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なるほど、何でこのタイトルなんだろう?と思っていたら、南総(で)里見(義重の妹の子孫を)発見(したぞデ)デン(!)なんですねw
  • 投稿者: 八凪 柳一
  • 40歳~49歳 男性
  • 2025年 03月18日 06時29分
 八凪 柳一 様

 感想をいただき、ありがとうございます。

 実は、ラストの2話は『余話』と銘打ってありますように、後で付け足したもので、本来は『見』の章で終了予定でした。ですから、タイトルは別の意味に由来しています。ヒントとしては章題を音読していただければと。

 ちなみに『余話』を付け足した理由は、書いてるうちにキャラに愛着がわいて、救いのないラストが嫌になってきたことが原因です。それが、現在の代表作『南総里見異聞録』に繋がっていますので、付け足してよかったと今は思っています。
[一言]
南総里見八犬伝と別の話かと想って読み始めると
史実の名前がずらり。
あれ?
と思って読み始め、
気が付けば完結。

最後まで読まされました。

歴史知っていれば知っているほど
面白いですね。
人と人との関係性が都度変わっていくのも
やり直しをしている以上あるわけで。

ちなみに、
八犬士にちなみ(かどうかは分かりませんが)
8つの魂、
8回目の転生を以て終わりになるんだろうな、
と思いつつ、なんとなく読んでいたので
8回目の人生がまさかの終わり方だったのは
少し驚きました。
でも、流れとしては、
小田原征伐まで生き抜いたあとの心情をかんがえると
納得もできるなぁ、と。

続編もあるかも、とのことなので、
楽しみにしています。

面白い作品、ありがとうございました
 日浦海里 様

 感想をいただき、ありがとうございます。

 戦国でも相当マイナーなところを突きましたので、史実を御存知の方に読んでいただけたのは、とても嬉しいです。ただ、タイトルについては読まれてしまいましたね。気付かせないようにわざと片仮名にしたのに!w


 なお、この物語を書くきっかけになったのが、梅王丸という人物の一生についての疑問でした。

 彼は、高貴な血筋に生まれながら、お家騒動で叔父(庶兄?)に家督を奪われ出家させられます。その後、母と妹は不審死を遂げたのに、当人は生き残り、そればかりか、一時還俗して若年の当主(義康)を支えたという説すら残っています。そして、義康が独り立ちすると再度出家し、里見家が転封・改易した後も安房館山に残り、大坂の陣のあとまで生き残っています。

 一番最初に殺されてしかるべき人間が、何で最後まで生き残ることになったのか。この物語は、その疑問に対する解答となっています。

 そんなわけで、最初から最終章を史実方面に集約させる方向で考えていましたので、エンターテイメントとしては不足だったと思います。

 書いているうちに自分の中で溜まってきた、その辺の不満が『余章』を産みました。
 いつになるかわかりませんが、『余章』を膨らませた話を投稿したいと思います。今度はラストの制約無く主人公を動かせますので、よろしければ、その時は、またお越しください。
[良い点]
最後まで読みました!
面白かったです。

最初は転生して成り上がりものかなと思ったんですが、二回目が割とあっさり死んだのでこれは……と思っていたら、案の定、死ぬ死ぬ笑
最初は割と間抜けなことをしていた梅王丸でしたけど、何度も繰り返すうちに行動が慎重になって察しが良くなっていくところとか、キャラクターの成長がしっかりと描けていると思いました。
個人的には敵の間者を味方に引き込むシーンが好きですね。

復活を繰り返していくうちに梅王丸の心情が変化していって、仇であるはずの義頼を手を組んだりと、展開に大きな変化があったのもよかったですね。
そのため、中だるみせずに最後まで楽しめました。

