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[良い点]
興味深い内容で、感想欄まで全部拝読しました♪ 分かりやすく書かれていて、とても勉強になりました。ヒューマンエラー発生の理由として、仕事をする人の注意不足、確認不足もあるでしょうし、現場の人員不足もあると思いました。公務員も企業もでしょうが、職場によっては人に対しての業務量が多過ぎて、エッセイ内で書かれていた複数名での確認が現実的に無理だったり。もちろんそれは企業主や採用担当部署の判断によるので、結局は雇用する側の問題になるのかもですが。賠償金……他の方が感想に書かれていましたが、金額によって賛否が分かれるだろうなぁと。もし自分のミスで雇用する側に損害を与えたとして、自分が支払えと言われたら……支払うことで自責の念が少しでも和らぐなら支払いたいと思うかもしれないなぁと。退職、転職が難しいなら特に。でもやっぱり、金額によりますね(^_^;)
  • 投稿者: 島猫。
  • 2021年 12月30日 23時24分
島猫。様 感想ありがとうございますm(_ _)m

例えば、水道関係のミスの場合、1日に一回、管理者が水道メーターを確認して異常な増え方をしていないか確かめるという方法もあるんですね。
もっと簡単なものなら、開栓と閉栓のさいにチェックする書式を用意して、作業終了後に必ず書き込んで責任者へ提出させる。
その場に立ち会えずとも、こういった形でダブルチェックする体制は整えられる訳です。
半額弁済は本文に書いたように、都立高校で起こったプールの閉め忘れに対して、全額弁済の訴訟が起きたことが発端ですが、これも、都が下水道料金について、軽減措置を取ることも出来たと思いますし、裁判所が全額弁済は責任制限があるとした上で、あくまで上限として半額までしか認められないと判断して、訴えを棄却した訳で、それが半額払わなければいけないと、現場で固定化されているのは些かおかしいでしょうと言う話ですね。
まあ、税金で食っているというのも、少し酷い表現ですよね。収入の原資が税金なのは確かですが、多くの方は支払っている税金以上の公共サービスを受けていますから、インフラ事業など民間に委託されている事業者や道路など公共インフラを活用している私たちにも波及する可能性がある話になりますからね、極論ですが。
[一言]
大分県の県立高校剣道部でもあったよね、熱中症で倒れて生徒が死亡したの
県に4600万払えって判決で顧問への請求棄却されて、納得いかないから両親が訴訟おこしてた事件

これは100万で落ち着いたんだったかな
結局は過失割合とか度合次第なんだけど、これの100万が妥当かどうかも分かんないねぇ
  • 投稿者: key
  • 2021年 12月23日 17時59分
key様 こちらも感想ありがとうございますm(_ _)m

例えば、書かれている内容ですと、熱中症が発生する可能性がある状況で、それを警戒して相応の対策を取らなければ、安全配慮義務違反であり、また、生徒を指導する教諭という立場から保護責任者遺棄にもなるかと思われます。
となれば、業務上過失致障、及び致死が適用されてもいい案件ではありますが、刑事上の責任が現場で限られた権限で働くいち教諭にまではかけられない、または違法性が阻却出来るだけの事由があると判断されたんでしょうが、部活の顧問という監督的立場の人間が刑事責任を完全に阻却されるのは間違っていると感じますね。
日本の民事における賠償額は安いですから、100万というのは、我が国では高いほうですが、刑事責任を問われておかしくない案件としては安いですよね。

刑事上の責任の発生しない、単純なヒューマンエラーとはこうした案件はわけて考えるべきですね。
ですが実態として、一律で判断されるような安易な運用がされているのではという懸念が本稿の論旨となります。
[良い点]
論旨が分かりやすくまとまっていて、勉強になります。
[一言]
公務員とはちょっと違いますが、ちょうど徳島市が前市長とゴタゴタやってるニュースを見たのでタイムリーだなーと思いました。
  • 投稿者: 歌岸
  • 2021年 12月19日 05時47分
歌岸様 感想ありがとうございますm(_ _)m

地方の議員や首長は成り手不足が深刻で、ほぼ無選挙に近い形で当選してしまうケースも多くなっていますし、市長なんかも公務経験者がエレベーターで立候補、当選の流れがあったりしますから、一般からすれば公官職に就いている人間の再就職先か、議員家庭の世襲職というイメージが強いでしょうから、民間企業に勤めている人からすれば同じ括りになるかもしれませんね。
[良い点]
情を通じて外交機密を毎日新聞記者に漏洩した外務省関係者もいましたので、刑事罰と賠償は必要です。


[気になる点]
必要なら愛と平和に忙しい自治労や日教組が法改正求めて運動するのでは。

本人も賠償が不満なら裁判で組織の責任を追求すれば良いだけ。

国家公務員法や地方公務員法、人事院規則に従う以上、民間企業の労働者とはなりません。
[一言]
優秀な人材はキャリア組や国家公務員を目指すように促すべきなので、地方公務員全般のの待遇改善は必要無いと判断します。

