エピソード29の感想一覧

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[気になる点]
お国柄と言われたら納得出来るくらいノリが良くて理解もありそうな人達ばかりなのにアードルフに対してだけありもしない噂が広まったり見た目だけで判断されたりと英雄級の活躍した存在とは思えない扱いなのがちょっと不自然か
上層部とかはちゃんと理解出来てるなら噂の払拭とかしてそうなものだろうに。結果的にシャルロッテとくっ付いて幸せなんだろうけど
[一言]
こんな国で良くもまぁ戦争に勝てたというかアードルフ達辺境伯軍が突出してたんやなぁとつくづく思う

  • 投稿者: ヨヨ
  • 2022年 08月12日 23時05分
感想ありがとうございます。


基本的に「こんなノリ」なのは皇帝一家の性質によるところが大きいですね。まあ国民性としてはみんなで集まって、飲んで食って騒ぐのが大好きで、ビールとチーズさえあれば他には要らん、みたいな陽気な面はあります。
お国柄としては尚武の国で覇権主義で、割とガチで世界征服狙ってるような国なので、北東に位置する敵国ルーシはもちろん、南西のガリオン王国、南東のアウストリー公国、南のエトルリア連邦王国あたりとも数年おきに戦争してます。国力的には舞台となる「西方世界」でも1、2を争う強国で、他国からは割と嫌われてる国ではありますね。
ただ流石に孤立無援だとやっていけないので、アウストリーとは戦争もするけど基本的には友好国、ガリオンとの間にある小国アレマニア公国とは結びつきを強めるためにエーリカの婚姻を成立させています。

ブレンダンブルク辺境伯に関しては、基本的にルーシとの戦争で手一杯で帝都になかなか顔を出しません。姿を見せないものだから色々と噂が立ちますが、当の辺境伯が一顧だにしないし、あくまでも噂だけで実害はほぼないので皇帝家も政府も放置です。一臣下の名誉までいちいち守ってたらキリがないですし、そんな根も葉もない噂程度で辺境伯の忠誠が揺らがないことは分かってるので。
アードルフ本人は自分がまだまだ若僧で実績も経験も不足している自覚があるので、よからぬ噂を流されても戦で活躍して払拭するしかない、程度にしか考えてませんね。まああんまり名誉を損なうような事態になれば、そこは本家筋のアスカーニア公爵家が腰を上げると思います。

武力的に東方辺境伯が突出してるというのはその通りで、ブロイス国土のおよそ5分の1程度は東方辺境伯領になります。噂する者たちもそこは分かってるので、本人の耳に入らない程度にしかさえずってない………という設定になってます(^_^;
ちなみに、その手の悪い噂は帝都に顔をあまり出さない辺境の貴族家は大抵何かしら言われてますね。本筋には関係ないので書いてませんが。

顔の傷に関しては、魔術で色々やれば本来ほぼ目立たなくなるまで消せたりはするんです。ただアードルフ本人が怪我さえ癒えればあとはあまり頓着してないんで、それで残ったままになってます。
もしも今回のシャルロッテとのことがなければ、おそらくヘルマン執事あたりが「いい加減治しなさい」って言い出すくらいのタイミングですね。じゃないと婚約も難しいですし、25歳ってさすがに貴族としては晩婚になりますから。
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