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[一言]
ナーロッパ世界とかでは、強大帝国に隣接する弱小国の王は、「相手に戦争の口実を与えない」ことが求められていますよね。相手が悪かろうと、戦争を起こさせたこと自体が失政であると。その意味で、大統領は少なくとも自らの国に対して責任を負っていると思います(まあ、その大統領を選んだのは国民なのでしょうが)。
戦争が起きてしまったら、それをどう収めるか考えるのも王様の仕事なんですが…

安倍・トランプ・メルケルが現役だったら、プーチンは攻め込まなかっただろう、という書き込みを読んだ事がありますが、なくはないかなと感じます。結局は意思疎通の不在が有ったのではないかと。
(※) すみません。あまりにも、「誤字」がひどかったので、今ごろではありますが・・・訂正して、再UPしました。

こんにちは!ご感想、ありがとうございます。

このウクライナ侵攻の件は・・・本当に、いろいろな意味で考えさせられる項目が多いですよね。

あのイラク戦争を思い出してほしいです。

アメリカが、何ゆえに、サダム・フセインが支配するイラクに攻撃をしかけたのか・・・それは、「大量破壊兵器」、すなわち、「核兵器」がある、と踏んだからでしたよね。

実際には、確固たる物的証拠もなにもないのに、「調子に乗ったフセインを、この機会につぶしてしまえ!」だとか、「ついでに石油の利権も支配下においてしまえ!」などという幼稚で拙速な見通しの下、実行されました。

ところが、水爆・原爆なんて、ひとつも見つからなかった。

そして招いた結果が、カシラであるサダム・フセインがいなくなったあとの、民衆の「ゲリラ化」「テロの応酬」という地獄絵でした。

フセインの恐怖政治で、一応、「一枚岩」という形だけは保っていたイラクを、テロリストの温床に変えてしまったアメリカの罪は重いと感じますね。

一方、実際に水爆も原爆も、そして弾道ミサイルも堂々と保有している大国が、正統な理由もなく、「宣戦布告」を事前にすることもなく、ある日突然攻め入り、やりたい放題暴れまわる・・・あげくの果てには、戦費を調達するために、私たちに必要な小麦まで略奪し、港を封鎖した上で、海外へ売り飛ばそうとする・・・。こっちは、許していいんですか、って話ですよね。

究極の「ダブル・スタンダード」ですよ、コレ・・・!?

だから、世界中がイライラして、怒っている。

納得いかないけど・・・地団太踏むくらい悔しいけど・・・実際には、何も自分たちにはできない・・・こういう精神構造の嵐ですよ、いまや世界中が。私だってそう。あいなめ様だって、そうでしょう・・・?

本当になんとかならないものか・・・決して日本人にとっても「対岸の火事」とはいえない今回の事案に、まだまだ悩まされそうですよね。

私は、いま私のできることを、精一杯、実行に移していくだけです・・・。

では、またよろしくお願いします。 m(_ _)m
[良い点]
我々が何をすべきか、というのは真剣に考えるべき話ですよね。言語からアプローチされるというのは、非常に良いと思いました。そこから、民俗学的な方向に行くのもいいかもしれません!
[一言]
今から国家レベルで何ができるのか、私は米や欧州以外の国に、ウクライナの正当性をいかに納得させるのか、その内政に日本は寄与するべきだと思いますね。

クリミアでだんまりで、ウクライナで動く。昔からですが、米欧は白人が危ないかどうかで自分事か他人事かの線引きをします。
そうではなく、大義があって動くというならば、今後の未来を考えても、今ここで日本が動くべきなのだと思いました。
こんにちは!ご感想、ありがとうございます。

今回のウクライナへの軍事侵攻の問題は、もう私が改めて言及するまでもなく、今後の未来の人たちの運命をも左右する、一大転機であることは間違いありません。

二度の世界大戦で、惨憺たる思いをした人類は、二度とそのような悲劇を繰り返すまい、と国際連合を立ち上げ、国連憲章の名のもと、国連平和維持軍も創設されました。

しかし、今の国連は、何か事が起きても「非難決議案を可決する」「遺憾の意」などという、単なる「つぶやき」「ぼやき」を垂れ流すだけの、有名無実な役立たず集団と化してしまっています。

今回の事案では、国連常任理事国の一員である大国ロシアによる侵略戦争という、前代未聞の事態であったことは誰しもが理解するところですが・・・いざフタを開けてみれば、「核の脅し」に屈した各国が、攻め入るロシア軍の蛮行を止めることができず、「武器供与」「経済制裁」という苦肉の策で対応を余儀なくされた・・・ここが私には、驚きであり、大いにショックでありました。


「しかたないじゃないか、相手は核ミサイルを持っているんだから。あんたは、第三次世界大戦に発展してもよかったのかよ!?」

・・・ごもっとも。まったく正論ですよ。誰だって、そんな事態にはしたくないし、ましてや、第二次世界大戦や朝鮮戦争、ベトナム戦争を経験されたご年配の先輩方なら、「核戦争なんて、断固反対に決まっておろうが!」と一喝されることでしょう。

でも、このままロシアの思うままに事を運び、プーチンに満足いく結果だけを与えてしまっていいんでしょうか・・・?

