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感想一覧

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[良い点]
とても良くまとまっていて整理できました
[気になる点]
ロシアン・フレンズさんの実名は無理としてはイニシャルを挙げていただくとより理解が深まります。
  • 投稿者: kankouken07
  • 2024年 05月01日 11時51分
[気になる点]
 んー、単語というかスポットの解釈になっていますね。
 んじゃま順番に。

 資源の話
 極端な話と書きましたが、別に日本でそれが可能だという前提に基づいた意見ではなくて、そちらが「資源がなくても頭をひねればどうにかなる」という意見だったので、ひねってもどうにもならんのだという話です。
 無い乳は揺れないのです。
 都市鉱山とか再生可能エネルギーとか技術革新なんかが「頭をひねる」ということなんでしょうけど、無から有は出来ないのです。都市鉱山はそもそもゴミですからごみの元になる製品が必要ですが、それって「天然資源」から作られますよね? その天然資源を輸入に頼っている場合成り立たないわけです。再生可能エネルギーだって無手でボケーッとしていたら生まれるもんじゃなくて、それを生産する設備が必要です。それって以下略。技術革新は一夜にして成らず試行錯誤が必要で、実験だったり試作品だったり以下略。

 ロシアが嫌いな理由か……多分に感覚的なものだから言語化が難しいな。
 アメリカを筆頭に大国は皆そうですが、自分の都合で道理に合わないことを平然と言い、行い、他者を巻き込み、損害を与え、それを認めず、責任を取らず、それをまかり通らせる から……かな。
 だから別にロシアだけが嫌いなわけじゃないのです。

 ウクライナはゼレンスキーが嫌いなだけで、ウクライナの人々に他意は無いと書いてありますわ。

 ウクライナの敗北
 勝利の捉え方だと書いてありますわ。
 今から欧米が参戦して、核を使わずにロシア軍が壊滅したとしても失われた人命は戻って来ません。社会インフラ等は金と時間でどうにかなっても人命は戻らないのです。
 主要都市の幾つかが廃墟となり人命が多数失われ、集落が多数壊滅(人命的に)した状態でロシアが手を引いても、それは勝利ではないだろうとういのが私の意見だという話です。
 復興五輪? バッカじゃねえのクソ食らえって話ですね。

 ロシアンフレンズという言葉を知らなかったので、語感から想起した意味と擦り合わせるために開きました。
 資源について何言ってんだと思ったので、感想を書いて以下略。
 資源については、昔、「無ければ外国から買えば良い」と脳天気発言した国会議員を思い出したこともあります。

 ロシアが悪い
 自分理論云々と書いてありますわ。
 
 戦争の責任
 なぜプーチンが悪く無いと取れるのか実に不可解です。
 引きずり下ろすべきだと思われるヤツが一番悪いに決まっているでしょう。

 呆れる
 戦うって誰と? って話で、そちらとは意見が違ってそうですね。

 ゼレンスキーの評価
 これは難しいですね。大統領になってからの行動は、ウクライナの国内情勢を考えるとしょうがないんじゃないのとは思うし、誰がやってもゼレンスキーより際立った成果を上げられたわけでもないと思いますから、別に無能では無いと思います。
 
 長期戦の話
 経済制裁と絡んでいる話なので、ここだけ切り取られても困るんですがね。
 しかし、ロシアはクリミアの橋を除いて軍的被害しか出ていません。ミサイル不足にはちょっと笑いましたけど。
 欧米が兵器供給をしたので一進一退になりましたが、どこまで欧米の武器供与が続くのか、また兵器があっても使う人間がいないと意味が無いという意味でも予備役が山ほどいるロシアのほうが有利なのは変わりません。
 ロシアはこの3日間に無差別爆撃も行っていますし、ロシアが殲滅戦に切り替える可能性もそんなに低くはないです。

