エピソード100の感想一覧

銃の規格とか見て凄い練ってるなと感じましたね。
欧州の泥をうまく表現していてさすがだと感じましたが一つ疑問点が。
恐らくドイツを参考にされていると思いますが、企業帝国の場合恐らく前線視察官とか兵器の実践研究やデータ収集係などもいると思うんですよね。
あと本国が圧勝している前提なら恐らくSSや憲兵などの治安維持部隊や独立維持部隊が居てもおかしくなさそうなんですよね。
情報統制しているといっても完全にできるわけじゃありませんし被害が甚大であればあるほど筒抜けになりやすいですし。

戦闘以外の裏の政治的駆け引きが描かれていて楽しめました。
銃弾の規格が不統一なのは師団ごとに専属の軍需企業と取引しているためらしいし、経営陣も大陸入りしていることからみると、実業家達（財閥や政商）の影響力（政府や軍との癒着）が強い社会みたいですね。
ところでジュニバール軍の階級で、「特将」とはどんな位置づけなのでしょうか。
議員が兼務していたので「特任将軍」の意味なのか、大将階級を更に区分した「特級大将」の意味なのか。
また会話からみると特将どうしでも序列（軍人出身か臨時任命かの差？）があるような感じです。

第二次大戦中でも更新の最中でもない限り小銃弾が2種類以上ある事はありませんでしたが、まさか40種類以上とは…
部隊間で物資の融通しあいとかできないでしょうに…
昔の武器を引っ張り出しているという現在のロシアでもそんなにはないと思います。小銃弾だけでなく拳銃弾等他の種類の銃の規格を合わせても…
地球では国どころか世界で規格がNATOと旧ワルシャワのどちらかで統一されていたと知ったらどんな反応をするか…

現場の将兵だけでなく、司令部の将官クラスも日本の実力に気づきだした様子ですが、その最上位があの有様では…

会話を読んで思ったのですが、特級大将より上級大将の方が上なのでしょうか？
字面的には逆のような気がしたので…
勝った気で色々と皮算用していた上層部が日本の真の姿を知っての狼狽えパートが楽しみです。

そういえば前回、現在向かっているバイガン特級大将率いる増援部隊の内、先遣隊は見逃すが本体は対艦誘導弾で叩く旨を説明されていましたが、という事はバイガン特級大将は奥さん共々海の藻屑決定？

大陸入りした実業家達は敗北したらどうするのか？
日本的には民間人に対して収容所に入れるのは絵面的に良くないですし…
外交交渉して民間人の復員船を手配できればいいですが、それですと魔法文明側が日本に頭を下げる形になるのでそれが出来なければ…

次回も楽しみにしています。

昭和の日本軍でも小銃と機関銃の規格が６、５ミリと７、７ミリというたった二つの規格にしか分かれていなかったのに、たまに弾の規格が違って撃てなくなるという事態が発生しましたからね。それが４０種類となると、どれだけの惨状になるのやら。

そんな発想すら無かった？
ということは、やはり、国そのもの、軍事そのものが、日本の明治以前のレベルなのですね。

一国の中ですら弾薬の規格が統一されていない？
ということは、各々の軍事メーカーが、自分たちの規格を採用させて、他のメーカーより優位に立とうと争っていると？
規格を統一した方が祖国のためには良いと解っていながら、そうする気が無いと？

だとしたら、それも呆れた話です。国の利益より自分たちの利益を優先するなんて、少なくとも日本では考えられなかった。

ということは、この世界、一国の中では弾薬の規格は統一されているのですか？

弾薬の規格が統一されていない？　呆れた話です。
日本では、明治時代に終わっていることなのに。

真の愚か者、最悪の愚か者とは、自分の愚かさに気付かない、気付こうとしない愚か者のことです。
ガーハンスとジュバニールの上層部には、そういう愚か者が多いようですね。
彼らが、この戦争は自分たちの敗北で終わると、気付くのはいつなのか。