感想一覧
▽感想を書く感想絞り込み
[良い点]
薫ようこ 様
とても楽しく拝読いたしました。
「えっ!」という意外なラストで、クスクス笑ってしまいました。
暖かい職場の雰囲気、気の置けない仲間とのやりとりがよく描けていると思います。筆者の愛情が伝わってきますね。
全く何も知らない読み手に、
"第二病理? 免疫染色ってなんだろう?"
そこを丁寧に提示出来ている点は、秀逸だと思います。
[気になる点]
気になる点ですが、
おそらくこの小説の肝は、"結婚を控えた女性の恋愛観"
振り子のように、行きつ戻りつする"揺れる心"を
いかに読み手に共感を持って提示できるか?
ということになるのではないかと思います。
"気になる人" 「好きなのかもしれない人」の存在は、ふむふむと納得出来るのですが、
肝心の"浩太郎"への気持ちが、いま一つ入っていけなかったです。「なんでそこまで好きなの? もういいじゃん」みたいな。
忍の目線で物語は進んでゆきますから、
彼女と一緒に、一喜一憂するには、
彼を好きになった物語が、説得力を持って提示されるべきだと思いました。
[一言]
完結おめでとうございます!
素敵な物語、ありがとうございました!
薫ようこ 様
とても楽しく拝読いたしました。
「えっ!」という意外なラストで、クスクス笑ってしまいました。
暖かい職場の雰囲気、気の置けない仲間とのやりとりがよく描けていると思います。筆者の愛情が伝わってきますね。
全く何も知らない読み手に、
"第二病理? 免疫染色ってなんだろう?"
そこを丁寧に提示出来ている点は、秀逸だと思います。
[気になる点]
気になる点ですが、
おそらくこの小説の肝は、"結婚を控えた女性の恋愛観"
振り子のように、行きつ戻りつする"揺れる心"を
いかに読み手に共感を持って提示できるか?
ということになるのではないかと思います。
"気になる人" 「好きなのかもしれない人」の存在は、ふむふむと納得出来るのですが、
肝心の"浩太郎"への気持ちが、いま一つ入っていけなかったです。「なんでそこまで好きなの? もういいじゃん」みたいな。
忍の目線で物語は進んでゆきますから、
彼女と一緒に、一喜一憂するには、
彼を好きになった物語が、説得力を持って提示されるべきだと思いました。
[一言]
完結おめでとうございます!
素敵な物語、ありがとうございました!
- 投稿者: 退会済み
- 2012年 04月10日 18時59分
管理
中山愛望さま
読んでくださって、そして、感想ありがとうございます!!
ご指摘の点、とても参考になります。
大学時代の先輩に読んでもらったところ、やはり同じようなことを指摘されました。
そして、「忍」という人物がどういう風貌で、どんな性格なのか、いまひとつわからないと言われました。
もう少し、他の登場人物の口から「忍」について語らせたらよかったのではないか?と。
中山さまのご指摘とも合わせて、私は「一人称」で小説を書く際の条件を十分クリアしていなかったのではないか、と改めて気がつきました。
ありがとうございます。
確かに、忍の気持ちを読者にもっとわかりやすい形で提示しなければと思います。
そう考えていて、「そういえば私って恋愛小説ほとんど読まないんだ」ということに気がつきました。
好きな小説やドラマは、ほとんど仕事の話です。
なので、微妙な恋心を表す文章にあまり触れていないんだ、と。
でもせっかく書いた物なので、もう一度見直して推敲してみたいと思っています。
今まで私は、文章は最初に書いたものが一番いいと思っていました。
いろいろ考え過ぎると、鈍くなるような気がして。
でも、この長編を書いていて、文章とはやはり見直して、よりよくすることができるのだということにも気がつきました。
これも大きな収穫だったと思います。
いろいろな作品を読みながら、そしてまた書きながら、納得のいく作品を作りたいと思います。
本当にありがとうございました!
薫ようこ
読んでくださって、そして、感想ありがとうございます!!
ご指摘の点、とても参考になります。
大学時代の先輩に読んでもらったところ、やはり同じようなことを指摘されました。
そして、「忍」という人物がどういう風貌で、どんな性格なのか、いまひとつわからないと言われました。
もう少し、他の登場人物の口から「忍」について語らせたらよかったのではないか?と。
中山さまのご指摘とも合わせて、私は「一人称」で小説を書く際の条件を十分クリアしていなかったのではないか、と改めて気がつきました。
ありがとうございます。
確かに、忍の気持ちを読者にもっとわかりやすい形で提示しなければと思います。
そう考えていて、「そういえば私って恋愛小説ほとんど読まないんだ」ということに気がつきました。
好きな小説やドラマは、ほとんど仕事の話です。
なので、微妙な恋心を表す文章にあまり触れていないんだ、と。
でもせっかく書いた物なので、もう一度見直して推敲してみたいと思っています。
今まで私は、文章は最初に書いたものが一番いいと思っていました。
いろいろ考え過ぎると、鈍くなるような気がして。
でも、この長編を書いていて、文章とはやはり見直して、よりよくすることができるのだということにも気がつきました。
これも大きな収穫だったと思います。
いろいろな作品を読みながら、そしてまた書きながら、納得のいく作品を作りたいと思います。
本当にありがとうございました!
薫ようこ
- 薫 ようこ
- 2012年 04月12日 23時26分
― 感想を書く ―