 部分的
 復興五輪? 以下略

 武力
 正しくは武力を持っていて、それを使う気まんまんな相手ですね。
 スイスはガッツリ武装していますけど対話できる相手です。引き籠りですけどね。

 
 プーチンねぇ……好きも嫌いも無いなぁ。
 資源ありきではありましたが、ロシアの経済再生・成長を成しましたからねぇ。オリガルヒをぶん殴ったことも一因か。
 でも権力に固執した辺りからどんどん醜くなりました。で、今は狂人ですね。
 時流に乗れただけで為政者としては赤点な人物です。
  • 投稿者: 薬缶
  • 2022年 10月16日 20時27分
[一言]
私の友人の場合。
個人事業主で英検準一級。トランプ氏を応援するうちにQアノンに。英語を話せる彼は世界の真実を知ったそうです。そのため日本語でしか情報を得られない人たちを見下しています。
ウクライナはネオナチ、NATOが悪い。ムー的なものに免疫がなかったのか、地政学がわからないのか、私の言葉は届きません。
天皇陛下万歳と言いながら北方領土を占拠するロシアを支持するのも謎です。どんなロジックで整合をとっているのか。不思議です。
 ご感想ありがとうございます。

 ( ;´Д`)//あちゃ~。
 DSと戦う"光の戦士"に目覚めちゃいましたか。

 一応、陰謀論者に対しての処方箋として、呉座勇一先生の「陰謀の日本中世史」がありますけど、恐らく読んでくださらないでしょうね。もしくは逆張り野郎扱いになるかと。

 頭が良くて、個人事業主として独り立ちされておられ、この手の話に免疫がないとなると、説得は難しいですかね。
 この手の方は、時間の経過に左右されにくい傾向があるように思えますし、難しいですね。
 

 整合性は二つの事象を結びつけないで、それ単体で処理されていると思われます。
 なぜ結びつけないのかに関しましては、我々には謎です。
[気になる点]
 資源があれば自国で完結できるのであったほうがいいんですよ。
 極端な話、自国で全て賄えていれば、今、物価高にはなっていないんです。
[一言]
 私はどちらも嫌いだし、早々にこの戦争への興味を失ったので感想を書くのもどうかなぁと思ったのですけど、資源のことだけ書き捨てるのもなんだかなぁと思ったので、主旨には外れますけど今回の戦争に対する私見をちょっと。

 私は欧米が武力参戦じゃなくて経済制裁を取ったことでウクライナの敗北は決まったので、この戦争に対する興味は失くしたんですが、悪いのは自分理論を振りかざして戦争をふっかけたロシアだと思っています。どんな弁明も通りません。
 プーチンじゃなくてロシアが です。
 どんな政治形態であろうがなんだろうが、プーチンを引きずりおろさない国民=消極的でも支持している国民 と捉えているからです。
 誰だって自分の命は大事なわけですが、自分の命を守るために何もしなかった結果、代わりに何の関係もないウクライナの人々がロシア人に殺されているわけです。
 ロシア人が死ぬのは仕方がありません。自分の選択ですから。
 で、いざ予備役招集で尻に火がつくと我先にと逃げ出すとか、呆れる。

 ゼレンスキーが嫌いな理由は態度がデカイからです。お笑い云々じゃありません。ウクライナの人々には他意はありません。
 助けて貰う立場なのにものすごく上から目線でエラそうに要求突きつけて、あんた何様だと。
 まぁ、日本じゃないので協力を仰ぐにしても腰を低くして下手に出るのは交渉上印象上悪手なのは分かるんですけどね。でもあれはダメだわ。

 経済制裁でウクライナの敗北が決定したというのは、1つ目は「勝利って何か」という話です。
 全土が焦土になってあらゆるインフラは破壊され、国民の大部分が死んで、都市や国としての機能が著しく損なわれてもロシアがウクライナ併合を諦めて撤退すればそれは勝利なのか?
 経済制裁はすぐには効果が出ないので、効果が出る前にウクライナが陥落したら何の意味もない。
 また、早期陥落しなくても長期化すればするほど物量に優るロシアが有利なのは当然なのでジリ貧だろう。
 2つ目は、資源産出国相手に消費(資源輸入)国が喧嘩をふっかけても勝ち目がないから。
 なぜなら資源持ちは他に売りつける相手を探せばいいのだから。資源を輸入できなくなる方がダメージが大きいのは当然で、結果、輸入側が先に音を上げるのが目に見えている。

 実際には欧米は武器供与に踏み切ったこともあり、兵の士気と合わせて局地的には戦力の差は縮まりましたが4州は盗られましたし、今後たとえ取り返せても都市まで廃墟同然の有り様で、復興にどのくらいの金と時間がかかるのか考えると部分的に滅んだと言っても過言ではないでしょう。
 資源輸入に関しては当初から既に一枚岩ではなかったですけど、最近は色々と不協和音が増えてきていますね。
 非難決議なんて何の役にも立たないことを繰り返すだけでロシア本土に武力行使が出来ない今の状況では、結局、暴力が正義になるでしょう。

