感想一覧

[一言]
墨引きのほうが（ほぼ）内側ですね。
墨引きは町奉行の差配の範囲、朱引きは江戸の範囲、なので、司法と行政で範囲が異なっていたって事ですね。

あたしの最初の感想でリンクした先の地図には両方乗っているので、それぞれの引いた根拠みたいなのを推定しながら比較すると面白いです。
墨引きは街区(?)を、朱引きは河川を、それぞれ境界にしてるのが判りますよー。

[一言]
更に調べたら、朱引自体が赤穂事件の百年後くらいの産物でしたぁ(苦笑)

まぁ、赤穂事件自体が江戸中期に対テロ治安問題に一石を投じた事件だったのかも知れないですね。

一方朱引は江戸後期、人口百万を突破し範囲が不明瞭となった江戸の範囲の政治的確定の為に画策されたもののようです。

しかし、世界的に冷害が頻繁した18世紀頃にも、都市機能を堅持し切った江戸幕府は、それなりに有能だったのでしょうねぇ。

[良い点]
ん～でも・・・

討ち入り先の吉良邸は両国ですよぉ。
江戸の中心部じゃないです～。
討入前に打合せとかしてた場所も深川なので、「討入前」には朱引きの内側とはいえ、その末端部しか通ってないみたいですねぇ。

ただ、討入後には泉岳寺へ向かってるので、そのルートでは江戸の中心部を掠めてるかもですが。


[一言]
位置関係が気になったので調べてみました。
こちらに、ちょうどいい図がありました。
https://www.viva-edo.com/edo_hanni.html
吉良邸は、両国橋の東の回向院のすぐ東になります。

ちなみに、地図にある「高輪大木戸」は赤穂事件の7年後くらいに設置されたみたいです。
（赤穂事件当時には大木戸は、芝口門だったみたいです）

[良い点]
本当に鰻も最近高級になってまして、美味しい国産モノなんて、探すのも難しいですよね～！
浜名湖の鰻、子供の頃から食べてましたが、よく考えれば、ここ数年食べてないや～。

[一言]
オチでの盛大な脱線に笑わせて頂きました( ´艸｀)

鰻と赤穂浪士の意外な関係に驚きつつ、一番に印象に残ったのはやはりマグロですね。
時代が変われば求められるのも違ってくるという。

当時の一番人気はカツオだと聞いていますが、痛みが遅かったんですかね？
相当な値段が付いたそうですが、どうなんでしょう？

[良い点]
鰻：間違いなく素人が調理したら台無しになる食材です。骨だらけで、皮がゴムみたいなアレを、あんなに美味しく食べられるようにした先人たちには畏敬の念しかありません。

四十七士：『主君の仇を討つ』という観点では美談ですが、実際にやってることはテロですからね。また、どう考えても主君の浅野内匠頭がまともではない。冷静に考えると、吉良さんからしたら迷惑でしかないのに……。
　吉良さんが、ここまで悪人扱いされたのは『仮名手本忠臣蔵』が高師直を敵役に仕立てたことが原因のような気もします。