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[良い点]
無邪気な子供そのもののようなトテの視点で進む物語が、きっとこうだったのかな、ああだったのかな、と想像する余白を持たせてくださり。
臨場感がありながらも、おそらく悲しく残酷なお話が、おどきばなしのような、少しばかり遠く感じられました。

書かれていることと、書かれていないのことが絶妙な塩梅でした。
物語を読むことの楽しさというのか、想像を巡らせる先導をしてくださるというのか……うまく言えないのですが、切なく美しい物語に浸りきることができました。

トテとお嬢様の、少しだけ奇妙な絆が築かれていく様子が素晴らしく、そこから少しずつ不穏になっていく様子もドキドキとして。
最後に、二人微笑み合う姿が浮かび上がり、切ないけれど、幸せな気持ちになりました。
[一言]
素敵な物語をありがとうございました。
  • 投稿者: 空原海
  • 2023年 03月18日 15時51分
こちらこそ本当にありがとうございます。
出来事自体は幸福なものではないお話ですが、その中で絆、支え合い、信頼関係、友情、そんなものを書きたいと思ったお話です。
このようにご感想くださって嬉しいです。
[良い点]
昔聞いた言葉で「ある人が自分から見て悪人に見えても、他の人からは善人だったり大切な人だったりする」と言う言葉を思い出して、
この話で出てきた主人のおお嬢様は、悪人として裁かれましたが、主人公のトテからしたら何時までも見捨てず必要としてくれた大好きで大切な人だったんだろうなぁと思いました。
そしてちらっと言ってたお嬢様の母親は反省もせずと言って、じゃあお嬢様を守ってくれてないの?と言ってた部分から、主人の公爵令嬢は親から令嬢としては接してもらって居たけど無条件で守るような愛情ある母親としての愛情は貰えてなかったんじゃないかなと思ったら、
学園生活でも公爵令嬢としての貴族としてしっかりと対応しつつも心を通じ合うような友人や婚約者は居なかったんだろうなぁと思いました。
そう考えたらきっとお嬢様は周囲から立場だけを求められたり、都合のいい存在として融通を効かせるような事を言われて本人を求めたり沿う人はトテ以外誰も居なくて学園生活では孤独に生きてたんだろうなと悲しく思いながら、
閉じ込められてた時もきっと何かしら苦しめられている状態だったから、トテが牢屋に居るお嬢様と一緒に居ると言った時に、トテを危険に巻き込まない為に怒って遠ざけながら、最後の心も支えがトテの立派な主人であると言う気持ちだったんじゃないかなぁと思うと
処刑の時もきっと誇りも心も折れて居たが、それでも僅かに残っていた貴族の矜持と、しっかりと残っていたトテの主人と言う誇りがあったから、周りからきっとボロボロになって惨めな姿を見せるよう願われて居たけど、トテの姿を見た時にお嬢様は全ての人の願いた意見を捨ててトテの主人として堂々と歩いてたんじゃないかなと考えたら涙が出てきて、
お嬢様はきっと元は不器用ながらも人に優しい人だけど、父親の犯罪に巻き込まれて知った時には止めようとしても止まらなかったとか、悪役令嬢物のテンプレでよくある王族からも冤罪を受けてたせいだったのかなと、お嬢様自身には余り非道な人ととは思えず悲しくなりました

そして最後の亡くなってさ迷ってたトテを迎えにくるシーンは王道と思いつつも涙無しでは読めずに居られませんでした
[一言]
来世では2人仲良く平和に穏やかに暮らして欲しいと切に願う
(こんな泣かせる話を書いた創造主である作者に希望を!w)
  • 投稿者: 夢桜
  • 2022年 09月14日 02時16分
こんばんは。
こんなに感想書いてくださって感激しました。
トテの視点でのみ進むので不明瞭なことが多いなか、お嬢様や周りなど…色々思っていただけて、泣いたとのことも嬉しいです。
本当にありがとうございます。
[一言]
涙がとまりません。
美しいお話をありがとうございました。
こちらこそ、読んで下さって、ご感想もくださって嬉しいです。
ありがとうございます。
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