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[気になる点]
???
文章の通りだとマリーベルには地味なだけでちゃんと自活できる手段があるのに、なぜヘンリーに着いていきたいのでしょうか。
ヘンリーの方なら、マリーベルにマウントが取れるしマリーベルを当て馬にして目立ち、自己承認欲求を満たすことができるからマリーベルを側に置きたくて甘言を弄するのは分かるのですが。
なぜ不利な目に遭わされている側のマリーベルが出て行かずに残って酷い目に遭いたがる…?よほど頭に問題がある人なのでしょうか
???
文章の通りだとマリーベルには地味なだけでちゃんと自活できる手段があるのに、なぜヘンリーに着いていきたいのでしょうか。
ヘンリーの方なら、マリーベルにマウントが取れるしマリーベルを当て馬にして目立ち、自己承認欲求を満たすことができるからマリーベルを側に置きたくて甘言を弄するのは分かるのですが。
なぜ不利な目に遭わされている側のマリーベルが出て行かずに残って酷い目に遭いたがる…?よほど頭に問題がある人なのでしょうか
感想ありがとうございます。
解説させていただきます。
ヘンリーについて行きたいと思っていた理由はいくつかあります。
まず1つは恋愛感情です。
もともとは、マリーベルはヘンリーの事が好きでした。好きだったから、ヘンリーの側に居たかったわけです。
第2は依存心です。
両親が死んで打ちひしがれていた時に、ヘンリーに「これからは僕が絶対に守る」と言われ、事実幼いころは守ってもらっていた事から、マリーベルはヘンリーに依存するようになってしまっていました。
ヘンリーに守ってもらうしかないと思い込み、見捨てられる事を酷く恐れるようになってしまったわけです。
第3にマリーベルは、自分の能力を客観的に理解していませんでした。
マリーベルは恋愛感情と依存心の為に、ヘンリーにすがって生きていくしかないとずっと思い込んでおり、しかも、ヘンリーがマリーベルが他人と付き合う機会をつぶしていたため、マリーベルは自分が自立できる存在だとは思っていなかったわけです。
恋愛感情と依存心と、ヘンリーの行いによって、極端な視野狭窄に陥ってしまっていたとも言えます。
そんな状況で、マリーベルは薬草採取の依頼で、初めて自力でお金を稼ぎます。
その後、3人組の冒険者の活動を手伝って、正当な評価を受ける事を始めて経験します。
そして、“治療師”から、他者に縋り付かずに生きるべきだ、という事を示唆されます。
更に、自身の内面と向かい合って、最早ヘンリーへの恋愛感情があまり残っていない事に、今更ながら気づきます。
ここで初めて、独り立ちするべきかもしれないと考えるに至ったわけです。
そして、そう思ってみると、独り立ちは思いの外簡単に出来たので、そうする事にした。というわけです。
ここら辺のマリーベルの心理は、一応「野草採取の依頼」「助力を請われる」「弱いから」で、書き込んだつもりです。
このような経験をする前のマリーベルは、自分はヘンリーを愛している。自分はヘンリーに守ってもらわないと生きて行けない。
という思い込み故に、ヘンリーの傍にいる事に固執してしまっていたのです。
解説させていただきます。
ヘンリーについて行きたいと思っていた理由はいくつかあります。
まず1つは恋愛感情です。
もともとは、マリーベルはヘンリーの事が好きでした。好きだったから、ヘンリーの側に居たかったわけです。
第2は依存心です。
両親が死んで打ちひしがれていた時に、ヘンリーに「これからは僕が絶対に守る」と言われ、事実幼いころは守ってもらっていた事から、マリーベルはヘンリーに依存するようになってしまっていました。
ヘンリーに守ってもらうしかないと思い込み、見捨てられる事を酷く恐れるようになってしまったわけです。
第3にマリーベルは、自分の能力を客観的に理解していませんでした。
マリーベルは恋愛感情と依存心の為に、ヘンリーにすがって生きていくしかないとずっと思い込んでおり、しかも、ヘンリーがマリーベルが他人と付き合う機会をつぶしていたため、マリーベルは自分が自立できる存在だとは思っていなかったわけです。
恋愛感情と依存心と、ヘンリーの行いによって、極端な視野狭窄に陥ってしまっていたとも言えます。
そんな状況で、マリーベルは薬草採取の依頼で、初めて自力でお金を稼ぎます。
その後、3人組の冒険者の活動を手伝って、正当な評価を受ける事を始めて経験します。
そして、“治療師”から、他者に縋り付かずに生きるべきだ、という事を示唆されます。
更に、自身の内面と向かい合って、最早ヘンリーへの恋愛感情があまり残っていない事に、今更ながら気づきます。
ここで初めて、独り立ちするべきかもしれないと考えるに至ったわけです。
そして、そう思ってみると、独り立ちは思いの外簡単に出来たので、そうする事にした。というわけです。
ここら辺のマリーベルの心理は、一応「野草採取の依頼」「助力を請われる」「弱いから」で、書き込んだつもりです。
このような経験をする前のマリーベルは、自分はヘンリーを愛している。自分はヘンリーに守ってもらわないと生きて行けない。
という思い込み故に、ヘンリーの傍にいる事に固執してしまっていたのです。
- ギルマン
- 2022年 10月02日 16時46分
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