます。今回の対決はどちらも言い分がありました。現代人の感覚だと「個人」が優先されますが、この世界の貴族の慣習では「家」でした。だから、先代の実績が今の当主に及ぶか否かで考えが合いません。
先代は先代、今の当主とは別と考えたのが主人公、まさに個人主義です。一方、ビント伯爵は先代の実績はそのまま、同じ家系ということで、自分も含まれると考えていました。こちらは家系主義です。
ただし、討論を進めると、主人公にも分が悪い点があります。それは個人主義を言ってますが、自分はしっかり王族として、家系主義の恩恵を受けているところです。ズバリ、いいとこ取りですね。
ただビント伯爵も先代の実績を言うももの、自身の国王への忠誠は盤石なものではなさそうでしたので、権利を主張して義務は負わないという態度が透けて見えました。こちらも似たようなものです。
結局、討論だと長引くと察して、陛下が威圧して、ごり押し決着しましたが、後でどっと疲れが出てしまいました。内政は前進する必要があるため、時として多少強引な手法も必要ということかもしれません。
ご記載の屁理屈対応ですが、面白い内容です。貴族労働令通達前に、ペーバーカンパニーをつくって、偽装労働してれば、実労働から、逃避できる可能性は十分ありそうです。なぜなら、そこまでして「働きたくない」者がいるとは主人公も考えて無さそうだからです。まさに予想の斜め上ですね。
あとは、ミアのチェック、目安箱への投書(密告)等をかい潜れるかですね。最後の五十人のリストに入ったら、どうしようもありませんが、そのずっと前の緩いチェック網の段階で抜けられたら、しめたものでしょう。
先代は先代、今の当主とは別と考えたのが主人公、まさに個人主義です。一方、ビント伯爵は先代の実績はそのまま、同じ家系ということで、自分も含まれると考えていました。こちらは家系主義です。
ただし、討論を進めると、主人公にも分が悪い点があります。それは個人主義を言ってますが、自分はしっかり王族として、家系主義の恩恵を受けているところです。ズバリ、いいとこ取りですね。
ただビント伯爵も先代の実績を言うももの、自身の国王への忠誠は盤石なものではなさそうでしたので、権利を主張して義務は負わないという態度が透けて見えました。こちらも似たようなものです。
結局、討論だと長引くと察して、陛下が威圧して、ごり押し決着しましたが、後でどっと疲れが出てしまいました。内政は前進する必要があるため、時として多少強引な手法も必要ということかもしれません。
ご記載の屁理屈対応ですが、面白い内容です。貴族労働令通達前に、ペーバーカンパニーをつくって、偽装労働してれば、実労働から、逃避できる可能性は十分ありそうです。なぜなら、そこまでして「働きたくない」者がいるとは主人公も考えて無さそうだからです。まさに予想の斜め上ですね。
あとは、ミアのチェック、目安箱への投書(密告)等をかい潜れるかですね。最後の五十人のリストに入ったら、どうしようもありませんが、そのずっと前の緩いチェック網の段階で抜けられたら、しめたものでしょう。
- 明穏流水@書籍化
- 2022年 07月18日 21時47分
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