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[一言]
昨日、積んである本を積み替えたりしていると、
The Selected Journals of L.M.Montgomery
(ハードカバー、全5冊、Oxford、日記部分は1冊400ページほど)
という本が出てきました。

そこに、モンゴメリ(1874-1942)の日記(1889年~1942年)には、「almost two million words」が含まれると書いてありました。
日本語に換算して、約400万字。
本になっている部分は、その半分くらいのようですが……。(推定、日本語で200万字くらい)

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追記:モンゴメリの日記ですが、調べてみると完全版が刊行中でした。
日記の、1889年-1942年のうち、(1889年から)1933年までが現在刊行されています。
なお、モンゴメリは、1919年からそれまでに書かれた日記(いろいろな大きさのものに書かれている)を大判のノート(スクラップブック?、約34cm×22cm)に書き写しています(1922年までかかる)。そして、その後はその大きさにずっと日記を書いています。
このように日記を清書したのは、この日記を出版するつもりだったと思われます。
(実際は、息子に手渡され、それが大学に寄贈されて公開される形とはなっています)
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出版された日記が、このランキングに入るものなのかどうかは分かりませんが、入るならランキング入りする出版された日記もあるかもしれないと思いました。

日記を出版して有名なのは、アナイス・ニン。
推計で、日本語で330万字。
(現在、紙の本を取り寄せ中、それとkindleとを比べて1ページあたりの字数を確認するつもりです。この330万字は、変わる可能性がかなりあります)
探せば、他にもあるかもしれませんね。


以下、一応の推計の計算を書いておきます。
アナイス・ニンの日記ですが、1ページの字数が紙の本だといろいろになりそうなので、kindleのページに統一して計算しています。

***モンゴメリ、日記***

すべてで、ほぼ200万語

英文の単語の平均文字数は4.79文字
200万語×4.79字/語=958万字(英語)

また、200語(英語)≒400字(日本語)より
日本語では、約400万字


Select版は、全5冊
約70字×46行×約2000ページ=約644万字(英語)

644万字×0.8(充填率)=約515万字(英語)

日本語字数=英語字数/2.5より
日本語では、515/2.5≒206(万字)



***アナイス・ニン(Anaïs Nin、1903-1977)、日記***

* The Early Diary of Anaïs Nin 4 volumes

1. Linotte: The Early Diary of Anais Nin (1914-1920)
ペーパーバック:534ページ
kindle:713ページ

2. The Early Diary of Anais Nin, Vol. 2 (1920-1923)
ペーパーバック:576ページ
kindle:753ページ

3. The Early Diary of Anais Nin, Vol. 3(1923-1927)
ペーパーバック:336ページ
kindle:443ページ

4. Early Diary Anais Nin Vol 4(1927-1931)
ペーパーバック:528ページ
(kindle版はない、推測680ページ)

kindle版合計:2589ページ(約2590ページ)



* The Diary of Anaïs Nin 7 volumes(Expurgated diary、1931-1966)
アナイス・ニンが編集したものでセクシュアルな部分等が削除してある。
こっちは、換算しない。

* Unexpurgated diaries
削除されていた部分も入れた、完全版(?)

1. Henry and June: From "A Journal of Love" – The Unexpurgated Diary of Anais Nin (1931–1932)
ハードカバー:288ページ( W.H. Allen / Virgin Books)
ペーパーバック:224ページ
kindle:306ページ

2. Incest: From "A Journal of Love" – The Unexpurgated Diary of Anaïs Nin (1932–1934)
ハードカバー:352ページ( Peter Owen Publishers)
ペーパーバック:432ページ
kindle:595ページ

3. Fire: From "A Journal of Love" The Unexpurgated Diary of Anaïs Nin, 1934–1937
ハードカバー:448ページ(Houghton Mifflin Harcourt)
ペーパーバック:448ページ
kindle:458ページ

4. Nearer the Moon: From a Journal of Love : The Unexpurgated Diary of Anais Nin, 1937–1939
ハードカバー:396ページ(Harcourt)
ペーパーバックなし
kindle版なし(400ページくらいか?)

