感想一覧

[一言]
　初めまして、大本営と言います。少し前の作品ですが、安藤も言われていますように大変完成度の高い作品だと思いますので、感想を差し上げさせて下さい。

　なろうではあまり見ない本格的なファンタジー作品だと思います。本来もっと高く評価されるべき作品だとも思います。

　作品の傾向はアレックス・デュマ著「三銃士」やハヤカワ書房のエレン・カシュナー著「剣の輪舞」「王と最後の魔術師」「剣の名誉」のような作品を目指して書かれているようですね。
　ＨＰを拝見させていただきましたが、ダルタニャン物語（三銃士）　モンテ・クリスト伯（巌窟王）をお気に入り小説にしているのも納得です。

　その雰囲気が出ていることは認めますが、失礼ながら読者を引くつける魅力が特に前半に欠けていると思います。確かにライトノベルのような読者に媚を売るような描写は今作に不要だと思いますが、三銃士でのダルタニャンとアトス、ポルトス、アラミスのやり取りのような滑稽さが無く、登場人物が綺麗過ぎると思うのです。意識されているとしたら大変失礼の言い方かもしれませんが、どこか耽美なのです。
　よく書けている作品だと思うのですが、どこか単調で読者が途中で投げ出す事が多いため評価を落とされているように感じました。

　大変失礼なことを書いたかもしれませんが、偽らざる本音です。
　
　まだ拝見していない他の作品も楽しみにしていますね。

[一言]


拝見させていただきました、安藤と申します。大変完成度の高い作品だと思います。
これからも応援しています。