 ウクライナの次は台湾だけど、アメリカは本当に台湾を守る気があるのかな。
  • 投稿者: 薬缶
  • 2022年 10月11日 09時48分
 ご感想ありがとうございます。

 薬缶さんのコメントが面白かったので、要点を抜き取ってみます。


 ・資源は自国で完結していることが望ましい。
 ・経済が自国で完結していれば、急激な物価変動はない。
 ・ロシアもウクライナもどちらも嫌い
 ・西側が武力介入しないので、ウクライナの敗北が決定した。
 ・ウクライナの敗北が決定したからこの戦争への興味がなくなった。
 ・悪いのはロシア
 ・この戦争の責任はぷーちんではなく、ロシア国民にある。
 ・予備役招集で逃げ散るロシア人に呆れている。
 ・ゼレンスキー大統領の態度がでかいから嫌い。助けてもらう立場にあるものは、下手に出るべきである。
 ・長期戦はロシアに有利。
 ・資源輸出国は、輸入国に対して有利。
 ・ウクライナは部分的とはいえ滅んでいる。
 ・武力に対しては武力で抵抗。

 こんな感じですかね。

 率直に言わせていただきますと、少しづつ何かがずれていく感じを受けます。
 一つ一つの要点は理解可能ですが、全部合わせると結論が見えません。
 ぱっと、分かることと言えば、薬缶さんは大陸型国家を指向している感じですかね。
 ご存じかもしれませんが大陸型国家ってのは、国内ですべてが完結している共同体です。海洋国家の我が国は、逆立ちしても無理ですね。

 

 ここからは分析に入ります。



 ・資源は自国で完結していることが望ましい。
           ↑
  人類史を激変させるようなイノベーションか、領土でも広げない限り、今の日本では不可能です。我が国の領土拡張を望まれているという解釈でよろしいですか? 
 イノベーションであれば、資源国でない方が有利ですしね。


 ・経済が自国で完結していれば、急激な物価変動はない。
           ↑
  うーん。経済はちゃんと勉強していないので偉そうなことは言えませんが、比較的、自国内で経済が完結していた江戸時代ですら、米価安の諸色高で幕府や武士はずーっと困っていました。
 あんまり関係ないと思います。


 ・ロシアもウクライナもどちらも嫌い。
           ↑
  理由が書いておられないので、なぜ嫌いなのかが不明ですが、うがった見方をすると、どっちもどっち論の持ち込もうとしているようにも見えます。


 ・西側が武力介入しないので、ウクライナの敗北が決定した。
           ↑
  現状、そのような情勢には見えませんね。今後の展開は不明ですけど。
  西側が本格介入すれば一か月で終わるか、第三次世界大戦のどちらかでしょうね。


 ・ウクライナの敗北が決定したからこの戦争への興味がなくなった。
          ↑
 これは明らかに違うと思いますよ。
 興味が無かったらそもそもこのエッセイを開かないですからね。まして感想を書くなんてありえません。
 私も人様の作品に感想を書いてきましたが、興味がないテーマに感想を書いたことは一度もありません。
 戦争に興味はないけど、ロシアン・フレンズに興味があるって言うのも無理がありますからね。


 ・悪いのはロシア
     ↑
  これは、どちらも悪いけど、比較するとロシアが悪いって意味ですね。


 ・この戦争の責任はぷーちんではなく、ロシア国民にある。
          ↑
  ぷーちんをのさばらせたロシア国民にこそ責任がある。
  逆説的に、ぷーちんには責任はないとも読み取れる言い回しです。興味深い。


 ・予備役招集で逃げ散るロシア人に呆れている。
          ↑
  ロシア人は腰抜けである。逃げずに戦え。


 ・ゼレンスキー大統領の態度がでかいから嫌い。助けてもらう立場にあるものは、下手に出るべきである。
       ↑
  この反応は面白いですね。
  何が面白いって、大統領としての能力は否定していないところです。個人的な好悪について書いておられます。


 ・長期戦はロシアに有利。
      ↑
  これは、有利な点と不利な点が混在していますね。
  ロシアは貧乏と増加する損害に耐えながら長期戦を展開し、国際情勢の変化にワンチャン賭ける。ありえます。
  我々はどちらも耐えられませんが、ロシア人なら我慢できるかもしれません。


