エピソード29の感想一覧

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[気になる点]
「やけん!あん子にヘンなちょっかいやら出したら半殺しすっけんね!」

アルベルトに無理強いに近い形で道先案内人を依頼するという無礼を働いた立場で
何でいちいち釘を刺すなどという彼の人格を疑うような行為をする必要があるのだ?
[一言]
アルベルトがクレアに破廉恥行為する可能性があるというなら
始めから案内人依頼に反対するか、彼が受けた直前で釘を刺していれば良かったではないか?

快く無理を聞いてくれた恩人を勝手に疑い
冗談でも半殺しにするなどという発想は逆にひく。

仮にアルベルトが手を出してしまったならそれは彼を無理に雇った蒼薔薇騎士団の責任だろう。
むしろそんな責任を負う覚悟もなしで
女だけの徒党に男を同行させるなどというマネをした彼女たちの適当さの方に呆れてしまう。
  • 投稿者: 栗谷川
  • 2022年 08月02日 19時31分
感想ありがとうございます………ってあれ?古い部分の読み返しでしょうか?


おそらく読み落とされていると思いますが、ミカエラのそのセリフは「クレアがアルベルトを“おとうさん”と呼んだ」ことに対応しています。そのことでクレアとアルベルトの関係性が意図せぬ方向に変動してしまうこと、ことに雇い主(蒼薔薇騎士団)と雇われ者(アルベルト)との適正な関係の一線を超えかねない事態になったことであのセリフは出てきました。

ゆえに「最初から釘を刺しておけ」は的外れなご指摘ですし、アルベルトを理不尽に疑ってパワハラに及んだわけでもありません。

最初に道先案内人として雇った際の話ですが、やや無理矢理のように見えるのは主にレギーナが王女として「今まで望んだものは何でもかなえてきた」ことに対する表現ですし、アルベルトが依頼を受けるまでに逡巡した描写もきちんと書いています。そもそも彼自身の性格の表現で「多少強引な誘いでも自分で受けると決めたら積極的に受け入れる」旨をそのシーン以前に何度も書いています。


そのあたり諸々踏まえて、きちんと文脈を読み込んで頂ければなと思います。


「半殺し」に関しては該当部分に注釈がないので誤解を招く表現になっていることは否めません。ただそのシーンは「ルビの方を読んで欲しい」です。
つまり「ぼてくりこかす」という言葉への訳語として「半殺し」と書きました。適切な訳語ではないんですが、他に表現のしようのない難しい言葉です。意味合いとしては「めちゃくちゃにぶん殴って酷い目に遭わす」という感じの言葉なんですが、正直な話をすれば半殺しどころか「ほぼ全殺し」みたいなニュアンスで用いる言葉で、いわゆる脅し文句としてはほぼ最上級に位置します。
まあこの辺りは、実際にファガータ弁(読めるかと思いますが博多弁です)のネイティブスピーカーでなければ正確な意味は掴めないかと思います。そういう意味ではお詫びを申し上げるしかありません。
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