そもそも地方公務員は逆学歴詐称で採用狙う程人気の職業です。

つまり学歴で採用対象の母体を制限して人材登用の質を落としてるのが実態です。優秀な人材採用目指すなら年齢制限だけにするべき。
こうほくのとう様 感想ありがとうございましたm(_ _)m

情報漏洩は普通に刑事訴訟案件ですから、それは訴えられていいと思います。
私が主張しているのは、軽微なヒューマンエラーにまで重大な過失であると国家賠償法を適用するのが妥当かという主張で刑事罰については全額賠償も仕方ないとエッセイ内でも書いてますよ。

地方公務員が人気になっているのは民間の年収が実質低下し続けている現状では公務員のほうが相対的に上がっているからと言えますよね。
一昔前は低賃金の代表だったんですが。
そのあたりは確かに風当たりが強くなっている要因だと思います。
しかし、例えば、蛇口の閉め忘れのような軽微な過失を「故意または重大な過失」とするのは流石に無理があるだろうと、結果として起こった損害の大きさで判断しているだけで、現場の体制の改善点から、組織全体の責任を追及すべきではないか、という主張です。
ようは個人に押し付けて蜥蜴の尻尾切りではないのか、という主張ですね、表現が足りず申し訳ありません。
[一言]
公務員法で「半額賠償が上限であること」と決まっている以上全額賠償が棄却されて当然だと思うんです。
無駄骨とは正にこれのことだよね~。

本題の「個人に5割負担させる事は妥当なのか」は「ケースバイケース」としか言えないな~。




  • 投稿者: wave
  • 2021年 12月17日 20時28分
wave様 感想ありがとうございましたm(_ _)m

この公務員法、正確には公共の賠償に関する国家賠償法の定めって、あくまで悪質な過失や故意の損害にたいして、半額までは賠償責任を負うというものなんですよね。
当然、全額賠償の訴えは棄却されますが、反対になんでもリミットいっぱいまで請求するのも間違いだと思うんですよね。
まさしくケースバイケースであるべきなんですが、思考停止で半額賠償一択になっている気がして、それはおかしいなと思ったわけです。
[一言]
民間企業でもある程度のペナルティを課すことはありますよ。

半額はやりすぎですが、数万円から10万円程度くらいはよくあることです。軽いものだと次の飲み会の費用の一部みたいな感じです。過失まで行かなくても野球選手なんかでも話に上ったことはあったと思います。

車に傷つけたりすると修理で台車の手配とか保険に関しても値上がりしたりすることもありますからね。

一方で重過失や故意犯の場合公務員の場合解雇というのがないので全く負担なしというのも違和感があります。

財務省の佐川氏の件で和解になりましたが、この和解金は全額税金です。私の父も公務員でしたが自動車事故などがあるとどうせ税金だろうとふっかけられてしまうことが多いとのことでしたし・・・。
迷羅電右衛門様 感想ありがとうございますm(_ _)m

結局のところは公務員は解雇されない、安定しているというのが根底なんでしょうね。
民間企業でももちろんペナルティはありますね。始末書の提出や、最悪は減給などになると思います。

昔は公務員って安月給の代表だったのが、労働賃金の低下から、今や公務員はそこそこの給与を保障された職業になり、業務も民間に比べて手当てなどが多いと周知されていますから、そういったところも、昨今の公務員に対する厳しい対応に繋がっているのかもしれませんね。

重大な過失という曖昧な括りで、現場の業務改善を怠って一律で半額弁済と言うながれを作るのではなく、信頼を得られる業務改善に一丸で取り組む姿勢を持つべきだと思うのです。
[良い点]
100話おめでとうございます!
内容の濃いものが殆どなのに、こんな短期間で100話到達とは凄すぎます。

[気になる点]
今回だけは愛猫家様に反対意見を述べます。
主に3点。

第一に、個人負担させるのを疑問視するなら「五割」をタイトルに上げるのではなく「300万円」という負担額にスポットを当てる方が良いと思います。
これが桁が一つ減って被害額60万円なら、全額負担しろ!って多くの人が思うでしょ?本人のボーナス一回か二回の金額で済むのだし。
しかし「300万円も負担させるのは酷い!」って論点なら私も賛成の方に傾く可能性が高いです。


第二に、都立高校のケースは詳細を知らないのですが、今回の兵庫県庁のケースは年一回の点検を委託業者(つまり民間)にやらせているわけです。
その業者に向かって点検に立ち会った50代の男性職員が「あと(のチェック)は私が行う」と業者を帰しながら、排水弁を閉め忘れていたというのが原因です。
つまりここでケチらずに最後まで業者を伴っていればそもそも閉め忘れが起きなかった可能性も有りましたし、万一忘れたままなら民間会社にも負担を求める(民間会社の加入した保険で賄える)可能性も有ったわけです。
それらの可能性を全て潰した責任は、先の都立高校の教師よりもずっと重いのではないでしょうか?
(都立高校の教師については怠慢はあったかもしれませんが、かなり同情します)