 ・資源輸出国は、輸入国に対して有利。
      ↑
  中国のレアアース事件を考えると、一概には言えないと思います。
  相手の需要に大きく影響される経済は脆弱でしょう。サウジアラビアや内需が弱い韓国なんかが、これで困っていますね。


 ・ウクライナは部分的とはいえ滅んでいる。
       ↑
  薬缶さんはロシアに対しては長期的な視点なのに、ウクライナに対しては短期的な視点なのですね。
  その理論でいえば、ドイツも日本も滅んでいます。そりゃもう国中、焼野原ですよ。 


 ・武力に対しては武力で抵抗。
       ↑
  これはその通りですね。武器を持っている相手にお話し合いは不可能です。
  


 まとめます。

 資源が豊富な大陸型国家を指向している。
 むき出しの暴力による自力救済を否定しない。
 戦いを忌避する腰抜けは嫌いなのに、開戦から一歩も引かずに戦っているゼレンスキー大統領は嫌い。
 最終的な勝利はロシアのもの。


 うーん。何と言えばいいのか。
 失礼ながら薬缶さんは、ロシアン・フレンズ予備軍、もしくはぷーちん・フレンズと分類すべきなのかな? よく言えば中立的立場ですけど、装っている感が半端ない。
 (。´・ω・)? よーわからん。

 ロシアは嫌いとおっしゃっていますが、ぷーちんに関しては何も発言がありません。好きとも嫌いとも言ってない。
 ロシア人とゼレンスキー大統領は嫌いなのは良く分かりました。
 全体的な発想が、ぷーちんのそれに近しい気がいたします。
 まぁ、私に奴の何がわかるんだってのがありますけど。

 今。薬缶さんがぷーちんを応援していないのは、奴とロシア軍が戦場で敗北しているからではないですか?
 それで興味がなくなったと思っておられるのかも。
 応援しているチームの負け試合なんか見たって、楽しくありませんからね。
 ロシア軍の大反攻作戦が成功すれば、この戦争に対して興味が出るかもしれませんよ。力に重きを置くのであれば、それも納得できます。

 以上でございます。
 長々とお付き合い誠にありがとうございました。
 資源の話は趣旨からずれていたんですけど、書いてよかったです。
 非常に面白かったです。
 またどうぞ。(/・ω・)/
[一言]
もう一つリストに加えるなら『歴史学的見地から語る人』ってのも居ます。ほら、加藤さんが追放しちゃったあの方とか……

このグループに属する方々は現代の倫理や現代国際社会のルールを脇に置いて淡々と対象の国の事情と思惑を語る感じですね。

まあ、自分一人社会から離れて歴史の傍観者を気取ってるとスイカバーに突っ込まれて死んじゃう……ってこのネタまだ通じるかな?
  • 投稿者: NO IMAGE
  • 30歳~39歳
  • 2022年 10月11日 01時24分
 ご感想ありがとうございます。

 私はあの人たちを追放なんてしてないっすよ。
 追放しようとして手順を間違えてしまい、運営様に先を越されただけです。

 ( ̄▽ ̄)//うーん。一緒ですね。

 上から目線で歴史の傍観者を気取るのは、あの年頃の人なら致し方ない気も致します。
 若い頃も私も似たような感じでしたし、今でもその気が残っていると思います。
 (´・ω・)//反省。
 これは性格的なものなのかもしれません。
[良い点]
楽しく読まさせてもらいました
私はプーチン好きですから ロシア・フレンズなんでしょうね、
人道云々ではなく同じ理由で故英国女王エリザベス二世も好きでした、

私は前世が犬だったのだろうと思うぐらい
犬の気持ちが解かります
眷属として 犬好きも判ります
エリザベス二世も プーチンも犬好きですから
眷属として好きです。
バイデンが犬好きと報道されてますが
あれは飼ってるだけで 物扱いですかね、
物を大切にするという感覚にしか感じません。
犬から見てプーチンはボス エリザベス二世はママです。
 ご感想ありがとうございます。

 出来ればぷーちんのどの部分が好きなのか、具体的に書いていただきたかったです。
 まさか犬好きってだけで、容認しているはずないですし。
 私は猫派ですから、犬の気持ちはちょっと分からんです。

