エピソード163の感想一覧

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[良い点]
暴力的で残酷非道な悲劇が見事に書かれていました。

獣人たちの怒りと憎しみが大爆発したような、とても恐ろしいシーンですね。政治犯収容所はまさに血の海です。

襲われた刑務官たちが命乞いや言い訳をする様子もとても痛々しかったです。彼らにも後悔や罪悪感があったのでしょうか。彼らにも非はあるのでしょうが、こういうことをされて当然の人間だったと断言できないので、やはり悲劇としか言いようがないですね。

救出された仲間の獣人は政治犯とされていたんですね。彼らの苦しみと、解放された喜びはわかりますが、仲間たちの残忍な行動を見て彼らはどう思ったのでしょう。見ないふりや正当化で、自分たちの心を守ったのでしょうか。

そして、最後に現れた男はいったい? とても謎めいていてゾワゾワしました。さらなる恐怖に戦慄する予感です。

恐々しつつ、続きも楽しみにしています。

  • 投稿者: 花車
  • 2023年 08月21日 00時06分
今日もご感想ありがとうございます。
悲劇を鮮烈に描写できていたなら何よりでございます。
獣人たちは今まで抑圧されていた分、最初の暴動はこれ以上ないほどに残虐な展開になってしまいました。

襲われた人間たちも、善の人間ではないかもですが、全くの悪という訳でもありません。
難しいところは、善悪の線引きをどこで行うかという事。
その時々の状況や心情で変わることもあり、感情論では行ってはいけないからこそ世界は私刑を禁止しております。

革命軍の面々は、この事件をどう思うのか。
そして最後に現れた男とは、重要シーンですので楽しんで頂ければ幸いです。
[良い点]
 されたことを仕返す。これも人の業か、獣の本能か……


 口枷ということは魔術を使う?

 とも限りませんが、厳重な封印をすべき魔術師だとしたらまさか……
いつもご感想ありがとうございます。
制御できない欲というものは、生物の定めなのでしょう。
この革命とは生存競争の側面もあり、早々解決はできないのが種族間対立かと愚考いたします。

いつもご賢察に驚くばかりです。
魔術師への封印処置は、このようなものになると想像いたしました。
もちろん大魔術師には、これだけでは済みません。
今後描写してまいりますので、楽しんで頂ければ幸いです。
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