感想一覧
▽感想を書く[一言]
まるで、ご自分で体験されたようなお話に思えました。
ちょっと創作とは思えない点がいくつかあったように思えましたので。
私がその事態に直面するのはもう少し先の話だと思いますけど、このお話の祖母、つぎはぎの飛び飛びではなく、連続してそうなると言うのですから、伝え聞くだけでも壮絶に思えます。
それをお仕事にしている方たちもいるのですよね。
いずれ自分もお世話になるのかもしれないと思えば、頭が下がる思いです。
お疲れさまです。
まるで、ご自分で体験されたようなお話に思えました。
ちょっと創作とは思えない点がいくつかあったように思えましたので。
私がその事態に直面するのはもう少し先の話だと思いますけど、このお話の祖母、つぎはぎの飛び飛びではなく、連続してそうなると言うのですから、伝え聞くだけでも壮絶に思えます。
それをお仕事にしている方たちもいるのですよね。
いずれ自分もお世話になるのかもしれないと思えば、頭が下がる思いです。
お疲れさまです。
平民のひろろさん、感想をありがとうございます。
遠い故郷で認知症の母の介護を長年していた父が急死したら、その一週間後に、追うように認知症の母が亡くなった、という知人がいます。
重度の認知症の母の介護を長らく続けた知人もいます。
私自身はまだそのような経験はないのですが、それらを参考に物語を考えました。
心温まるレビューまでいただき、ありがとうございます。また何か書こうという気持ちになりました。
遠い故郷で認知症の母の介護を長年していた父が急死したら、その一週間後に、追うように認知症の母が亡くなった、という知人がいます。
重度の認知症の母の介護を長らく続けた知人もいます。
私自身はまだそのような経験はないのですが、それらを参考に物語を考えました。
心温まるレビューまでいただき、ありがとうございます。また何か書こうという気持ちになりました。
- Q輔
- 2022年 07月06日 18時49分
[良い点]
深い詩情がありました。
深い詩情がありました。
しいな ここみさん、感想をありがとうございます。
うおおお、詩情だなんて言っていたけると、とても嬉しいです。
これからもよろしくお願いします。
うおおお、詩情だなんて言っていたけると、とても嬉しいです。
これからもよろしくお願いします。
- Q輔
- 2022年 07月06日 11時30分
[良い点]
これは凄まじい作品ですね。
風鈴3つで祖母を呪い殺した返礼の祖父母の「ありがとう」の返礼とも受け取れましたが。
[気になる点]
最後の「二人が、私に分け与えてくれた死は、いつまでも大切にします。」
これが全てかと。
[一言]
視点ですよね。
大嫌いな祖父、大好きだった祖母。
しかし両者の絆は例え家族でも心底分かる訳ではない。
主人公の主観では傲慢とも取れた祖父ですが、祖母の為に命のロウソクを燃やし死んだとは受け取れないのは相性の問題もあり主人公を責められない。
愛されていたと思っていた祖母の心根?を裏切り取り最後に頼ったのは大嫌いだった祖父だった。
「嫌いだけど愛されたかった」
「嫌いだけど愛されていた」
それ以外の感情を主人公は祖父に持っていたかも知れませんが、ラストの大風で風車が周り主人公の淀を吹き飛ばしたかのような美しいラストでした。
これは傑作かと。
これは凄まじい作品ですね。
風鈴3つで祖母を呪い殺した返礼の祖父母の「ありがとう」の返礼とも受け取れましたが。
[気になる点]
最後の「二人が、私に分け与えてくれた死は、いつまでも大切にします。」
これが全てかと。
[一言]
視点ですよね。
大嫌いな祖父、大好きだった祖母。
しかし両者の絆は例え家族でも心底分かる訳ではない。
主人公の主観では傲慢とも取れた祖父ですが、祖母の為に命のロウソクを燃やし死んだとは受け取れないのは相性の問題もあり主人公を責められない。
愛されていたと思っていた祖母の心根?を裏切り取り最後に頼ったのは大嫌いだった祖父だった。
「嫌いだけど愛されたかった」
「嫌いだけど愛されていた」
それ以外の感情を主人公は祖父に持っていたかも知れませんが、ラストの大風で風車が周り主人公の淀を吹き飛ばしたかのような美しいラストでした。
これは傑作かと。
waterwolfさん、感想をありがとうございます。
まず、風鈴の数の謎については、実は次回、本作のアナザーストーリーを書く予定があり、そこで判明させます。