 猫の気持ちなら、ちょこっと分かります。
 ( ̄▽ ̄)//あ奴らは特に難しいことは考えておりませんし。
[一言]
 うーん……そもそもロシアン・フレンズと一言でいいましても、このところ全面ロシア擁護でなくとも、ロシアの言い分を少しでも肯定的に捉えるようなことを言うと死ぬほど叩かれる世の中になってしまったので、どこからロシアン・フレンズなのか? というのも正直疑問ではあります。
 私自身もロシアン・フレンズなのか? と問われると自分でも甚だ判断に困ります。少なくともウクライナが絶対善でロシアが絶対悪と見做していないという意味なら、恐ろしく広義のロシアン・フレンズに該当するでしょう。ただ国際法上どうあがいてもロシアに弁明の余地はないとは思っているので、ウクライナ侵攻を非難する立場ではありますからそれでロシアン・フレンズなのか? とも思います。

 個人的にはウクライナは自動車事故の片方の当事者、ロシアは自動車のもう片方の当事者(煽り運転の前科持ち)で、揉めてる最中に相手を殴りつけた暴行傷害罪の現行犯という見方をしています。
 交通事故は一部の事例を除いて片方が100%の責任を負うことはないので、9対1か8対2くらいの割合で(当然ウクライナ側が責任の少ない方)ウクライナ・ナショナリズムにも責任があるとは思っていますが、それは侵攻自体の責任ではなく、それ以前のロシア・ウクライナ対立に関する責任に関する話です。ロシアによるウクライナ侵攻はロシアによる暴行傷害罪であり、それと交通事故とは因果関係はあっても別の立件事案のはずです。

 こういうことを話していると区別できない人がいて困るのですが、今年の東大の入学式での映画作家の河瀬直美氏の祝辞に、国際政治学者のお歴々が噛み付いた事件がありました。ですがそもそも河瀬氏は映画作家で国際法・国際政治学の人ではありませんし、国際法や法律が絶対善を司るわけでもありません(大体国連も世界銀行もアメリカも、その土地のことをまともに理解せずに安易な解決策のみを提示してロクなことをしないケースが特にアフリカ・中東・東南アジアで目立つので、たとえ善意の行動だとしてもその辺への個人的な信用度は低いです。良きサマリア人の法を盾に好き放題やることを善と呼びたくはないので)。
 恐らく河瀬氏が言いたかったことは、「ロシアを絶対悪として、絶対正義であるウクライナに味方しているという自己陶酔に浸ることへの警鐘」と、「正義の反対は(たとえ歪んでいるとしても)もう1つの正義である可能性が高く、それを理解しないことには事態の根本的解決は見込めない」ということだったはずです(まあ誤解を恐れずに、とご本人もおっしゃっているので、誤解を招く表現だったことは確かなのですが)。
 いくらロシアがクソだからといって、ワンピースのバスターコールのごとくロシア国民1億人を皆殺しにする権利は国際社会には無いはずですし、大体イラク戦争の時に大義名分がコロコロ変わった案件を見るにつき、国際社会の「正義」とやらも疑わしいものです(こう書くと⑤のアメリカ大嫌いに該当する人間っぽいですが、別に私はアメリカ嫌いでは無いです。新自由主義と子ブッシュとキッシンジャーが嫌いなのであって、アメリカ「は」嫌いでは無いです。特にキッシンジャーはレ・ドゥク・トを尻目にいけしゃあしゃあとノーベル平和賞を受賞したのがいまだに気に食わないですね、まだ生きてるんだからさっさと返還しろ)。

 大体、ウクライナは我々が思っているほどに一枚岩の国家ではないですし、ウクライナの政策に問題がないわけではありません。たとえばルガンスク(ルハンスク)やドネツクなどのウクライナ東部地域は、ロシア語人口が半数近くに匹敵する地域で、経済的にも遅れた地域です。しかしウクライナではロシア語が公用語に指定されていないので、東部のロシア語話者の人々は地域的には多数派ながらウクライナ語を使うことを余儀なくされていました。
 で、これはロシア語話者に限った話ではありません。ウクライナ西部にはポーランド語、ルシン語、チェック語などの話者が点在していますし、元々ポーランド・リトアニア領であったウクライナ西部はポーランドとの関係性が強いです(但し関係性が強いのと仲が良いのは別問題ですが)。もっと言えば、フランスのアルザス地方やコルシカ島、イタリアのティロル地方、スペインのバスク・カタルーニャなどヨーロッパ中この手の話は枚挙にいとまがありません。
 こうした地域が今も昔も平穏無事なのかと言えばそんなことはなく、「バスク祖国と自由(ETA)」によるスペイン首相ルイス・カレーロ=ブランコの暗殺(フランコ政権下の1973年)、南ティロルの「南ティロル解放委員会」による「火の夜」事件(1961年)など、テロ事件が普通に頻発していました。これらの地域が今でも独立していないのは、結局独立するだけの後ろ盾と経済力がなかったというそれだけの話でしかないのです。

