エピソード61の感想一覧

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[良い点]
 アーヴィンとアントニアが婚約解消してすぐ、それこそヒロインのステファニーと幼い頃の思い出のある彼女とでほぼ同じ位置からのスタートラインであったのなら‥‥‥。
 そう考えると人間素直が一番だなぁと思いつつ辺境伯家という高位貴族であれば正直・素直はあまり美徳とはされないだろうな、と思い至る。
 彼女も世界の、「ストーリー」の為に犠牲にされてしまった感がありますね。
 後半の懺悔ともとれる彼女の胸中は流石に痛々しいものがありました。
 強制力で意に沿わぬ形での意思表示や行動を強いられた可能性も高そうなのがまた悲哀を誘う。
 何かひとつボタンがズレていればひょっとして正々堂々とアントニアやステファニーに啖呵をきる気っ風のいい女傑の姿が見れたかも知れませんね。
[一言]
 名誉毀損と傷害(殺人未遂までは階段の高さ形状次第か)。
 王族相手だったら首が飛ぶ(物理)。
 それでも公爵家の未来の夫人に対して、だからこの措置が適当なんでしょうね。
 資格停止ではなく資格喪失処分ですからねえ。
 修道院行きも例え本人が拒否していたとしても決定事項でしょうし。
 ここから浮き上がって来るのは(彼女がそれを望んではいないと思いますが)神につかえる者としての地道な慈善活動でしょうね。
 はからずも彼女の特技がその助けになりそうですね。
 いずれ短編等で彼女の一生を読んでみたいですね。
 勿論最終的には報われて欲しい。
  • 投稿者: アレイ
  • 男性
  • 2022年 12月07日 16時46分
感想ありがとうございます(*^^)

辺境伯家のお嬢様は、本来ならお淑やかであってもちょーっと我儘が玉に瑕程度だったんだろうな、と思いますが、気付けばあんなことに…。
貴族としての矜持やプライドの高さも、素直なステファニーには勝てない要因だっただろうと。
ただ…現在頭の中にいる辺境伯令嬢は、非常に愉快な人になってます。
修道院で厳しい環境にいるはずなのに、周囲の人達を巻き込んで色々やってます。
悪い意味じゃないですけど、いい意味なんですけど、人を振り回してるので…ある意味迷惑かけまくってて、果たしてこれで罪の償いとか可能なのか? と(^▽^;)
色々とこの子大丈夫かな、と思いながら、ネタだけ文字に置き換えてるところですよ。
ある意味面白いので、時間はかかるかもですが、書きたいなと思ってます(笑)
アーヴィンへの感情に関しては、書きながらこの子本当不憫だな、と。もちょっと報われてほしいかなぁ、なんて思ったのもあり、番外編を考えたのもあります。

そうでした。令嬢の受けた制裁は厳しいとも取れるだろうし、ぬるいとも取れるだろうし、というラインだなぁと思いながら、修道院てのが一番かなと。
結果的には彼女は修道院に生涯居続けることになるんですけど、なんか毎日楽しんで生活していくので、結果オーライだったと、彼女的には。
修道院という狭い囲いの中にいながら、家族への想いだったり、家族からの愛情だったりをちゃんと考えられるようになって、精神的に成長していく様も書けたらいいな、と。
なかなか簡単には書けない人なので、相当先の話になりそうですけどね...( = =) トオイメ

いつも感想ありがとうございます(*^^)
残り一話で完結まで、やっと…やっと!
それなのに、まだ見直しをすると手直しする箇所が見つかる現状に、頭が痛いです(;'∀')
それはともかくとして、最後までお楽しみください(*^_^*)
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