感想一覧

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[良い点]
「私はナツミにメロメロでしたよ。」

「勿論です。周りがどう見ていたかは別としてね。ははは」

「辛い? あはは、まさか。私は孫にメロメロでしたが、その何十倍も何百倍も、妻にメロメロでしたよ。妻と出逢った時も、妻と結婚した時も、妻が認知症を患ってからも、ずっとずっと彼女にメロメロだったのです」

「勿論、渡るわ! もう二度と、愛する人から離れたくはない!」
[気になる点]
「Fシリーズ」はまだ未読でしたので評価だけ入れて感想は後にと思っておりましがやはり書きたくなりますね(笑)
[一言]
夫婦間の事は家族でも真実は分からないという意図を汲んで下さったような作品で嬉しく読ませて頂きました。

祖父の孫への思いが伝わらない事が相性の問題もありナツミの不幸でもありましたが、ここまで相思相愛でメロメロだったとは思いませんでした(笑)

「最後の風」がナツミの為では無かったのが以外でしたが、孫の淀を吹き飛ばす結果に繋がったのは良かったなと。

あちらは「陰性」こちらは「陽性」。
お見事でした!
  • 投稿者: waterwolf
  • 2022年 07月13日 22時31分
waterwolfさん、感想をありがとうございます。

老夫婦と孫と嫁と、それぞれの思いの辻褄が合わぬままというもまた面白いのではないかと思い、探りながら書きました。

内田裕也夫妻、野村克也夫妻、津川雅彦夫妻のようなご夫婦がイメージとしてありましたよ。

確かに、この話は、全体的に陽気な印象ですね(笑)

  • Q輔
  • 2022年 07月15日 11時56分
[気になる点]
認知症でも昔からできの悪い~とは本当に当時感じていなかったら言わない、筈です。
向こう側の話から来たのですが「死ぬまでも死んでからも何つう自分勝手な夫婦」と腹が立ちました

[一言]
とてもとても面白かった、渡し守になる条件ってなんだろうか?とか、嫌な家庭だなぁ、とかそういう感想も含めて楽しめました

  • 投稿者: もっけ
  • 2022年 07月12日 13時17分
歴然と人間の駄目な部分を原材料にして物語を描くタイプなので、なんだかもう、すみませんってな感じです。ははは。

とてもとても面白かった、と言って頂けて嬉しいっす。

二作品読んでいただいたようで、感謝っす。

渡し守たちのルーツについては「ファイナルジャッジ!」という連作の中の、

「一人無理心中」という作品でチラッと触れています。

よろしければ、そちらもどうぞ。

これからもよろしくお願いします。

  • Q輔
  • 2022年 07月12日 17時09分
[一言]
地元の風習として。

一人亡くなると、家族以外の近所の方が続けて二人ほど亡くなることがよくあります。
仲が良かろうと悪かろうとです。
そのことを、

「亡くなった人が寂しいから、一緒に連れていった」

と表現しています。

その風習を、思い出しました。
その事を、このお話ではとても前向きに表現されていると思えました。
平民のひろろさん、感想をありがとうございます。

有名人のおしどり夫婦でも、どちらかが亡くなると、追うように伴侶が亡くなる事例がありますね。

今回は、ご指摘の通り、死者が生者の魂を連れて行く様子を、前向きに書いてみましたよ。

本当にあの現象は何なのでしょうね。

  • Q輔
  • 2022年 07月06日 18時55分
[良い点]
どこまでも不器用だけれど、愛情の深さゆえに家族が不幸になることは絶対に許容できない男の気持ちを神様が汲んでくれたのだとすれば、生前の彼は、それだけの徳を積んだのでしょうね。
故郷を愛し、家族を愛し、郷里に住む人たちの想いに寄り添う、不器用な男は、何処か風車に挑むドンキホーテのように滑稽で、真摯で、かっこいい。
一斉に回る風車が英雄の凱旋のようにも見えて、郷里に住まう人たちの悲願を叶える勇者が、ただひとりの孫娘の門出に優しく語りかけたようでもあり。

素晴らしいですね。
多重構造でありながら、その根底にしっかりとひとつの絆を感じました。
 愛猫家 奴隷乙さん、感想をありがとうございます。
 もともとこの話の構造が先にあり、前作のほうは後から膨らませたのです。
どの様な評価を受けるかは別として、個人的には久々に「よし! 書いたぞ!」という充実感があります。
 老人と孫との行き違いは、行き違いのまま、というのが密かなポイントです。(笑) 
 いつも温かい感想に勇気を貰っています。ありがとうございます。
  • Q輔
  • 2022年 07月06日 07時38分
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