感想一覧

[良い点]
　自分勝手という言葉では到底足りない邪悪な聖女の呪いが解けて本当に良かった。聖女の望んだ「かわいい坊ややその子供達が安泰」も消え去って、最高のざまぁでした。

　呪いがあったとはいえ、先々代の辺境伯妃がわざわざ「自分は大切にされている」と言いに来るくらい、邪悪な契約からの婚姻相手を厚遇していた辺境伯マジ紳士
[気になる点]
＞「やれやれ。ご先祖の喧嘩につきあわされていい迷惑だった。お前たちもその犠牲者だな」
　確かに先祖の遺恨に引っ張られたという意味では被害者ですが、現代における「王族⇔辺境伯」という関係においては王と王女は一方的な加害者では・・・。
　あっさり死んで逃げてますが、王女も最後は正気になったというなら、せめて寿命まで平民として国のために働いて贖う、くらいしなかったのでしょうか？

　王や王女にいろいろ吹き込んだの、ひょっとして辺境伯家の関係者？
　向こうから約定を破棄したいと言い出させれば、それで辺境伯家の呪いは解けるわけですし。
　約定の破棄は「王家からの金払いを渋らせる」「２代ごとの王女との婚約を断らせる」で達成されますが、それらを王や王女に進めてるのって周囲の若い連中がメインなんですよね。ひょっとしてその連中に辺境伯家の親戚筋とかの息がかかってたり？
[一言]
＞約定は初代王夫妻と辺境伯夫妻の双方が望んだものではなかったのか
　王様、あんた・・・

・土地は荒野
・隣は魔族で治安最悪
・面積は国の１割
・という場所をやるから、俺らの幸せ生活のために
・子々孫々野蛮人呼ばわりされながら
・命懸けで戦い続けてね？
・そうすりゃ最低限の維持費と２代に１度（毎度ですらない）の結婚の世話はしてやるよ？
・俺の胸先三寸で維持費は減らすかもだけどね？

という要求を、相手が望んで飲んだと本気で思うなら、同じ生活をしてみてはいかがか？

[良い点]
・色々なしがらみが精算されてスッキリ

・子供の為とはいえ、今すぐ手を打たなきゃ死ぬってわけでもないのに多数を犠牲にするサイコパス聖女の企みが潰されて良かった
[気になる点]
・公爵や若い貴族、ひょっとして辺境伯の関係者に唆されてる？（若い貴族の発言が尽く誓約違反の方向に行っている）

・今代の王と王女は先祖の諍いからすれば被害者かもだが、現辺境伯からすれば援助金の大幅減額だの勝手な婚約破棄だのと明確な加害者（になるつもり）なんだから、あっさり自害して楽になっちゃダメかと…

・そもそもの元凶であるゲスい勇者に何の応報もなかったのがちょっと残念
[一言]
　面白かったです。「しがらみが切れる」というのは見ていて爽快ですねー。
　もちろん、100年もその呪いに縛られた辺境伯家は悲惨だったでしょうが。
　それを考えると、嫁いできた先々代や今の王女を大切にしてきた辺境伯は神か仏かという優しさですね。

　それと比較する形で、国王側の株価の下落が止まりません。

勇者「俺と聖女で国の9割貰ってぬくぬく暮らすから。戦士と魔法使いは残り1割、荒れ地で魔族もまだいる最前線でこれからも命かけ続けてねw」
＞これは当初の勇者夫妻の要求どおりの内容

　…これが本当に通ると思っていたのなら。
　勇者は聖女を上回るサイコパスですね。

　ともすれば魔王より遥かに邪悪な家系が断ち切れて本当に良かったです。

[良い点]
辺境伯、毛利家の新年会みたいなことやってそう

[良い点]
ご先祖様やこれまで理不尽な目にあってたこれまでの辺境伯たちの恨みや鬱憤をはらしてくれて
スカッと。
聖女が守ろうとした子孫はいなくなり、一応?聖女の子孫の薄れたのがいても（辺境伯）もう嫁ぐ王族たちや人いないから将来
血が薄れまくり皆無になり淘汰され
最後はなくなる運命ぽいっから、
この聖女はただ引っ掻き回した悪女と
歴史に乗ればいいと思う。そんなフラグをかんじてよかった。