ゼレンスキー大統領は、「今、実効支配されている地域はもちろん、最終的にはクリミアも取り戻す!」と、強気でがんばっています。

愛猫家様もおっしゃっていましたが・・・本当は、プーチンだって、引きに引けない状況になってはいるけれど、本音ではどこかで「幕引きを図りたい」のかもしれません。だから、ロシアに「逃げ道」を作ってあげることも必要なんだと。

この問題は、非常に難しく、今後も議論の嵐となって、世界中が悩まされていくことでしょうね。

冷戦時代の構造である「核による恐怖の均衡」というバランスは、これで見事に崩れ去り、過去の「幻想」となりました。

核を積んだ弾道ミサイルひとつ保有しているだけで、世界中を黙らせ、従わせることができる・・・そんな恐ろしい現実が、今回の事案で露呈してしまったのです。

だから、北朝鮮はミサイル発射実験を決してやめることはないし、国民が餓死して苦しんでいても、絶対に原爆を手放すこともない。それどころか、これを利用してアメリカを交渉のテーブルにつかせ、思うままにコントロールしようともくろんでいます。

なぜなら、「巨大な北朝鮮」ともいえるロシアが、「あいつら、核でおどかせば、俺たちの言うことを何でも聞くんだぜ?」などという、とんでもない先例・見本を作ってしまったからです。

そういった意味で、プーチンは「パンドラの箱を開けてしまった」ともいえますね。

あと、私が気になっていますのは、いまだ八割を超える支持率、人気を誇るプーチン氏へのロシア国民の感情ですよね。

「姑息なプロパガンダにだまされている」「ファシストとの戦いと称するナショナリズムに踊らされている」・・・いろんな要因がありましょうけれど。

こんな記事もありましたね。

『大統領を信頼』プルシェンコのインスタが大荒れ…「正気になれよ」ロシア語から英語まで多言語で、世界中から非難が殺到

『プーチン大統領、自国で反戦の小学生3人を連行 ロシアの反体制政治家が写真を投稿 うち2人は女の子、ボードには花の絵が…』

ロシア国内にいる人たちだって、プーチンの犠牲者なんですよね・・・かわいそうに。


私は、 浦島 やい様がおっしゃってくださいましたように・・・語学を志す者の立場から、何かできることはないか、と常々考えておりました。

今、まさに、そのときなんですよね!

私、全力でウクライナの人たち・・・そして、世界中から嫌われてしまっている、心あるロシア人の人たちを支え、覚えたての拙いウクライナ語でもって、そして、長年ダラダラと続けてきたロシア語でもって、なんとかチカラになっていきます。

長くなりましたが、私の拙文、お読みくださって、うれしかったdです。

では、失礼します。 m(_ _)m



[良い点]
私はね、当初から、日本は欧米の批判を恐れずにロシアに懐柔策を取るべきだったと思っているんです。
もう、今更遅いんですよね。
トルコが難しい舵取りの中でもバランサーをつとめて、親露派国家のロシア支援を押し留めつつも、ロシアが追い詰められて爆発するのを防いでいますが。
ここぞとばかりにロシアの国力を削ごうと、ウクライナを盾にしている欧米諸国は私は信用なりません。
中東において、オイル利権欲しさに民主化の名のもとに武器支援して傀儡戦争を起こした時と変わらぬ構図なんです。

だからこそ、日本はプーチンに積極的に対話を求めて、兵を引かせる交渉を直接すべきだったと。
欧米との外交交渉の橋渡しを買ってでて、アジアをまとめて、「第3勢力圏」を作って武力衝突に利がないと、共同開発事業が頓挫すれば、国際司法の場に出るとちらつかせてでも、「屈しない」姿勢と「迎合しない」姿勢を見せて、極東に正義の国ありを印象づけて、早期の和睦を実現させるべく、ロシアの逃げ道を作ってあげるべきだったなと。

いまや、プーチンは引くに引けずに邁進するしかなくなってしまっていますし、終わりが見えないなか、すでに生活物価や、調達資材に影響がでて、他国のこと処ではない状態の方もいると思うのです。
かくいう私もそうでして、今や有事のただ中にいる我が国で、なぜ、こんなに危機意識が低いのだと、出来ることをして、みんな一丸で危機を乗り切らなければなりませんね。
そのために、戦争に巻き込まれる多くの方を悼むとともに、その悲劇を終結させること、伝播させないことに尽力したいものです。
こんばんは!ご感想、ありがとうございます。

愛猫家様の的確で鋭いご見解には、いつも尊敬の念を抱いています。

私自身も、ここまでの事態になる前に、何か対策をとるべきだったのではないか、と日々感じますね。

アメリカは、その優れた情報収集能力から、ロシア軍の動きをかなり事前より察知していたらしいですし、ネットでは、「ロシアのウクライナ侵攻のタイミング、やはり中国は察知していたのか」などという記事も見つけました。

