感想一覧

[気になる点]
＞選民思想
　選民思想は基本的には宗教的なものです。
　人間主義というだけなら、民族主義的というほうがいいと思います。
　ただ民族主義的というならば、国の成り立ちにおいて「どのように獣人が住むようになったのか？」という説明が必要です。
　また民族主義的といっても排他政策は道徳上の問題を抱えていて、被害者の立場で行えないとうまく行きません。

・価値観や思想の方向性において同化しにくい。
・獣人が優秀すぎて、人間の地位を脅かしている。
・支配者の都合の良い駒として、人々から嫌われる役職（徴税人）などをやらされている。
・獣人の見かけにおいて不当な偏見が強くある。
　そういった理由がないと難しいと思います。

　もし王国が帝国主義で、獣人らの住んでるエリアを支配しており、それが上手くいってるなら排他戦略より同化戦略を取るのが通常です。
　人間と獣人のカースト体制が出来上がってる場合、猶更に排他戦略は無意味になります。
　つまり王国内の獣人勢力が元々反抗的であり、これが長年の問題になっていないとおかしいわけです。
　しかしそうならば、貴族の子である主人公がそのことを教養として教えられてないのは疑問です。

　また『獣人が開拓したエリアを強制接収したい』という理由（予想？）も意味不明なんです。そこから税が取れるなら強制接収する意味がないですから。強制接収しても労働力を差配して管理する手間がありますよ。
　つまり強制接収する場合、開拓したエリアを潰して別の目的で使うなどの理由が必要になります。

　それならば軍内部における獣人への慣習的なイジメとしたほうがわかりやすいです。
　ただし出城を作らせて管理させる意味がわかりません。貴重な戦力や資源を無駄に使うわけですから。

[一言]
相手国の軍人さんは、
空きあらば殺そうとする修羅の国。

これが当たり前？

外交上の失点も良いところだし
上司どころか王太子の顔も潰す行為では。
今回の行為は違和感ありました

[一言]
「その前に、ここで……」
「言うな！　それを口にしたなら、ワシが貴殿を処置せねばならん。それだけの実力があるのだ。決して流言に迷わされてはならんぞ！」

同盟国の重鎮に対して、冗談でも口にすべきでないことを口にしようとするこの男、間抜けと言うことなのか。

[一言]
「それを有効に使いたいということで鳥での移設を考えているのだろうが、そ」

→「・・・・ことで砦での・・・」では？

[一言]
外国語はさっぱりなんですが、パラメントってパテント的なものなんですかね

[気になる点]
相変わらずなんでも教えてしまうのだがこれは、レオンが実は自分は色々知っている、無知な者に教え導いている的な暗い愉悦に浸っているがそこまでは表現しない的な感じかな？
でも国を預かる身としていつも色々譲歩や情報開示しすぎない感じがすのはどうなんでしょう？
もうとっくにマーベル国の首脳陣を暗殺して上手く併合または指導者を送り込んでの属国化をしても良いぐらいの情報や技術の引き出しは終わってると思うのですが…

[気になる点]
文字を神官が祈祷文を使って教えるのはよいのですが、行政側での定期的な監査がないと不安になってしまいますね
特に前身の王国が宗教からの思想教育の末滅亡を迎えてしまっただけに

[一言]
「今回はありがたく頂きますが、次回については王女様に渡して頂けませんか？　聞くところでは王女様は旧サドリナス領の貧民対策に苦慮しているとのこと。その資金にして頂ければ、エクドラル王国とマーベル共和国の友情が深まるでしょう」俺の言葉にレイニーさんとデオーラさんが頷いている

結果的にレイニーさんも同意した案件かもしれませんが、主人公が勝手に判断して次回からの国の収入になるお金を他に回すのはおかしいと思った。先ず、みなにどうするか図るべきでしょうね。

[気になる点]
今話のタイトルは「レビル団長の講演」ですが、本文だと団長の名前は「ビレル」と書かれています。他の回でも「ビレル」だったのでタイトルの修正お願いします。

[良い点]
政争はさておき光通信という灯台の灯りは雨天や濃霧でも機能するのかハラハラしますよ