[気になる点]
ご先祖様のケンカとあるが因縁だと思う。
魔王討伐した四人がちゃんと半分に領土を分けたらよかったのに、、、こりゃ制約とかなくても拗れますよ。
なにせ一方的に半分の主張を
戦争回避の為に妥協して３分の１領土と魔族を監視。
から強制的に土地が全体の１割。
更にその土地が不毛の地で
更に
魔族監視が、、
悲惨は子々孫々まで縛られた制約で肉壁になれ、
魔族と戦えと対等な立場から臣下にされた
戦士や魔術師や辺境伯からしたら
理不尽さしかないデメリットしかないんだから。
家族を想うなら尚更納得いかないし
ケンカどころじゃない話。
聖女は周りの人間の命も勝手に使ってたけど、
クズい。
聖女でなく悪女でしょ。
でも、制約なくても
聖女の子孫だから
遅かれ早かれだったのでは?
傲慢だよね〜
聖女の子孫。
事実を公にし感謝し土下座しても許されない騙し討ち、
しかもずっと血族を騙した聖女の子孫の肉壁になり
みをこにして傷だらけ命かけて
生きる自分の子孫たちにご先祖様じゃなくても
恨む当主や血族いてもおかしくない。
騙した側はぬくぬくして
その恩恵を当たり前みたいに享受してるんだから。
今回の辺境伯はかなり優しい人だったんだね。
私なら制約なくても、金払わないで相変わらず臣下として働け言われたらチョンパ絶対してたよ。
当事者だけでなく子孫に肉壁になれって呪いを自分と他人の命使うとか
悪魔では？魔王討伐したらしいが
聖女が魔王と言われ討伐されてもいいレベだった。
事実公開されたのかな?

[一言]
1番の悪人、元凶が聖女って、、、
この聖女が極悪人すぎて、、、
自称聖女？と疑いたくなる、、

[気になる点]
逆に聖女が生き延びて勇者とその家臣を犠牲にする呪いだったら
どこまで守られたのかな

[気になる点]
辺境伯軍と共に魔族も侵攻してきたのは、辺境伯家との戦いで魔族側も下手に戦うより妥協した方が良いに至ってたんだろうな。
[一言]
聖女のくせして、家臣は贄にするわ、元勇者PTの仲間は騙すわ、ただの魔女だろ。（家臣の贄化も恐らく騙し討ちだろうな）。

こんな事して、上手く行く訳なかろうに、愚かとしか。（又、王家も約定以上に辺境伯家と縁深めとけば良かった物を）。

まあ先々代の辺境伯妃も呆れた様だが、先王の急逝も王族に限っては、早い段階で秘事教えとくべきなんだし、言い訳にならんよ。

完全手遅れで正気に戻っても処置無しなんだが王女様。
最後に兄妹揃って自死したのはせめてもの矜持かね。
（まあ王家の血は辺境伯家に一部入ってるし、完全に絶えた訳ではない、正嫡は完全終了だが）。

[良い点]
書かれていないことも想像する余地があるところ。
彼は、埋め込まれた恨みという呪いを、彼女への愛情と献身で抑え込もうとしていたであろうこと。
裏切りを知るや、ほとばしるように恨みが表に出てしまい、好機を逃さず誓約の破棄に及んだ、その心のうちが凄まじいものであったであろうこと。
彼女の変心の事情を刺客から何らかの方法で知るに至ったこと。

[一言]
余計なことを言わないシェイクスピア劇風の面白さ。

[良い点]
うーん、こういう話大好きだなぁ。悲劇というわけなく因縁がおさまるとこにおさまった感じがよかった。

[一言]
初代が糞で今代も糞だからまぁ滅ぶしかないねって感じの結末
感情的にならずに作業的にやってくれたからスカッとした

[一言]
＞初代王から100年が経つ
＞2代に一度は王女を辺境伯に嫁がせる約定を締結していた
＞第6代の辺境伯
・・・2・300年や10代20代位経ったならまだしも100年６代２回で破棄とか頭悪すぎｗ