ちなみに、物語は、三途の川の河原から始まります。
連載形式ではないので、次回作は次回作単体で成立させますが、本作を読まれた方は、何倍も面白いものになると思います。楽しみにしてください。
「二人が、私に分け与えてくれた死は、いつまでも大切にします。」
先に逝く者から、死を分けてもらい、死に感謝する。一聴して不謹慎なようで、でも実はとても大切な感情かなと。
ラストの大風が村中の風車を回すシーンは、主人公が祖父母という生まれ故郷を許し、そして許されたという意味合いで書きました。
傑作と言っていただけて恐縮です。
まず、風鈴の数の謎については、実は次回、本作のアナザーストーリーを書く予定があり、そこで判明させます。
ちなみに、物語は、三途の川の河原から始まります。
連載形式ではないので、次回作は次回作単体で成立させますが、本作を読まれた方は、何倍も面白いものになると思います。楽しみにしてください。
「二人が、私に分け与えてくれた死は、いつまでも大切にします。」
先に逝く者から、死を分けてもらい、死に感謝する。一聴して不謹慎なようで、でも実はとても大切な感情かなと。
ラストの大風が村中の風車を回すシーンは、主人公が祖父母という生まれ故郷を許し、そして許されたという意味合いで書きました。
傑作と言っていただけて恐縮です。
- Q輔
- 2022年 07月03日 06時39分
[良い点]
自分勝手、身勝手な主人公が、その勝手さを思いしる。
ありがちながら、心に刺さりますね。
主人公は最後まで甘え、勝手であったけれど、お腹を蹴る新しい命の「勝手さ」に護るべきものを放棄する「無責任」にはなっていけないと、母にすがりながらも強くなっていくのでしょうか。
誰かの死を背負う度ごと、私たちは重くなり鈍感になっていく。
鮮烈な風と億万の風車は死者たちの記憶が奏でる唄のようで。
それを胸に命と向き合う主人公は、きっと優しい「勝手」を身に付けたと思います。
我が子のためなら、なんにだってなれる。
そんな母の身勝手を。
自分勝手、身勝手な主人公が、その勝手さを思いしる。
ありがちながら、心に刺さりますね。
主人公は最後まで甘え、勝手であったけれど、お腹を蹴る新しい命の「勝手さ」に護るべきものを放棄する「無責任」にはなっていけないと、母にすがりながらも強くなっていくのでしょうか。
誰かの死を背負う度ごと、私たちは重くなり鈍感になっていく。
鮮烈な風と億万の風車は死者たちの記憶が奏でる唄のようで。
それを胸に命と向き合う主人公は、きっと優しい「勝手」を身に付けたと思います。
我が子のためなら、なんにだってなれる。
そんな母の身勝手を。
愛猫家 奴隷乙さん、感想をありがとうございます。
「死んでくれてありがとう」という言葉が、漠然としたテーマとしてありました。
長期にわたる親の介護を終えた知人が、よく漏らしていました。
介護の渦中は「頼むから死んでくれ」と思ったことが幾度もあったとそうです。
確かに、主人公は、自分の身勝手さに、みずから嫌気がさしながら、自分の気持ちをコントロールすることが出来ずにあがいていますね。
自分で書いておきながら「ったく、ナツミって、何だかなあ」なんて思っちゃいましたよ。
あとは、何となく「田園に死す」の世界観とか、視覚的イメージには「恐山の風車」などがあり、その辺を切り口に探ってみました。
「誰かの死を背負う度ごと、私たちは重くなり鈍感になっていく。」
その通りですね。深い感想を頂き、有難いです。
「死んでくれてありがとう」という言葉が、漠然としたテーマとしてありました。
長期にわたる親の介護を終えた知人が、よく漏らしていました。
介護の渦中は「頼むから死んでくれ」と思ったことが幾度もあったとそうです。
確かに、主人公は、自分の身勝手さに、みずから嫌気がさしながら、自分の気持ちをコントロールすることが出来ずにあがいていますね。
自分で書いておきながら「ったく、ナツミって、何だかなあ」なんて思っちゃいましたよ。
あとは、何となく「田園に死す」の世界観とか、視覚的イメージには「恐山の風車」などがあり、その辺を切り口に探ってみました。
「誰かの死を背負う度ごと、私たちは重くなり鈍感になっていく。」
その通りですね。深い感想を頂き、有難いです。
- Q輔
- 2022年 07月02日 16時29分
感想を書く場合はログインしてください。