感想一覧

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[一言]
「罪の人」であるはずなのに、男からは聖者にも似た威厳と慈悲が感じられるように思います。
課された仕事も枷も、この後多く起こるであろうドラマを彷彿とさせますね。
いつの日か男が仕事を全うし、彼にとって幸せな日々を送ることができればと思いました。
日浦さん、素敵な作品をありがとうございました。

未来屋 環様

なんとなくではありますが、
古事記と聖書を足したような世界観です。

男はおそらく神かそれに類する存在で
永い永い時をかけて
課せられた仕事を片付けていくのでしょうね

彼がどこに辿り着くのか
彼にとって償いが叶えば
それが幸せなのだと思います
[一言]
 プロローグのようですね。思わず『本編は?』と尋ねたくなりました。

 救えるものを救えなかったことは、本人にとっては罪になるとは思うのですが、他者から見るとそうなのだろうかと。
 救わなかった、なら。間違いなく罪だとは思いますが。

 なので罰というより、本人が呑み込むための儀式のようなものなのかな、と。そんなふうに感じました。
 いくら慰められても、割り切れないことってありますよね。
小池ともか様

明確な設定は準備してませんでした。

タイトルは「罪の人」と言っていますが
この罪を受けた人は神様なのだろう、という想定です

己に課せられた役割を全うできなかったから
意図して「救わなかった」わけではなくとも
失われたもの(例えば命)が戻ることはない
だから罪である、と。

ここは、ご指摘の通りで、
罪という表現は適切ではなく、
罰、なのかもしれません
そこは設定の考慮不足なので、
正解自体がないです。

>本人が呑み込むための儀式のようなものなのかな
先に記載の通り、罰は受けなければならない
という立場ではありますが、
記載いただいたような意味合いもあると思います。
罰を告げた側の心情的にも
この主人公にはこの罰が必要であろうと、
そう考えられて与えたもの、という意味でも
儀式的な意味合いがあるのだろうな、
と思ってます。

設定の考慮不足なので
若干他人事のような表記になってます(苦笑)

神様の世界のお話、と書きましたが
何かを回ることで、
罪が削ぎ落とされる
というのは、どこか仏教的ではありますね。

感想ありがとうございます。
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