エピソード20の感想一覧

[一言]
価格設定からもわかるけど、この小説の中の世界はザ・日本ですね。
難民がレイプされたり、殺害されたりしていないばかりか、配給もらえる→ナマポ
500円で美味しい料理食べられる→サイゼ
川に魚もカニもたくさんいる→日本（後進国だととっくに取り尽くされてる）
ゴミ収集がある→日本
ちょっとバイトしたら6000円稼いだ→日本

[気になる点]
　価格設定がおかしいと感じた。
　台車を引いて歩くだけ、昼前に初めて昼食の時間には終わるような、お手伝いのような仕事の報酬が6,000ルタ。登録した初日の子供がやるような依頼で、この町にある最も簡単な部類の仕事だと思います。報酬の額もお駄賃程度であるのが自然です。
　昼食代が500ルタなので6,000ルタは12食分。(難民のキャンプでは配給が二回だったので)一日2食だとすると、6日分になります。子供のお手伝いのような仕事で1週間余裕で食べていけるのはおかしいですよね。
　食事代500ルタのうち、100ルタが利益になるとすると、同じ6,000ルタを稼ぐには60食売らなければなりません。3人で経営してるとすると、180食です。2分に1食、1時間で30食売れるとしても、6時間売り続けなければなりません。食事時以外はそこまで人が入らないですし、仕入れの時間もあります。一日働いても一人当たり6000ルタは稼げないかもしれません。仕入れから調理、販売、店舗の清掃まで、食事処は激務なはずです。簡単な仕事で6000ルタもらえるのであれば、食事処などやらずにゴミ回収の仕事をするでしょう。
　一日何食売っていくら稼ぐ、みたいなことを一々考える必要はないと思いますが、最も簡単な仕事で12食分もの報酬が出るのはおかしいと思いました。
[一言]
　

[気になる点]
初めて満腹？カニと魚は・・？