もっとも中国は、ロシアとは長年「蜜月状態」でしたから、たとえ事前に分かっていたとしても、習近平自身の「台湾侵攻作戦」の事前シミュレーションの一環としても、ウクライナ侵攻中止を、プーチンに求めるつもりなど、さらさらなかったとは思いますが・・・。

あとは、ウクライナの「NATO加盟問題」でしたよね。

なぜ、ウクライナに対してもっと早い段階で積極的にNATO加盟に向けて、引っ張っていってあげられなかったのか。

プーチン氏は、「あなたがたは、もし自分の隣の家に、我が家に向けて設置されたミサイルが出現したら、どんな気持ちがするだろうか・・・?」などという趣旨のたとえ話を持ち出して、ウクライナのNATO加盟が「ロシアにとっての脅威」であることへの賛同を、暗に求めてはいましたよね。

もちろん、ウクライナがもしNATO加盟を果たしていたとして、NATOの「防衛線」が直接ロシアと長い国境ラインでもって接する構図になっていたとしても、NATO側は、それこそロシア側が先に攻撃してこない限り、ロシアに対して「先制攻撃」なんて仕掛けませんよね。・・・それほど、バカじゃないですし、そもそも、ロシア領内に攻撃する理由すらない。石油や天然ガスの利権があったとしてもです。

プーチンは、あの「ベルリンの壁崩壊」の、民衆が狂喜乱舞する、熱狂的な現場に居合わせていたといいます。

自身がKGBのトップ幹部であり、ずっと育ててくれた「ソビエト連邦」を愛してやまなかったプーチンにとって、東西冷戦の象徴であり、ソビエトの衛星国のひとつであった旧東ドイツの瓦解を意味する壁の崩壊は、やがて迫り来る「ソビエト連邦の崩壊」をも、予感させていたことでしょう。

そして迎えた、ソ連崩壊・・・プーチンにとってrは、この上ない「屈辱」だったに違いありません。

私は、このときすでに、「ウクライナ侵攻」への種がまかれていたという気がしてなりません。

彼がやたらと「強いロシアの復活」と称して、チェチェン紛争、クリミア併合と、世界の非難を浴びながらも突っ走っていったのも、ただ単に「俺たちロシア人には、核兵器という切り札があるんだぞ」というケチな自信だけが背景にあったわけではない、と思います。

それと、愛猫家様が書かれているように、わが日本だって、できたことがあったのではないか・・・そのように思いますね。

『鈴木宗男氏、武器供与求めるゼレンスキー大統領に「自前で戦えないならやめるのが当然ではないか」』という記事も見つけました。

「ロシア通」を気取る鈴木宗男氏だって、一歩も引かずにがんばるゼレンスキー大統領に対して、あまり軽々しく、ロシアの肩を持つような発言は控えるべきだと私は思います。

この戦闘が、このままズルズルと何年にも渡って続くのは、さらなる犠牲を出すことも、私は理解しています。

でも、これまで逃げ出すこともなく、自分の愛する国土と国民を守ってきたゼレンスキー氏に対して、あまりにも配慮のない軽々しい発言ではないか、と私は思うのです。

今も、ウクライナ領内では、今まで普通のサラリーマンや職人として働いてきた成人男子たちが、いまや「故国防衛の先兵」として、前線で命がけで戦っています。

『キーウ市長、ボクシング世界王者時代に見せた不屈の精神 4年間のリハビリ…復帰戦で世界王座を奪回(小林信也)』という記事をご覧ください。

首都のキーウ市長は、ボクシングの元・世界ヘビー級チャンピオンの「ビタリ・クリチコ氏」です。

今、このときもクリチコ氏は、ボクサー時代同様、今度はロシアの脅威にさらされた故国のために、愛する市民のために、毎日闘い続けています。

また、「BBCニュース・ジャパン」の『「プーチンの野望のため」にロシア人が死んでいる=キーウ市長 BBCに話す』と言う記事も、ご参考までに挙げておきます。

こんな記事も見つけました。

『ウクライナ・キエフ市長クリチコ兄弟がSNSで発信する戦争の中の日常』

弟のウラジミール・クリチコ氏も、兄のビタリ氏と同様、ボクシングの元・世界ヘビー級チャンピオンなんですが、ウィキペディアには、「2022年2月24日、ロシアの侵攻に直面し、兄・ビタリと共に「武器を手に取り戦う」と徹底抗戦を宣言した」とありました。

兄弟共に手を取り合って、必死に闘っている様子が目に浮かびますね。

これから。国際社会は、この難しい問題に対応し、解決に向けてどう動いていけばいいのか・・・それは、わが日本をはじめとした先進国、いや、世界全体の国々で、もっと自分に身近な問題として、真剣に議論を重ねていくしかない・・・そのように私自身は感じました。

長くなりましたが、愛猫家様、重厚かつ貴重なご意見、本当にありがとうございました。

私たち、「なろう戦士」も、この問題に対して、そして苦しんでおられるウクライナ人の方たちにとっての一助となっていきたいものですよね。

では、失礼します。 m(_ _)m
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