エピソード2の感想一覧
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[気になる点]
公子、公女は貴族の息子さん&娘さんの意味なので親の爵位が何であれ公子、公女であって、侯子、侯女と言う単語は存在しません。
たとは、男爵の子供なら男爵公子、男爵公女(男爵の妻を男爵夫人と呼ぶ感覚です)
この世界の設定としてそう言うふうになっていると認識しますが念のため。
公子、公女は貴族の息子さん&娘さんの意味なので親の爵位が何であれ公子、公女であって、侯子、侯女と言う単語は存在しません。
たとは、男爵の子供なら男爵公子、男爵公女(男爵の妻を男爵夫人と呼ぶ感覚です)
この世界の設定としてそう言うふうになっていると認識しますが念のため。
エピソード2
ええと、あくまでも作品世界、というか作者の描く世界での「用語解説」なわけですが、わざわざありがとうございます。
※ここからは一般的な説明になります。
確かに「公」という字は広義で「高貴な人物」を表しますが、それは一般認識として伯爵家以上の高位貴族に限られる話であって、子爵や男爵の家門までそう称した例を知りません。具体例をご教授願えますでしょうか。
「貴公子」と言えば「身分の高い家の若い男子」のことであり、すなわち「高位貴族の子弟」であるはずです。
貴族の子女を「公子」「公女」と呼ぶのは、一般的には王公の子女のみです。つまり王族、または王家の血を継ぐ大公の子女が「公子」「公女」であり、侯爵家以下はそう呼ばれません。公爵家は国家によっても異なりますが、王家の血を引くかどうかで変わるでしょう。
ちなみに漢字圏での「公子」も「公族の子弟」であり、公族とは王に等しい、あるいは近しい貴顕の君主で権威の関係で「王」を名乗れないだけの特別の家柄を指します。こちらの意味でも子爵や男爵といった下位の家系を「公」とは称しません。
私杜野の作品世界は基本的に同一の世界観で統一されめおり、ご指摘の用語解説はその作品世界での呼称をまとめたものです。ゆえに「公子」「公女」の用法がすでに拡大解釈気味であり、「侯子、侯女といった呼称は存在しない」などというのも先刻承知の上であって、わざわざご指摘頂かなくとも結構です。「世子」の使い方が異なっていることを明記してある時点でご理解頂けるものかと思っておりましたが、ご理解頂けませんでしたでしょうか。
※ここからは一般的な説明になります。
確かに「公」という字は広義で「高貴な人物」を表しますが、それは一般認識として伯爵家以上の高位貴族に限られる話であって、子爵や男爵の家門までそう称した例を知りません。具体例をご教授願えますでしょうか。
「貴公子」と言えば「身分の高い家の若い男子」のことであり、すなわち「高位貴族の子弟」であるはずです。
貴族の子女を「公子」「公女」と呼ぶのは、一般的には王公の子女のみです。つまり王族、または王家の血を継ぐ大公の子女が「公子」「公女」であり、侯爵家以下はそう呼ばれません。公爵家は国家によっても異なりますが、王家の血を引くかどうかで変わるでしょう。
ちなみに漢字圏での「公子」も「公族の子弟」であり、公族とは王に等しい、あるいは近しい貴顕の君主で権威の関係で「王」を名乗れないだけの特別の家柄を指します。こちらの意味でも子爵や男爵といった下位の家系を「公」とは称しません。
私杜野の作品世界は基本的に同一の世界観で統一されめおり、ご指摘の用語解説はその作品世界での呼称をまとめたものです。ゆえに「公子」「公女」の用法がすでに拡大解釈気味であり、「侯子、侯女といった呼称は存在しない」などというのも先刻承知の上であって、わざわざご指摘頂かなくとも結構です。「世子」の使い方が異なっていることを明記してある時点でご理解頂けるものかと思っておりましたが、ご理解頂けませんでしたでしょうか。
- 杜野秋人
- 2022年 11月28日 18時50分
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