やはり構成力が高いと思います。
やり直すごとに違った展開が用意されていて、なおかつ死に方も予想がつかない(小田原での自刃を除く)ものだったので、毎回ワクワクしました。
[気になる点]
タイトルが弱いかなぁと思いました。
内容全部書いちゃった方が伸びるかもしれません。
[一言]
コンテニューを繰り替えす内容だったので、最終的には天下統一と思っていたのですが、ラストがあっさりとしていたので肩透かしを食らった気分です。
まぁ……次回に繋がるということで、新しい主人公がどのような物語を作るのか、そこに期待したいですね。
ということで、次回作お待ちしています(にっこり

ラストで主人公の最終目的である家族の救済が叶ったのは良かったと思います。
 たらこくちびる毛 様

 感想をいただき、ありがとうございます。

 お褒めの言葉。大変嬉しいです。
 特に6章から7章にかけては、相当気合を入れましたので、間者を引き込むシーンに触れていただいたのは、なんだかこちらも報われた気がします。

 なお、あんな感じの本作のエンディング(8章部分です)ですが、最初からああすることは決めていました。実はこの話、「なんでこの人こんな人生を辿ったのだろう?」という疑問から生まれたものだからです。

 釈然としない話だったかもしれませんが、史実エンドにして、次に繋げるためのエンディングになっております。次回作ではNEW義重くんが暴れますので、お楽しみになさってください。

 タイトルについては、『ハッケン』部分の設定を隠そうとして、残念ながら、全てを隠してしまいましたw
 間違いなく私の戦略ミスです。次への糧にしたいと思います。

 色々とありがとうございました。
[良い点]
最後まで諦めず、目標の為に足掻き続ける義重様が素晴らしかったです。
死んでは戻り死んでは戻りを何度も繰り返して、試行錯誤をしながら少しずつ良い方向に向かって全力で邁進している姿が格好良かったです。
途中で、仇討ちをしたことで恨みが薄れたのか、次の生からは義頼公を味方につけたりし始めるのも着実に成長していると感じられて面白かったです。

そしてタイトルのハッケンデンの部分に込められた意味、気付いたときには、なるほど!となりました。
[気になる点]
続編『南総里見異聞録』、どんなお話になるのかとても気になります!
いつか読めるのを楽しみにしておりますね。
[一言]
完結おめでとうございます!

歴史ものとしても転生ものとしても、とても読みごたえがあって面白かったです!
そしてもし満足した終わりを迎えたり、寿命で亡くなったりしたらどうなるのかと思っていたので、最後に分かって良かったです。

とても楽しいお話をありがとうございました!
 満月イモリン 様

 感想をいただき、ありがとうございます。

 本作では、試行錯誤を繰り返しながら、運命に足掻く主人公の姿を描きたかったので、満月さんの言葉はとても嬉しいです。
 また、タイトルをあえてカタカナにしたことなど、気づいていただけたのも、大変嬉しく思います。

 本作は、史実に対して、『なぜ、本人は生かされ、しかも途中で還俗して、従兄弟の補佐までしているのに、母や幼い妹は、暗殺されなければならなかったのか?』という、疑問を持ったことから始まっています。そのため、第8章をあの形にすることは、最初から決めていました。

 最後の余話は、『がんばった義重さんが報いられる世界』の可能性を残したい。そんな作者の心情から生まれたものです。蛇足かもしれませんが、ちょっとでも希望を残せたなら幸いです。

 読了ありがとうございました。
[一言]
今世はだいぶ順風満帆ですが、『好事魔多し』とも言いますからねぇ……。

いつもブクマから最新部分に飛んでいたので、目次ページを見て今ようやく章タイトルの仕掛けに気がつきました。
全部『けん』なんですね。ということは──(推察中

  • 投稿者: 歌池 聡
  • 2022年 08月27日 08時33分
 歌池 聡 様

 感想をいただき、ありがとうございます。

 義重:梅王丸さんは、毎回トライアンドエラーで頑張っておりますので、行動が洗練されてきております。次回も大活躍しますので、ぜひお楽しみに。

 章題について拾っていただき、ありがとうございます。実は、誰も気付いてくれないんじゃないかとひやひやしていましたw 結構頑張って考えたので、素直に嬉しいです!
[良い点]
リゼロみたいで面白い。
[一言]
義頼が頼もしく感じてしまう。
タイトルのように八剣士の犬塚信乃とか出るのかなとか思いながらワクワクしながら見てます。やっぱ房総半島はいつの時代も忙しないものですね。(私は主に平安末期からの視点ですが)まだ里見は本家の新田の家子のような立ち位置なので房総にはいませんが、、、房総に至るまでも系図上でも謎がとにかく多い!