5. Mirages: The Unexpurgated Diary of Anais Nin, 1939–1947
ハードカバー:415ページ(Swallow Pr; Unexpurgated版)
ペーパーバック:415ページ( Swallow Pr; Reprint版)
kindle:667ページ

6. Trapeze: The Unexpurgated Diary of Anaïs Nin, 1947–1955
ハードカバー:349ページ( Swallow Pr; Illustrated版)
ペーパーバックなし
kindle:412ページ

7. The Diary of Others: The Unexpurgated Diary of Anaïs Nin, 1955–1966
ハードカバー:403ページ(Sky Blue Pr)
ペーパーバック:403ページ
kindle:659ページ

8. The final diary is due publication under the title of A Joyous Transformation: The Unexpurgated Diary of Anaïs Nin, 1966–1977

kindle合計(1~7)3497ページ(約3500ページ)


**日本語字数換算*(アナイス・ニン)

ペリー・ローダンの例から、
洋書kindleの1ページ≒日本語690字(充填率80%で約550字)
以下、1ページ=550字で計算

* The Early Diary of Anaïs Nin 4 volumes
1冊に、Editor's note、Preface、Index、Footnoteなどが40ページあると仮定

約2590ページー40×4=約2430ページ
2430×550字≒134万字


* Unexpurgated diaries
1冊に、Editor's note、Preface、Index、Footnoteなどが40ページあると仮定

約3500ページー40×7=約3220ページ
3220×550≒177万字

未刊8.をkindleで400ページ(Index等を差し引いて)とすると、
400×550≒22万字

** 全合計(アナイス・ニン)
134万字+177万字=約311万字
未刊8.を入れると、311+22=333(万字)
追加情報ありがとうございます。とても嬉しいです。

しかし日記を小説に含むかどうかは… どうでしょう。
自伝的な日記であるなら問題ないと思いますが。
とはいえ参考になりました。ありがとうございます。
[一言]
何度もすみません。
グイン・サーガの字数を推計してみました。

正伝130冊(栗本薫さんの著作分のみ)の中から、5冊をランダムに抜き取り、字数を計算。
(外伝も2、3冊抜けであるのですが、どこにしまい込んだのか行方不明。ただ、外伝も1冊の分厚さは正伝とほぼ同じだったと思うので……)

なお、1冊に4話収録されていますが、最後の第130巻のみ第二話までで、分量は半分になっています。ですので、第130巻は0.5冊だとして計算します。

抜き取った5冊の字数の平均は、
各ページが完全に字で埋まっているとして、1冊あたり192,736字。
また、ページに字が占める割合を80%としたときは、1冊あたり154,189字となります。

字の占める割合が80%と言うのは、やや過大な計算かもしれません。
台詞が多いページだと、字の占める割合が半分くらいになることもあります。逆に、かなりびっしり詰まっているページもあります。
一応、多く見積もって80%として計算しました。


おおざっぱに、1冊を平均15万字とすると(やや多めの見積もりかも)、
グイン・サーガ(栗本薫著作分)全部の字数は。
15万×152.5≒2288万字(約2300万字)
と推計されます。
多分、何割か誤差ありだとは思います。


以下、そのデータなのですが、その年代によって1ページの字数が変わってきています。
昔に比べると、最近の文庫本は字が大きいです。それだけ、1ページの字数も減っています。
1970~1980年ころまでだと、文庫本の標準的な1ページは、42文字×18行だったと思います。
最近のは、1行が36~39文字くらい(かな?)、行数は16行か17行くらいだと思います。

でも、1行の長さは長くなっているみたいです(それだけ字が大きくなった)

以下のデータの巻ですが、1行の長さと字数を調べると、
1983年:12.1cm(43文字)
1990年、1998年:12.1cm(42文字)
2005年、2008年:12.4cm(39文字)


以下、データ

グイン・サーガ、字数調査
(計算時、小数点以下は四捨五入)
表題の後ろの年月は、初版刊行年月


第1巻 豹頭の仮面(改訂版)(1983年1月)
・第一話:68-4(挿絵)=64ページ
・第二話:61-1(挿絵)=60ページ
・第三話:64-3(挿絵)=61ページ
・第四話:66-2(挿絵)=64ページ

