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 なるほど、そういうことだったのですね。
 戦場でヒロインが自決を図ると知らされた上で読みに来ましたが、まさかこんな展開だったとは…。
 正直、ナメてました。将軍かなんかとして出陣して窮地に陥った末になんてことを思っていた自分が恥ずかしくなってきます。
 で、まさかのバッドエンドかと思えば、お約束な王道展開が舞っていた。こちらの読みが外れまくり。
 しかも第1王子からの求婚の理由が政治的目的というのが、また説得力があって良い。……って、恋情を仄めかすような場面もありましたけど、まあそこはやっぱりリップサービスかな? でないと第2王子に横恋慕してたことになりそうだし。

 第1王子以外の男性が少しばかりアレな感じでしたが、その分女性陣(伯爵家娘を除く)の優秀さが際立っていて……って、もしかして意識してだったのでしょうか? だとするとまたニクい演出です。

 というわけで、大変楽しく読ませていただきました。
 続けて番外編の方も読ませていただこうと思います。
  • 投稿者: 戯言士
  • 2025年 03月15日 20時54分
戯言士様 感想ありがとうございますm(_ _)m

エッセイに引き続き、こちらまでお越しいただきありがとうございますm(_ _)m

実を言えば、お約束テンプレな作品を書こうとして、自分なりに想定される世界観にリアリティを持たせようと書き始めてから設定をこねくり回したらこうなりました(笑)

なんというか、なろうテンプレの異世界って、魔法というイレギュラーを除けば、中世から近世へと、封建社会から民主化へと切り替わる産業革命くらいの文化度だと思っていて。
王権神授がリアルにあり得る上に、便利な魔法が逆に文明の発展を妨げている可能性もありますが、あえて封建制度の崩壊を書きたくなるんですよね。

で、今作もなんで王子があんなに無能なのか、なぜ優秀な主人公がなすがままに婚約破棄なんてイベントの発生を放置したのか、それが何を引き起こすか、なんてのを粗はありつつ、自分なりにリアルに書いたら、こうなりました。

続編を楽しんで頂けたら幸いです。

たぶん、第一王子が一番ヤバいヤツです(笑)
[気になる点]
『シメノラーメン』

――いや、『締めの』は種類じゃないよ!?

[一言]
――話外の話になってしまいますが、諸々考えると、サーシャ様って確かに「勇者の子孫(ひ孫)」ですけど、別に「唯一の」ってわけではないんですよね。勇者自ら選んだ国なので、サーシャ実家が本店(長子筋)かもしれませんが。

なので、他の「勇者の子孫(支店店主やサーシャ実家を継いだ兄弟や親)」が出てくれば話は違ったでしょうね


まぁ、「勇者の子孫を自殺に追いやった」って勇者信仰の結果なら第二王子も「勇者の子孫」だし、第二王子を撲殺した民は「勇者の子孫」ではなく「優しき王妾様」って本人を敬ってたんだろうけど、なら「その彼女が命を懸けて嘆願した愛息子」を殺すのはサーシャが一番嫌がったことじゃね? となるし(公爵とか「勇者の子孫を利用した一派」は別として、神聖国は戦争起こす前に保護の名目で(
元)第二王子確保しろよ、となるし……。と基本、この世界の住民って、「感情のまま動く。それが齎す結果は考えない」ってタイプが多そうだから、第二王子もそうだったんでしょうね
かなかな様 感想ありがとうございますm(_ _)m


感情が優先しているのは事実ですので、否定出来ないですね(^-^;

庶民については「勇者の子孫」というより、「平民から公妾となった」ラブロマンスと「それでも平民のような慎ましい暮らしをされる清貧さ」が民の人気の理由であり、王家もそれを利用していたために、「母の想いを踏みにじり、妃殿下の恩も踏みにじった」と一部の民衆に狙われたという感じです。

神聖国についていえば、同盟国であるために長年「勇者をとられた」恨みを返す隙を狙っていて、そのタイミングが来たという感じです。
第2王子にたいして、国内の貴族家と繋げる画策もあったけれど、すでに侯爵家を使い囲い込まれていたので、むしろ政変を期待していたと。

まあ、後付けですね(笑)
[一言]
最初は恋に狂った王子がよく考えずに暴走して怒られる話かと思ったら、一人の女性の深い後悔と奮起の話になるとは。
なぜ王子は立派な母親がいたのにこんな考えなしに育ってしまったのか……考えなしに下町で浮気してハイブリッドすぎる子供を作って王妃を悩ませたような国王に似たということなのか……?
取り返しがつかなくなってからようやく反省したというのが、なおのこと悲しい話です。
  • 投稿者:
  • 2022年 07月24日 23時32分
晶様 感想ありがとうございますm(_ _)m

初めはよくあるベタな展開にするつもりで、脳筋王子が、ダンジョンでコンニャク芋を掘らされ続けるエンドだったんですが(-_-;)

サーシャ様は厳しい方でしたが、平民としての厳しさゆえ、過分な地位が身を滅ぼすと理解した上で息子を庶子としようとしましたが、周りの流れでこうなってしまいました。
王妃は悪気が無かったゆえに後悔することになります。
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