感想一覧

性格も能力も立派な一方、恋愛方面はからっきしで遁走し周囲をやきもきさせる、ジェフリーの魅力に引き込まれました。
最初は姉妹の熱量に圧倒されたこともあり、ジェフリーに共感を覚えたのですが、次第に５７のエンリコと同様の心境に陥りました。
また、そんな二人と異なるベクトルでジェフリーに異様な執念を燃やすレオニーの短絡的なようでいてその残忍な気質と素性を感じる戦法が恐ろしかったです。
彼女の気絶を受けた反応にアドルフと共闘していく展開も一時は過ぎりながらも、７０や７１のやりとりと死闘に非常に燃えました。
エピローグの流れも素敵でソフィアとランドルフの未来に想像が膨らみます。
素敵な作品をコンテストにご応募いただきありがとうございます。

新たな恋のライバル……
三人とも凄く魅力的な形でキャラも凄く立っていて、選ぶ側（？｝のジェフリーさんは目移りしそう。
いや、そこで目移りせず、ひたすら「恋に不器用」を貫く彼のキャラこそが一番光っているのでしょうね。

ファンタジー系だとキャラが多くなりがちだし、現在、このジャンルを勉強中なので、とても参考になります。

[良い点]
ここのパート、燃えますね！！
恋敵が平手打ちで激励し合うシーン、描写も素晴らしく、目に映るようです。
レオニーがデーモンとしての力を行使してくる以上、苦戦は免れないとしても、二人以外は烏合の衆、と思い込んでいる見込みの甘さがどう展開に響いてくるか、読み進めるのが楽しみです。
[一言]
水渕さんが描くキャラクターは凄く魅力的である上、物語の経過による変化、成長が明確に見えるから、読む側が「見守る」気持ちになれますね。
得難い個性だと思います。

[良い点]
「何で子供みたいになっちゃうのかね」って……そりゃアンタのせいですよ、と思わずツッコミたくなります。
そう言いたくなるほど、いつの間にかキャラに馴染み、距離が近くなる描写、お見事！

ジェフリーがどちらにも手を出さず、「娼館」なんて言ってしまうのは、彼なりの「傷つけたくない」気持ち故なのでしょうね。
だれを選ぶのか、ちょっと楽しみになってきます。




[一言]
読みながら、竹内まりやの歌声が聞こえてきました。
時々、カバーしていた河合奈保子に代わってしまうのは、やっぱりトシのせいなのかな？

この作品は完結しているので、自分のペースで読めるのがありがたいけれど、早く新作へも手を伸ばしたいです。

[良い点]
いきなりの断罪シーンで、あれよあれよと言う間に事態が良くない方向に進展してしまいましたね。
アドルフめ。ゆるすまじ。
いつかこっぴどくザマァされることを願ってやみません。
その日が来るのが楽しみです（笑

[良い点]
優柔不断と言うか、どちらも大事って明確な答えで、一番正直な気持ちなのでしょうね。
海賊と言う立場になって、自分の気持ちを偽らない生き方を始めたジェフリーらしい選択だと思います。
女性二人はたまんないだろうけど……

そもそも、こんな大事な事を即刻決めろ！と言う方が無理。
これからジェフリーがどう身の振り方を決めていくのか、楽しみです。
[一言]
アミリアの利発さと健気さ、魅力的ですね。
まずは海賊の相棒として、大活躍を期待してます。

[良い点]
ジェフリーって確かに不幸なのでしょう。でも、才色兼備で高貴な女性二人に同時に思いを寄せられる辺り、本人が知らないだけで充分幸福な気もします。

むしろアドルフの方が、予想外の展開に振り回されていますね。愛してくれる凄腕の女性がいる点も同じだから、どちらが最終的に不幸になるのか、楽しみになってしまいます。
[気になる点]
特にありません。
[一言]
魔法をシンプルな言葉で表現し、セリフの中に挿入するアイデアは面白いです！
特に「安定」の連打は大笑いさせて頂きました。

[良い点]
アミリアさん、健気で可愛い！
8才の無邪気な頃から「レディだった」と宣言する辺り、背伸びした感じも魅力的です。
だからこそ18才で美しく花開いた姿に主人公がたじろぐのもわかるし……
展開をアレコレ予想できるのも読む側の楽しみになりますね。
[気になる点]
特にありません。
[一言]
ラブコメっぽい物語の背後にある骨太の大きなスケール、国同士の駆け引きにジェフリーがどう対応していくのかも興味深く読ませて頂きます。

[良い点]
すっごく面白かったです。紹介して貰えて良かった！
それぞれのキャラクターも個性が立ってるし、エルフたちの恋の歌も木を育てるという能力も良かった。
敵役の二人も、ナイスヒールでしたね。
最後の一騎討ちは、心に暖かいものが溢れました。素晴らしい。
実に良かったです！
ヽ(〃´∀｀〃)ノ

[良い点]
ジェフリーにやっと婿入り先ができました(*´ω｀*)