エピソード18の感想一覧

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[一言]
エクトルの気持ちがティアディーゼに伝わらないのは自業自得な気がします。やっぱり、これまでの肉食令嬢除けを自分で全くしなかった事とかもあり、自分の気持ちをハッキリ伝えてないから、ティアディーゼにしてみたら、きっと嫌われてはいないけど政略結婚で便利に使われているって思ってそう。

リュカスがどんなに腹黒でも、ロナリアに対してはいつも誠実。

リュカスからのアドバイスというか苦言。今からでもしっかりと意識すべきだと思うなー。でも、今更溺愛表現されたらティアディーゼは疑いの目で見るかもですね。現実世界だけかもですが、急に優しくなったら浮気を疑うって聞きますし。
エクトルさん、頑張れ!

  • 投稿者: 薫衣香
  • 2022年 06月08日 09時36分
薫衣香様、ご感想ありがとうございます!

エクトルは同じ腹黒キャラでも敢えてリュカスとは対照的なキャラ付けしました。
おっしゃる通り、ティアディーゼは結婚後もしばらくは政略結婚としての認識ですね……。
この二人に関しては、恐らくここからがなろうで作品として始まる物語開始という感じです。
ただそれを書き手の私が読者様の想像でと全部丸投げしてますね。(苦笑)

エクトルをもし物語のヒーローの位置づけにするなら、いわゆる初恋拗らせた無駄にヒロインに空回り愛情執着するというタイプになります。
ただ一応王族なので初恋拗らただけで、ああいう空回り愛情確認している訳ではなないですね。

ティアディーゼと言うキャラが、どちらかという真面目で馬鹿正直なタイプな上に彼女の家が見返りを望まない慈善活動を好んで取り組むので、実績とは裏腹に世間的に評価さていない家柄と言う設定です。
高位貴族としては、政治的駆け引きが下手な侯爵家という感じなので、その辺の侯爵家の世間的評価を上げる為にエクトルは、わざとティアディーゼが自分に献身的な様子なのを周りに見せつけています。

半分は自分に献身的になってくれる婚約者の姿が見たいから。
もう半分は侯爵家が王家に対して忠誠心が高いという部分をアピールしたいから。
王侯貴族物の恋愛物を書くと、どうしても溺愛だけでは成り立たない政治的駆け引きを目的とした動きをヒーローやヒロインがしがちになるかなーと。

身分が高いと世間的評価等の駆け引き材料が、どうしても必要不可欠な立場なので、王侯貴族の場合は誠実さや純粋な恋愛感情のみで恋愛するのは難しいだろうなというのが筆者の考えです。
そうなると、どうしてもエクトルのようなヒーローキャラが出来てしまいます。
特に身分が高ければ高い程、この傾向が強くなるかなーと。

逆に子爵家に婿入りしたリュカスは、エクトルよりかは世間の目を気にせず、純粋に恋愛に没頭できる環境?
その立場の違いもあり、敢えて同じ腹黒男子でも真逆の愛情表現をする二人にしみました。

でもいくら世間的評価の操作目的があったとはいえ、エクトルは本当に「これから頑張れ!」という感じですね。(笑)
その辺りに注目して頂いたご感想、ありがとうございます!
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