全計:249ページ
1ページ=43字×19行=817字

空白がないとしたときの字数:817×249=203,433
1ページの字の占める割合を80%としたとき:203433×0.8=162,746


第32巻 ヤヌスの戦い(1990年4月)
・第一話:65-2(挿絵)=63ページ
・第二話:69-3(挿絵)=66ページ
・第三話:69-2(挿絵)=67ページ
・第四話:67-2(挿絵)=65ページ

全計:261ページ
1ページ=42字×18行=756字
空白がないとしたときの字数:756×261=197,316
1ページの字の占める割合を80%としたとき:197316×0.8=157,853


第60巻 ガルムの報酬(1998年4月)
・第一話:64-2(挿絵)=62ページ
・第二話:63-2(挿絵)=61ページ
・第三話:65-2(挿絵)=63ページ
・第四話:67-3(挿絵)=64ページ

全計:250ページ
1ページ=42字×18行=756字
空白がないとしたときの字数:756×250=189,000
1ページの字の占める割合を80%としたとき:189000×0.8=151,200


第100巻 豹頭王の試練(2005年4月)
・第一話:69-1(挿絵)=68ページ
・第二話:71-1(挿絵)=70ページ
・第三話:72-1(挿絵)=71ページ
・第四話:72-2(挿絵)=70ページ

全計:279ページ
1ページ=39字×17行=663字
空白がないとしたときの字数:663×279=184,977
1ページの字の占める割合を80%としたとき:184977×0.8=147,982


第122巻 豹頭王の苦悩(2008年8月)
・第一話:74-1(挿絵)=73ページ
・第二話:69-0(挿絵)=69ページ
・第三話:72-0(挿絵)=72ページ
・第四話:73-2(挿絵)=71ページ

全計:285ページ
1ページ=39字×17行=663字
空白がないとしたときの字数:663×285=188,955
1ページの字の占める割合を80%としたとき:188955×0.8=151,164


5冊の平均
空白がないとしたときの字数:192,736
1ページの字の占める割合を80%としたとき:154,189

ご指摘とても嬉しいです。

グインサーガの文字数とても有り難いです。
先のご指摘通り充填率を考えていませんでしたね。
また巻数ごとのページ数の違いなども。

2288万字採用させて居ただきます。
ありがとうございました。
[気になる点]
初めまして。

いろいろと調査、推計、ご苦労様です。

ただ、宇宙英雄ローダン・シリーズについては推計の数字が大きすぎるように思います(他の作品は分かりませんけれど)

日本語で1編あたり22万字くらいの計算になっているんですが、これは多すぎると思います。

日本語の翻訳では、1冊に2編が載っていて、文庫本で270ページくらいです。270ページくらいの文庫本で2編、44万字くらい……は字数が多すぎると感じました。

そこで、日本語の翻訳版を確認したところ、1編あたり(1ページ全部が字で埋まっていて)9万字弱。実際は空白もあるので、1編あたり7万字前後ではないかと思います。



確認方法ですが、日本語版の第41巻と612巻で、字数を計算しました。
また、ドイツ語版のページ数を参考に見てみました。
(ドイツ語版は、kindle版に書いてあるページ数のため、紙の本で出た時のページ数なのかどうかは不明です)

なお、ドイツ語版は週刊で出ますので、1年に52冊(多分)刊行。
日本語の翻訳版は、1冊にドイツ語版の2編を収録しています。



以下、調べてみたデータと計算。

ペリー・ローダン

*日本語版第41巻(本文中にさし絵あり)

(最初の数字はドイツ語版の第何篇かという数字です)

81 Raumschiff der Ahnen(祖先の宇宙船)
Ge:131ページ
日:124-7(挿絵)=117ページ→43字×18行×117=90558字

82 Schach dem Universum(擬装の銀河ゲーム)
Ge:137ページ
日:124-8(挿絵)=116ページ→43字×18行×116=89784字


*日本語版第612巻(本文中にさし絵なし)

