感想一覧

[良い点]
冬の炎と名付けられた宝の、その名称の魅惑的な響きもさることながら、名前負けしない、幻想的なその描写に、ファンタジーとは、かくあるべき、と惚れ惚れしました。

そして

>唇を縦断するようについた古傷を歪ませて

という描写で、フレアの表情まで見えて……なんて思っていたら、やまだ様の描かれる絵、世界の素晴らしさが後から後から、とめどなく押し寄せ、映像としてひたすら頭の中で流れていき、その緊迫感やワクワクする高揚感に心臓がヤバかった（←語彙力死んだ）です。

ドライオシリーズ、本当に本当に大好きです！！！

ぜひとも映像化してほしいです。
すごく観たいです！

できたらアニメではなく、実写で……！
力の指輪とかハウスオブザドラゴンとか、そのあたりの雰囲気で……！

[一言]
　面白かったです。渋みもある良い味のハイファンタジーを拝見させていただきました。

[良い点]
得てして、「一攫千金」とはこういうものだなと感じました。ロマンと儚さは表裏一体ですね。
基本的に命が最優先のドライオさんですが、彼の「終着地」はどこになるのか、旅の戦士の行く末に思いを馳せたくなるようなお話でした。

[一言]
ドライオさんのお話は、いつもどこかに苦味があるのがいいですね。骨太な物語の曰く付きの宝石。とても良かったです。

[一言]
成功の裏にはたくさんの失敗があるんだなーというのがよくわかる終わり方でした。手塚治虫作の鉄腕アトムの「イワンのバカ」に通じる虚しさというか。

[良い点]
雰囲気。
正しい読み方は安いウィスキーを薄ーく割って、ちびちび舐めながら読み進める感じでしょうか。

ドライオやクラッパーには、江戸中期頃の無頼（ヤクザじゃない）や鳶職人、火消し、漁師など死にやすい職業に付いていた生き急ぎ感と粋を感じます。
[一言]
ちょっと目を離すと、すーぐ面白い短編投稿するんだから（笑）