 ウクライナの話で言えば、ウクライナの東部と西部では言語的にも経済的にも宗教的にも大きな格差が存在していました(東部は正教会が大多数ですが、西部にはポーランド系のカトリックと、東方帰一教会が存在します)。2014年のユーロマイダン革命の後の調査では、ウクライナの東西(正確にはドニエプル川を挟んで右岸と左岸)の差異は経済的格差であると答える人の割合が最大だったのです。
 大体、ゼレンスキーは2019年の大統領選挙の際、ロシア離れを強調する対抗馬のポロシェンコとは違い、「親露派との融和」を掲げて東部からの圧倒的支持を得た候補だったのです。現実的に無理だったので大統領就任後は対露強硬派になりましたが、ゼレンスキーを選んだ民意はこの分断をなんとかしてほしいというものだったわけで、そういう意味ではゼレンスキーは戦争指導者としては有能であっても(というよりポプリズモ政治家として有能というべきでしょうか)、ウクライナ内部の対立緩和、経済格差の縮小という点では成果を上げることができなかったわけです(まあ当時のウクライナの状況を鑑みると、この仕事は難題もいいところだったのでゼレンスキーでなくとも厳しい問題だったのは間違い無いのですが。なので別に私はゼレンスキーは有能人間だとは思っていますし好感の持てる人物だとも思っています。単に彼を無条件で支持しないだけです)。
 ウクライナの案件がとりわけまずかったのは、旧ソ連崩壊後に資本主義の導入によって貧富の差が急拡大し、世界の超大国の地位からただの新興国に転落し、自尊心も生活水準もボロボロに追い込まれた、ずっと昔からパン・スラヴ主義だのなんだの掲げてきた歴史のあるロシアという存在が、国内少数派のバックに存在してしまったことです。
 因みにハンガリー・ルーマニア・ブルガリア・ユーゴスラヴィア・東ドイツ辺りも該当します。ハンガリーのオルバン政権は、こうした冷戦崩壊後の混乱による生活水準の低下に不満を持った人々が生み出したポピュリズム政権なので、その点ではプーチンと類似の政権なのです。ユーゴスラヴィアは内戦でとんでもないことになりましたし、東西ドイツの経済格差はいまだに埋まらず、それがライプツィヒでAfD、ドイツの為の選択肢を生み出す原動力になりました。

 とどのつまり、見ていけばこの事態につながる原因はいくつもあり、冷戦以降現在までの30年間の間に顕在化していた問題はいくらでもあったのです。そういう意味ではこれらの問題を放置していた我々も自省すべきですし、ロシアを滅ぼして自己満足で終わらせれば、また第2第3の同一案件が起こってもおかしく無いのです。国際政治学者はこの辺を明確に指摘すべきで、国際法がどうたらはそりゃ正しいことですが、そんなの誰でも言えることなのだから自分たちしか言えないことももっと発信すべきだと思います。端的に言うと、情報発信の重要性は当然だけれど、そんな簡単に説明できる問題じゃ無いのに130文字しかないTwitterなんかに落とし込もうとすんな(真顔)。
 それから、戦争を絶対悪とするのもこれまた問題があります。独立戦争を否定したら抑圧された人間は抑圧されたままになってしまいますから。ただたとえ独立戦争でも絶対善では当然ありません、集団による殺人の応酬を善などとは口が裂けても言えませんからね。それにやろうと思えば平和裏に独立だってできなくは無いのです。
 チェック(チェコ)スロヴァキアのビロード離婚(1993年)は、まさしく経済格差の大きかった言語・文化の異なる国内の2つの地域が(当時チェックとスロヴァキアではチェックの方が20%ほどGDPが上で、スロヴァキアが国全体のGDPの伸びの足を引っ張っているという認識だったのです。またチェック語とスロヴァキア語は双方西スラヴ系の言語ではあるものの、明確な別言語でした)、平和裏に立法・行政手続きの上で「離婚」した稀有な事例でした。冷戦崩壊後数年かけて国家機構を分離し、計画的な国家分断が行われたのです。「離婚」後、両国は寧ろ同居人からお隣さんになったことで友好関係を深めることに成功し、「良き友人」としての付き合いを続けています。
 勿論、ビロード離婚をウクライナにそのまま当て嵌めることはできません。しかし、そうでなくとも何かしらの形で対立を解消する手段はあったはずで、ロシアを絶対悪と決めつけることは、そうした「戦争を起こさない」という予防的解決策をはなから否定することと同義になる可能性があるのです。医者がかっこいいからといって医者の仕事を奪う予防医学を全面否定するのは間抜けではないか? という話なのです。

