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[一言]
大事な場面が台無しになったときの無力さ空しさ、お察しします。私も映画が好きで映画館に限らなくてもいいとは思いますが、やっぱりあの特別な大画面と音響で楽しみたいときもあります。私自身はここ十年、子どもと観るアニメは朝一番の回で、自分用は平日のレイトショーしか行かなくなりました。人が少ない場内ですっかり引き込まれて観る時間は最高ですよね。作者様の今後の映画体験が良いものでありますように。
  • 投稿者: ながつま
  • 30歳~39歳 女性
  • 2023年 07月24日 15時11分
[良い点]
一月前にお別れした彼女みたいなサブタイトルとは裏腹に、色々な視点から映画という存在を見つめ直す良エッセイでした!

願わくばパプリカ剣士様と共に映画館へ行き、上映後にゲートへ戻りながら擦れ違う方へのネタバレに配慮してこそこそと良かったね! みたいな話をしながら辿り着いたレトロな喫茶店でホットケーキやパフェを注文し終わったタイミングで映画の感想を言い合うような楽しい休日が欲しかったです。

妄想はさておき、私自身は地理的、経済的な理由を言い訳にして、自ら進んで映画館へ足を運ぶようになったのは社会人になってからだったりします。
とある超大作のシリーズを追いかけ応援していました。
しかし第一部最終決戦の結末に圧倒され過ぎた結果、燃え尽き症候群みたいになって第二部以降は観れなくなってしまったほどです。人が作り出す物語のエネルギーは凄まじいものがありますね。(内容はとても良くて、見続けて来た甲斐のある映画だと受け止めています)
こんな事を言っていますが先日「トップガン マーヴェリック」を観賞してレイトショーにも拘らずスーパーハイテンション状態のまま現在に至ります。
あれはいい映画です。劇場で観る事ができて幸せでした。青春、親子、戦う男の背中の全てが詰まっています。

映画一作見るのに1900円、なんて揶揄されますが、文中にある通り、大衆娯楽の中ではかなり手軽かつ安価なんですよね。そして上映時間内においては私生活から離れた時間が約束されているという、これは確かに小説や漫画とは得意な点であると言えると思います。

それゆえに、楽しみだった映画を台無しにされてしまったそうで、とても悔しかったと思います。
私もエンドロールは脳内での考察、反省タイムにして邪魔されるずに映画に浸れる最後の時間だという認識です。
映画館は自分以外の人間がいる、公共の場である事を忘れないようにしたいですね。

願わくば、今後もパプリカ剣士様に素晴らしい映画鑑賞の機会がたくさん訪れますように!
[一言]
今は頭が「トップガン マーヴェリック」にかなりやられていますが、今まで観た中では「狩人と犬、最後の旅」という映画が好きでした。犬ちゃん大活躍ですが序盤に犬好きの方には耐え難い描写があるので辛いです。
後はクリント・イーストウッドの「ダーティハリー」ですかね。
映画の中にしかいない、強くて孤独な男に憧れます。

先生の楽しいエッセイをありがとうございました!
  • 投稿者: 朱市望
  • 2022年 07月07日 22時22分
エッセイにまで感想を下さるとは!ありがとうございます。すごく嬉しいです。

サブタイトルは私の映画館への気持ちです……ふふ……(照)

なんと素晴らしい映画鑑賞プラン。映画を楽しむための全てが揃っていますね。特にホットケーキやパフェを注文するところがいいですね。ワッフルも……アイスの乗ったワッフルも注文しましょう……!

妄想はさておき、社会人になってから映画館での映画鑑賞をたしなんでいらっしゃるのですね。素晴らしいです。私は学生時代の方が映画館に行っていたような気がします。自転車と学割は無敵だと思っていました。

燃え尽きるほどの体験を映画館でなさったとは!
とても感動したでしょうね。
続きが観られなくなるほど……。それはそれで映画館は映画館冥利(?)に尽きたのではないかと思います。

トップガン マーヴェリック、話題ですねぇ。全くノーマークだったのですが、近くの映画館で上映中なので、観ようかな(☉☉)

1900円、考えてみればなかなか手頃です。しかもひざ掛け貸し出しのサービスとかもあったりして、結構いたれりつくせり。

映画体験を台無しにされた件については、このエッセイにて成仏いたしました(_ _)
お気づかいありがとうございます。
これからも映画館で映画を楽しむことで、とるに足らない思い出となるでしょう。朱市望さまにも素晴らしい映画体験がこの先何度も訪れるように祈りの舞を踊っておきます(呪いの舞ではありません)。

狩人と犬、最後の旅、検索してみたらパッケージが美しい……。ハスキー犬大好きなんです。DVDをぽちっとしなきゃ。序盤、乗り越えられるかな(T_T)

ダーティーハリー、タイトルだけ知ってたんですが、イーストウッドの出世作のようですね。
強くて孤独な男、これはもう抗えない魅力があります。映画の中にしかいない、というのにはちょっと笑いました(๑¯◡¯๑)

朱市望さまと映画について語れて楽しかったです!
感想ありがとうございました!
[良い点]
面白い話が聞けました!
一般的に、皮膚感覚というのは非常に蔑ろにされていると思います。音楽ライブが人気なのは、耳ではなく皮膚で音圧を感じ、それによって想起される感覚が感動の一部になるのだろうと…

エッセイでもあった、視覚も「生で見たものと同列にはならない」という指摘通り、私たちが「微差」だと思っている感覚が、感動という意識のレベルには大きく貢献しているのではないかと思うわけです。

そして、その「微差な」感覚を鋭敏にしてくれる装置が映画館なのでしょう。
感想ありがとうございます。

音圧!
確かにライブって圧される感じありますよね。包み込まれるというか……。

>私たちが「微差」だと思っている感覚が、感動という意識のレベルには大きく貢献しているのではないか

なるほど〜
感覚の度合いが意識にまで影響を及ぼすというのは面白いですね。
感覚までコントロールしてしまう映画館、やっぱり侮れない!
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