1223 Ordobans Erbe(オルドバンの遺産)
Ge:119ページ
日:125ページ→39字×17行×125=82875字

1224 Rückkehr in den Frostrubin(フロストルービンふたたび)
Ge:125ページ
日:132ページ→39字×17行×132=87516字


1ページの字の占める割合(空白を除く)を80%とすると、

 81: 72446字
 82: 71827字
1223: 66300字
1224: 70013字

また、Geの1ページ当たりの日本語の字数は、

字の占める割合を100%としたとき(+( )内は占める割合80%の時)
 81: 691.3字(553.0)
 82: 655.4字(524.3)
1223: 696.4字(557.1)
1224: 700.1字(560.1)


注:1ページが100%、字で埋まっていることはないので、80%計算が実際の字数に近いと思います。
実際に何%まで字で埋まっているかは、推測です。
ペリー・ローダンの場合、これくらいかなぁと言うことです。
(私の独断と偏見で推測しています)
小説によっては、もっと字で埋まっていたり、もっと少なかったり。
例えば、「風の大陸」竹河聖なんか、台詞が多いし、地の文も1行の半分くらいで改行しているのが多かったりで、字の充填率は平均したら50%くらいかも。


Geのページ数、この頃のは1編あたり120~130ページなのでしょうか。
確かに最近のものは、それよりページ数が多く書かれていますね。
これは、1編あたりの字数が増えているのか、それとも、字数はあまり変わらないけれど1ページ当たりの字数が減ったのか?

もし、字数が変わってきている場合、ウィリアム・フォルツとクラーク・ダールトンがシリーズのどのあたりを書いているかで、字数計算が変わってきます。

クラーク・ダールトンは、シリーズの最初から登場。
1,2,3,4編は、K.H.シェール、ダールトン、シェール、ダールトンの順で書かれています。
ウィリアム・フォルツは、きちんと調べられなかったのですが、おそらくドイツ語版第87編"Die Schläfer der ISC"が最初かな、と思います。

どちらも、シリーズの最初の方(前の方)で書いているのではないかなぁ?と思います(本当にそうかどうかは不明)。




おお、情報ありがとうございます。

確かにページ当たりの充填率を考えていないので、多く算出していましたね。
また最近の本だけを見たのでページ数も多く算出していました。
ありがとうございます。

ペリー・ローダンシリーズのお二人は120ページ、充填率80%で再計算させて頂きます。
ありがとうございました。
[一言]
アルファポリス様

小説を探す際の検索機能にて、一ページの表示数の横がソート機能です。
ソート機能で文字数の多い順を選択可能です。
ご感想、長時間放置して申し訳ないです。
教えていただきありがとうございました。
[良い点]
ハーメルンの「青竹」さんとなろうの「神無月紅」さんは同一人物ですよ。
元々なろうでも青竹さんでしたがレジェンドが出版されるときに神無月紅に改名されてました。

ご感想ありがとうございます。

教えて頂きありがとうございます。
公表されていらっしゃるので、そのあたりも追記させて頂きましょうか。
これほどの文字数を2作も… 本当に凄い方ですね。
[一言]
 漢字を平仮名に直して文字数計算すれば洋書との不公平さが少しは緩和されますよ。
 表音文字と表意文字が文字数で争うのは馬鹿馬鹿しいです。
  • 投稿者: 薬缶
  • 2023年 05月29日 07時49分
ご感想ありがとうございます。

ご指摘なるほどです。ありがとうございます。
ただ漢字を平仮名にした統計はまず存在しないので、実現は不可能です…。

現状の計算式(表音文字は1/2.5)での算出とさせて頂きます。

実際には英語、ドイツ語、フランス語それぞれ違うかもしれないですし、ガバガバな計算式ですが。
[一言]
調べられたのも凄いですが、ともかくもご自身でも800万字の作品を投稿されたというのが何とも凄いです。

なろう13位・14位の方は、作品が書籍化されていましたが、もう続きが書籍化される事もないのでしょうね。残念なことです。
ご感想ありがとうございます。

はい、そういう都合で800万字を基準にしております。

大変残念なことですね。
作者の皆さんお体には気をつけて頂きたいですね。
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