第三に、
>いきなり半額弁済と言われれば、他の社員もその後はびくびくしながら仕事をすることになり、能率が下がるでしょうね

びくびくまでは可哀想ですが、公務員はある程度の緊張感を持って業務に望むべきです。
何故なら民間と違ってよほどの事がない限りお役所は潰れないからです。
これが民間の仕出かしたことなら、確かに保険の適用はあるかもしれません。しかし保険会社も商売です。次の保険契約の更新をしてくれるでしょうか?
そして、そんな失態をした民間会社の評判もガタ落ちになるかでしょう。
つまり大きな失敗は目先の損害額(が保険で賄えるかどうか)だけでなく、その会社の信用と存続にも関わってくるのです。
故に、民間会社はミスがあると徹底的に原因を追及しがちですし(それで個人が必要以上に責められたりもします)、大きな事故を起こしそうな事は末端の社員まで通知をします。

しかしお役所は違います。信用を失うような事件や事故があってもその団体そのものは潰れないのです。
そこに更に「何かあっても損害額を全て税金で補填してもらえる」という甘い考えがあれば、どうしても業務の手を緩める、怠慢になる人はいるでしょう(実際にぬるま湯で手を抜きまくっても給料が貰えるという理由で地方の役所で働きたいという人を私は何人も見ました。)
私が公務員法に個人負担の条件があるのは、そういった人間の心理も踏まえているからと推察しています。

わざと愛猫家様は皮肉で以下の事を書いてらっしゃるのでしょうが↓
>まあ、その人たちは自分が職場でうっかりミスで数百万円の損害を会社に与えたら、即断即決で自己弁済される素晴らしい方たちなんでしょうから、

それを言うなら、もしもお役所に手続きに行って、目の前の公務員が明らかにサボっていて何時間も待たされてもイライラされない聖人なんですね?……って皮肉を返されてしまうと思うのです。
(攻撃的でごめんなさい)
[一言]
300万円はやりすぎだと思います。
しかし件の人の責任は重いでしょう。私は適正な負担額が幾らであるか、言えません。
言えない以上、反論するのも無責任だとは思います。しかし今回は敢えて反論させていただきました。m(._.)m
黒星様 感想ありがとうございますm(_ _)m

そうですね。
何処までを少額とするのかは難しいですが、結局は半額を上限とするとした規定のざっくりさに問題があると思いますね。
役職に応じて、半額か○○円までという風に設定すべきだとおもいます。
あとは保険適用については当然に過失割合を判断されるでしょうし、掛け金の問題もあります。
あとは故意ないし、重大な過失というのも曖昧だと思いますね。
まあ、公務員に限らず、仕事にたいしては緊張感は持つべきですよね。
ご指摘ありがとうございました( ≧∀≦)ノ
[一言]
弁済が当たり前になったらミスを隠蔽するようになり、事態がより悪化する可能性が考えられますね。
  • 投稿者: 風待月
  • 2021年 12月16日 19時21分
風待月様 感想ありがとうございますm(_ _)m

そうですね。その可能性は否定できないので、やはりあまり高い賠償の請求には慎重になるべきですね。
[良い点]
保険制度のみなおしも必要な案件なんですかね……身内贔屓で申しわけないのですが、矢張り、必要なこととそうでないことの『管理』が、杜撰な気もしますよね……。百本目の投稿、おめでとうございますっ!
[一言]
深い考察系は得意とする所……といった所でしょうか?  相変わらず『素晴らしい』冴えでございましたm(__)m敬具。
  • 投稿者: 退会済み
  • 男性
  • 2021年 12月16日 17時27分
管理
白沢走様 感想ありがとうございますm(_ _)m

難しい問題だとは思うんですが、公務員とは言え、誰でも起こりうるうっかりミスのような案件にまで、全額弁済を求める人がいることも、法に対する知識や、雇用関係における常識が欠けているようにもおもってしまいますね。
あとは優しさでしょうかね。
[良い点]
よく読みやすく出来ていました。
[気になる点]
数字だけで判断している感じがしますね。表面的な部分で。サラリーマンとか、労働者って考えると人間的な措置でもっと広げた状態で、判断すべきだって分かります。
  • 投稿者: 石川 瑠佳
  • 30歳~39歳 女性
  • 2021年 12月16日 16時06分
石川様 感想ありがとうございますm(_ _)m

そうなんですよね。
人治主義的な考えかもしれませんが、もっと情状酌量をすべきだとか、他方で、法治的に考えても、被雇用者として、公務員と民間の職員に個人賠償の観点で差があるのはおかしいのでは無いかとか、議論の余地があると感じます。
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