エピソード455の感想一覧
▽感想を書く感想絞り込み
[良い点]
失敗を恐れるのが自己の保身の為とかじゃなくて失敗した時の民への影響を考えてのことだとは、改めてこの少年公爵立派すぎる。
失敗を恐れるのが自己の保身の為とかじゃなくて失敗した時の民への影響を考えてのことだとは、改めてこの少年公爵立派すぎる。
エピソード455
ほろほろん様、ありがとうございます。
エドゥアルドがこうした考えに至ることができたのは、彼が最初、実権を持たずに幽閉同然の状態にあった、というところに出発点があります。
他の貴族のように生まれながらの権利として公爵になれたわけではなく、多くの人々の助力を得られたから今日の自分がある、というのを自覚しているのです。
そして大きいのが、その過程で、ルーシェという、スラムから拾って来た少女が地味に大きな役割を果たしたということ。
彼女は日々、献身的に主に仕え、心身ともに支えとなっていますし、エドゥアルドが公爵の実権を掌握する際に、元々は彼を監視するために差し向けられてきたペーターたち警護の兵士を心変わりさせ、エドゥアルド派に鞍替えさせたのも、ルーシェの頑張りがきっかけとなっていました。
そういう事情で、エドゥアルドは「民」というものをすごく身近に感じることができているのです。
貴族として華々しい社交界だけを知っているだけなら、自身の責任の大きさについて彼は今ほどには認識できていなかったかもしれません。
タイトルにもあります通り、本作では、ルーシェが非常に大きな役割を果たしていくことになります。
彼とメイドの二人三脚、これからもお楽しみいただけましたら幸いです。
(*- -)(*_ _)ペコリ
エドゥアルドがこうした考えに至ることができたのは、彼が最初、実権を持たずに幽閉同然の状態にあった、というところに出発点があります。
他の貴族のように生まれながらの権利として公爵になれたわけではなく、多くの人々の助力を得られたから今日の自分がある、というのを自覚しているのです。
そして大きいのが、その過程で、ルーシェという、スラムから拾って来た少女が地味に大きな役割を果たしたということ。
彼女は日々、献身的に主に仕え、心身ともに支えとなっていますし、エドゥアルドが公爵の実権を掌握する際に、元々は彼を監視するために差し向けられてきたペーターたち警護の兵士を心変わりさせ、エドゥアルド派に鞍替えさせたのも、ルーシェの頑張りがきっかけとなっていました。
そういう事情で、エドゥアルドは「民」というものをすごく身近に感じることができているのです。
貴族として華々しい社交界だけを知っているだけなら、自身の責任の大きさについて彼は今ほどには認識できていなかったかもしれません。
タイトルにもあります通り、本作では、ルーシェが非常に大きな役割を果たしていくことになります。
彼とメイドの二人三脚、これからもお楽しみいただけましたら幸いです。
(*- -)(*_ _)ペコリ
- 熊吉(モノカキグマ)
- 2024年 01月28日 04時41分
― 感想を書く ―