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[一言]
『牛の首』を題材にした作品ながらも、それをダイレクトに出してくるのではなく、歴史をもとにした伝奇モノとしての側面と、主人公の過去の行為を通じて誰しもに『ありえたかもしれない』という想いを抱かせる普遍性が無理なく見事に合わさっており、和風ホラーを感じられて非常に読みごたえがありました!

完成度も高く、恐ろしさと同時にとても面白かったです。
アカシック・テンプレート様

感想、ありがとうございます!!

「牛の首」の概要、今回の企画で初めて知りました。
なので、ダイレクトに出せるほど、基礎知識がなかったのです(^_^;)

>「完成度も高く」

なんという有難いお言葉でしょう!!
思わず牛のお面被って、踊りたくなりました!
[良い点]
怨霊になった菅原道真公の伝説に、マスコミ関係者が加担した冤罪事件。
過去と現在で起きた二つの事件が、「牛の首」というキーワードで繋がる所に浪漫がありますね。
また、「牛の首」=「憂しの国」という図式も秀逸ですね。
そう言えば、昌泰の変で道真公を陥れた藤原時平は左大臣という国の要職についていましたし、八木沢も国策で陥れられていました。
こうした国策や国の有力者によって陥れられてしまう人がいる状況も、「憂し国」と言えそうです。
大浜 英彰様

感想、ありがとうございます!!

少し前に、元外務省勤務で二つ名をお持ちだった方の著作を読み、ああ、国策って本当にあるんだなあ、と感じたりしました。
それがなんとなく頭に残っていて、今回の作品につながったように思います。

憂いが、嬉しいに変わっていって欲しいものですね。

お読みくださいまして、ありがとうございました!!

[良い点]
怖かったです。
怪異の方も怖いですが、冤罪にはめられて誰にも信じてもらえないとか、無実だとわかっている人も一緒になって煽ってくるというのも怖いです。
[気になる点]
道真公の場合は100%冤罪というより、『主犯じゃない』『巻き込まれただけ』という感じだと思います。
『醍醐天皇を廃して、その弟の斉世親王を天皇に即位させようとした』というのが咎められています。
斉世親王の妻が道真公の娘なので、事案の関係者の1人ではあったかと。
アホリアSS様

感想、ありがとうございます!!

怖かったとのお言葉、ありがたいです(^^)/
ホラーになっているか、心配でしたので。

さらに、貴重な情報、感謝いたします!!
なるほど、道真公も無関係というわけでは、なかったのですね。

お読みくださいまして、ありがとうございました!!
[良い点]
ぐいぐいと惹き込まれました。
夏の怪談、そのドラマを観たような気分です。
道真公の末裔に現代の冤罪など、設定や構成、描写もテンポも全てが素晴らしくて!

本当に怖いのは人間、というよく聞く言葉が思い浮かびながらも、それだけでは終わらないゾクリとする感じと、また爽快感までありました。
[一言]
面白かったです!
  • 投稿者: 空原海
  • 2022年 07月18日 13時10分
空原海様

感想、ありがとうございます!!

ドラマのように描けていましたら、大変嬉しいです(*^-^*)

根底にある妬み、羨ましさは厄介な感情だと思います。
乗り越えていければ、別の道も見えてくるだろうにと。

面白かったと書いて下さいまして、本当にありがとうございました!!
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