 長くなりましたが、もはやここまでくるとプーチンを暗殺しても根本的な解決には一切繋がらないですし、ウクライナ側もクリミアを含めて全部確保するまで引き下がらないでしょう。そういう点では戦争の泥沼化と被害の拡大を憂う身としては、安易にウクライナを全面支持したくもないのです。国際社会がウクライナのイエスマンになることほど、地獄の釜の蓋を開ける行為はないと思っています。
 そう言う点では、私の場合はどれにも当てはまらないか、あるいは⑤の派生か12の亜種と言えるかもしれません。まあ12だとは主張したくないのですが(流石に今のロシアに自衛権は認めたくない)。
  • 投稿者: 藤海昇
  • 2022年 10月10日 16時36分
 ご感想ありがとうございます。

 まずは圧倒的な情報量と文章の構成力。素晴らしいです。
 ( ̄▽ ̄)//スゲー。 

 これほどの文章をお書きになれるのですから、感想ではなくエッセイの方で発表されたほうが良かったのではないかと思ったりします。
 感想欄って、確実に読むのは私一人ですから、もったいない感じです。

 私の個人的所感ですが、ロシアのウクライナ侵攻を非難されているのであれば、ロシアン・フレンズとは呼ばない気がいたします。
 ロシア・ウクライナ戦争という窓から見た景色だけが、世界の全てではありませんしね。
 
 しかし、キッシンジャーってまだ生きていたんですね。新自由主義については私も気に入りません。
[一言]
中々興味深かったです

私の場合は典型的な ⑤アメリカ嫌い でしたね アメリカ人がと言うよりキリスト教的価値観や全体主義的イデオロギーから弱者切り捨て踏み躙る典型的な白んぼや特亜の手口がね

あとまぁ偶々映画 ロード・オブ・ザ・ウォー 見て原作のノンフィクション小説読んでて思い出したけど90年代〜2000年代初頭の平和惚け……もとい露助や中共の傀儡政権化してた昔のウクライナに対する偏見も有りました 彼の国が変わったのはクリミア半島やドンバスにルガンスクが露助に侵略されてから 割と最近まで軍部は金チラつかせたら北朝鮮にすら武器横流しするイメージ付いてたし 意外と新しい情報仕入れず昔の感覚でウクライナ否定する輩も居るのでは この間の飲み会でそんな話が有りましたし
  • 投稿者: 群生池
  • 男性
  • 2022年 10月10日 08時16分
 ご感想ありがとうございます。

 なるほどアメリカ嫌いと、ウクライナへの不信ですか。

 映画 ロード・オブ・ザ・ウォーは私も好きな作品です。
 あの作品ではウクライナから大量の兵器が、武器商人と現地軍人により流出していましたね。
[良い点]
 どうも。確かに、“ロシアン・フレンズ”にも、様々な関わりを持った方々が居ますけど、私も、人畜無害なロシア人を敵視している訳じゃありません。あの“核兵器”を脅しの材料に使う“脳筋暴君”に対して、ムカついて居る訳で、ウクライナを騙し討ちにしたやり方が、どうしても許せないのですよ。今回の考察ですが、私も、奴は、“ジャイアン化”して、手が付けられませんね。“母ちゃん”級の方が居ない以上、いつまでも、“リサイタル”を続けるのでしょうね。参考になりました。私も、あの“老害”には、消えて欲しいです。一刻も早く。これにて、失礼。
[一言]
 また、気になるタイトルをお見かけ致しましたら、お邪魔させて頂きます。ご機嫌よう。
  • 投稿者: しろ
  • 2022年 10月09日 19時04分
 ご感想ありがとうございます。

 確かに今の国際社会には「母ちゃん」が見当たりません。
 ドラえもんもエスカレーションを気にして、道具の出し惜しみをしておりますから、のび太の戦いは長引きそうです。