エピソード7の感想一覧

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[一言]
機械であるロボットアーム。
突然変異した人類種であると同時にナノマシンによって強化された人間。
そして機械と人間のハイブリットたるサイボーグ。

三者三様の在り様とやり取りが……これまた、切なくなってしまいますね(´;ω;`)
サカキショーゴ様、こちらの「堺県おとめ戦記譚~特命遊撃士チサト~」の第12話「軍用サイボーグへ捧ぐララバイ」を御読み頂きまして誠にありがとうございます。

本エピソードの対戦相手である軍用サイボーグの少女は、人類防衛機構の少女士官のアンチテーゼ的な存在を意識して描写致しました。
どちらも軍事組織によって超人的な力を付与された存在ですが、組織の在り方や当人の合意の有無といった様々な要因によって、その運命は大きく異なってしまったのでした。

また、戦闘中に片腕を真っ先に失った軍用サイボーグと、武装サイドカーに装備された当初から片腕だったロボットアームという「鋼鉄の隻腕」という共通点を持つ両者につきましても、対比的な構造を意識しながら描かせて頂きました。
ラストにおける握手のシーンでロボットアームが軽く握り返したのは、軍用サイボーグという呪われた命から解放された少女の魂が、召される前に感謝の思いを告げるべく乗り移ったからなのかも知れませんね。

励みになる御感想、誠に感謝いたします。
数ある改造企画の参加作品の中で本作をお読み頂きまして、誠にありがとうございます。
最後まで御付き合い頂いて、重ねてお礼申し上げます。
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