エピソード27の感想一覧

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[良い点]
XIさまの小説では、いい人が良く死ぬのです。あと、いいねこも死にます。
タカシくんも、その価値の分からないつまらない人間たちに殺されてしまった。世界は昔からずっと残酷で、そんなことはひたすらに繰り返されてきたわけですが。一週間後、彼が生きていたら鏡花さんに何を打ち明けたのでしょうか。
[一言]
喪失感は、涙と直結しないことがあります。それは単純な「悲」ではないからかもしれません。
やまださま

ご感想ありがとうございます。

>XIさまの小説では、いい人が良く死ぬのです。

ああ、ちくしょう。見破られているなぁ。しっかり読んでくださるやまださまが相手でなければ、私は明後日の方角から言い訳をしていたかもしれません。

私はそのむかし、ヒトよりもずっと弱い犬猫の死に何度も涙しました。ヒトの死よりも悲しいと考えていたくらいです。しかし、身近なヒトが次々と亡くなるのを見ているうちに――まあ、そういうことなんです。

相手が何者でも、私自身が生きているうちは、いろいろと見送らなければならない。その旨を噛み締めるとそのたび、泣きそうになってしまいます。

一週間後、タカシくんは約束どおり打ち明けたかもしれませんし、そうではなかったのかもしれません。ときに男のプライドというものは顔を覗かせて、そのたび、周りはやりきれなさを感じ、あるいは苦悩するのかもしれません。

>喪失感は、涙と直結しないことがあります。

私は泣いてばかりですけれどね(苦笑)
  • XI
  • 2022年 06月03日 00時07分
[良い点]
漢字がわかるからこそ、死んだ理由の予想もできて、その前に打ち明けさせることもできたかも、と苦しむこともあるのでしょうね(/_;)
悲しい結末でした。
タカシ、また会おう。
寿々喜さま

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

その「一文字がわかるからこそ」――というお話を書きたかったんです。これからもきっと書くでしょう。当該能力についてはあまりうまく使えていないなぁという実感はあるのですが、精進していきたい所存です。
  • XI
  • 2022年 05月16日 21時53分
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