でも義頼と里見義堯は似てますよね。どっちも家督継承は本家の跡継ぎから簒奪していますし、、、


  • 投稿者: 綴k氏郎
  • 2022年 08月23日 11時58分
 綴k氏郎 様

 感想をいただき、ありがとうございます。

 まさか『リゼロとみたい』とは! 全く考えてもいませんでしたので、とても嬉しいです!

 房総3国が安定していたのは、はっきり歴史がわからない時代は別にして、上総広常の全盛期と江戸時代ぐらいなような気がします。
 平安は将門の乱・忠常の乱という平安期有数の反乱が2回も起こっていますし、南北朝時代は千葉氏が宗家・南朝、千田家(肥前千葉氏の前身)・北朝で戦ってます。室町時代は、何と北条早雲よりも先に千葉家中で下剋上が起こり、宗家が滅亡するというすごい場所です。

 里見に関して言うと、義堯の反乱は、義堯がすごい勢いで証拠隠滅をしてしまった関係で原因がよくわかりませんが、少なくとも義頼の内乱は、義弘が原因でしょう。かわいい我が子とは言え、戦国の世に満10歳にも満たない幼児に家督を継承させるなど、アホとしか思えません。義頼は軍事面は最高級ではなくても、政治面では相当に優れた武将なのに……。
 里見は、史実では小田原征伐で大減封され、関ヶ原でちょっと持ち直すものの、結局悲惨な末路をたどります。少なくても義頼が生きていたらそんな末路にはならなかっただろう。そう思うくらい私は義頼を買っています。
 
 感想返しで触れるのもどうかと思いますが、朱若さんのもとでの新田一族の活躍、楽しみにしています。
 新田一族は多士済々。里見だけじゃなく、山名も徳川(w)もいますんで!
[一言]
あああ何かが来るのは解っていたけど、人生のピークにこれは辛い…!
 ジャガイモ探偵 様

 感想をいただき、ありがとうございます。

 ここにきての、大どんでん返しです。復讐の連鎖というやつでしょうか。

 でも、まだ続きますので、次章もよろしくお願いします。
[一言]
ええと──六生目にして何とか上手く回り出したというところでしょうか。
──いや、まだ油断は出来ないなーw
  • 投稿者: 歌池 聡
  • 2022年 08月20日 08時26分
 歌池 聡 様

 感想をいただき、ありがとうございます。

 まともな資源はない。主敵が強大。後継者争いの種がある。父は元服前に死んじゃう。と、主人公が置かれた状況自体が相当な無理ゲーです。それを考えると今回は相当上手く行っている方ではないでしょうか。
 さて今後、この状況がどうなりますか。ご期待ください。
[良い点]
この時代の事は、織田、豊臣、徳川で完結していた程度の知識なので、色々勉強になります。
[気になる点]
これは史実エンドに至るまで色々なパターンを見る感じでしょうか…?面白そう!

…とその前に、史実の情勢を少し調べてみた方が良いですかね?それとも予備知識無い方が楽しめるでしょうか?
 ジャガイモ探偵 様

 感想をいただき、ありがとうございます。

 そうですねぇ……。千葉を中心に、茨城、神奈川あたりのマイナー地名やマイナー武将がたくさん出てきます。一応用語解説なども入れてはいますが、足りないところも多々あるかと。ですから地理的には、多少の予備知識はあった方が理解しやすいかと思います。

 ネタバレに繋がるのでこれ以上は「あとはお好みで!」としか言えません。ごめんなさい。
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