エピソード16の感想一覧
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[良い点]
>「相手の力量も見抜けないなんて、本当に冒険者としては三流だよ、君」
本当の一流冒険者が終始彼を軽んじる態度や行動をしなかった者、ザンディスだけで
蒼薔薇騎士団も各自 類まれな才能や出自ゆえの英才教育による相応の力と技術は身に着けていても
アルベルトにとってはガンヅと同等の三流でしかない、
非情行動を通して読者に冷たい現実を伝えるような良いシーンだと思います。
[気になる点]
・ファーナ、そしてミックとアリア……
認識票の色付け評価に捕われない、本当の熟練冒険者の情を交えず
ただ結果のみを狙う血生臭い手腕を見る幸運に恵まれて
それでも臆することなく冒険者を続けられたなら
この三人は蒼薔薇騎士団に世間での知名度や才能は及ばずとも、
冒険者稼業においては負けないだけの大物になれるかもしれない、
思わずそんな期待感を抱かせてしまいますね。
[一言]
ガンヅを殺さず気絶させる、ファーナ達の手を借りて相手させる、
以前の襲撃時のように逃亡を図る
これらの後顧の憂いを承知の上で
間接的に自分が無関係の他人を害する行動をアルベルトがとっていたら、
この作品は駄作に成り下がり
後でどんな活躍を書こうが巻き返せなかったかも。
自分や敵味方に関係なく、命の重さとそれに伴う責任を意識して
そこから逃げない主人公アルベルトを描ききった作者さんは素晴らしいと思います。
>「相手の力量も見抜けないなんて、本当に冒険者としては三流だよ、君」
本当の一流冒険者が終始彼を軽んじる態度や行動をしなかった者、ザンディスだけで
蒼薔薇騎士団も各自 類まれな才能や出自ゆえの英才教育による相応の力と技術は身に着けていても
アルベルトにとってはガンヅと同等の三流でしかない、
非情行動を通して読者に冷たい現実を伝えるような良いシーンだと思います。
[気になる点]
・ファーナ、そしてミックとアリア……
認識票の色付け評価に捕われない、本当の熟練冒険者の情を交えず
ただ結果のみを狙う血生臭い手腕を見る幸運に恵まれて
それでも臆することなく冒険者を続けられたなら
この三人は蒼薔薇騎士団に世間での知名度や才能は及ばずとも、
冒険者稼業においては負けないだけの大物になれるかもしれない、
思わずそんな期待感を抱かせてしまいますね。
[一言]
ガンヅを殺さず気絶させる、ファーナ達の手を借りて相手させる、
以前の襲撃時のように逃亡を図る
これらの後顧の憂いを承知の上で
間接的に自分が無関係の他人を害する行動をアルベルトがとっていたら、
この作品は駄作に成り下がり
後でどんな活躍を書こうが巻き返せなかったかも。
自分や敵味方に関係なく、命の重さとそれに伴う責任を意識して
そこから逃げない主人公アルベルトを描ききった作者さんは素晴らしいと思います。
- 投稿者: 栗谷川
- 2022年 08月17日 16時59分
エピソード16
何度も感想ありがとうございます。
って、もしかして最新話から逆読みされてます?できれば1話から順に読んで頂きたいところではあるんですが…(^_^;
過分な褒め言葉をありがとうございます。
勇者パーティに所属して、魔王と戦った経験のある冒険者なんて世界には数えるほども存在しないのが現実であり、この作品の舞台である「西方世界」ではおよそ10年前にイヴェリアス王国に現れた“西方の魔王”を最後に現れていません。つまり現状、魔王との戦闘経験があるのは先代勇者ユーリのパーティ(アルベルトを含む“輝ける虹の風”)と先々代勇者ロイのパーティ(“竜を捜す者たち”)だけになります。
そういう意味で、そうした経験がありながら低ランク冒険者に留まっているアルベルトは異質で特殊な存在であり、他の冒険者(ガンヅなど)とは隔絶しています。
そういうことを表現したのがこの1章16話で、アルベルトが蒼薔薇騎士団に随行する資格があることを示す意図もありました。
それとともに命を奪う職業である冒険者というものの本質も表現したつもりです。
>自分や敵味方に関係なく、命の重さとそれに伴う責任を意識して
そこから逃げない主人公アルベルト
まさにこのことを描きたかったのがこのシーンであり、きちんと読み取って頂けて感無量です。ありがとうございました。
ただ、栗谷川さんの中で蒼薔薇騎士団の評価が低いのが少々気になります。彼女たちが勇者として相応しくあるべき言動を示したシーンはいくつもあるはずなんですが…(^_^;
って、もしかして最新話から逆読みされてます?できれば1話から順に読んで頂きたいところではあるんですが…(^_^;
過分な褒め言葉をありがとうございます。
勇者パーティに所属して、魔王と戦った経験のある冒険者なんて世界には数えるほども存在しないのが現実であり、この作品の舞台である「西方世界」ではおよそ10年前にイヴェリアス王国に現れた“西方の魔王”を最後に現れていません。つまり現状、魔王との戦闘経験があるのは先代勇者ユーリのパーティ(アルベルトを含む“輝ける虹の風”)と先々代勇者ロイのパーティ(“竜を捜す者たち”)だけになります。
そういう意味で、そうした経験がありながら低ランク冒険者に留まっているアルベルトは異質で特殊な存在であり、他の冒険者(ガンヅなど)とは隔絶しています。
そういうことを表現したのがこの1章16話で、アルベルトが蒼薔薇騎士団に随行する資格があることを示す意図もありました。
それとともに命を奪う職業である冒険者というものの本質も表現したつもりです。
>自分や敵味方に関係なく、命の重さとそれに伴う責任を意識して
そこから逃げない主人公アルベルト
まさにこのことを描きたかったのがこのシーンであり、きちんと読み取って頂けて感無量です。ありがとうございました。
ただ、栗谷川さんの中で蒼薔薇騎士団の評価が低いのが少々気になります。彼女たちが勇者として相応しくあるべき言動を示したシーンはいくつもあるはずなんですが…(^_^;
- 杜野秋人
- 2022年 08月17日 23時27分
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